
日焼け止めも塗っているし、帽子もかぶっている。
それなのにシミが増えたり、肌がくすんで見えたりすると、「どうして?」と思ってしまいますよね。
実は、その理由のひとつが「紫外線の照り返し」です。
さらに、日陰に入ったからといって、紫外線がゼロになるわけではありません。
今回は、意外と知られていない照り返しの危険性と、今日からできる紫外線対策をお届けします。

あなたは大丈夫?
毎日紫外線対策をしていても、意外なところで油断していることがあります。
まずは、自分の習慣をチェックしてみましょう。
□ 日陰に入るとすぐに日傘を閉じている
□ 顔だけ日焼け止めを塗っている
□ 首や耳には日焼け止めを塗り忘れやすい
□ 手の甲はほとんど塗っていない
□ 足の甲やふくらはぎは無防備
□ ベランダで洗濯物を干すときは何もしない
□ 駐車場では日傘を使わない
□ 曇りの日は日焼け止めを塗らない
□ サングラスはほとんど使わない
□ 「日陰なら大丈夫」と思っている
結果
▶︎0〜2個
素晴らしいです。
▶︎3〜5個
少し意識を変えるだけで、紫外線対策はさらにレベルアップします。
▶︎6個以上
知らないうちに照り返しによる紫外線を浴びている可能性が。
一つずつ習慣を見直しましょう。

紫外線は「下」からも届く
紫外線というと、太陽から真っすぐ降り注ぐイメージを持っている方が多いでしょう。
しかし実際には、地面や建物に当たった紫外線は、跳ね返って肌へ届くため、下からも紫外線を浴びている状態になります。
特に反射しやすい場所では、照り返しによる紫外線の影響も大きくなります。
つまり、日傘を差していても、完全に紫外線を防げているわけではないです。
地面から反射した紫外線は顔や首、あごなどへ届いてしまいます。
「上だけ守れば安心」というわけではないので要注意です。

照り返ししやすい場所
私たちが毎日歩いている場所にも、紫外線の照り返しはたくさんあります。
砂浜
白い砂浜は反射率が高く、顔だけでなく首やあごの下まで紫外線が届きます。
海水浴をしなくても、浜辺を歩くだけで日焼けしやすいので要注意です。
水面(海・川・プール)
水面は太陽の光を反射するため、顔や首に紫外線が当たりやすくなります。
ボートや釣りなども、長時間になるほど注意が必要です。
コンクリート・白いタイル
街中でも照り返しは起こります。
歩道や駅前、駐車場、ショッピングモールの広場など、毎日歩く場所でも照り返しは起こっています。
アスファルト
コンクリートほどではありませんが、紫外線を反射します。
さらに夏は地面からの熱も加わるため、体への負担も大きくなります。
白い壁や建物
建物に当たった紫外線も反射します。
特に白い外壁やガラス張りの建物が多い場所では、横から紫外線を浴びやすくなります。
ベランダ・バルコニー
「洗濯物を干すだけだから大丈夫」と思いがちですが、床や壁からの照り返しで紫外線を浴びることがあります。
ほんの数分でも、日焼け止めを塗る習慣をつけておくと安心です。
雪道
反射率が非常に高く、強い照り返しが起こります。
冬でも日焼けしやすい理由のひとつが、この照り返しです。

日陰でも安心できない
「日陰に入ったから。」「ビルの陰だから。」そんな理由で、日傘を閉じてしまう方も多いのではないでしょうか?
もちろん、直射日光は避けられています。
しかし、日陰=紫外線ゼロではありません。
日陰でも地面や壁から反射した紫外線や、空から散らばって届く散乱光は存在しています。
さらに、地面や壁から反射した紫外線も加わるため、日陰でも肌は紫外線を浴び続けています。
こんな時もまだ日傘を閉じないで
・街路樹の下を歩いている時
・ビルの陰で信号待ちをしている時
・木陰を歩いているとき
・屋外のテラス席
・屋外イベント会場
・コンクリートの歩道
・駅までの道
・商業施設の屋外通路
・駐車場
などは、照り返しを受けやすい場所です。
そのため、屋外を歩いている間は、日陰でも日傘を差したままにしましょう。
特に、白い壁やコンクリートに囲まれた場所では、照り返しによって思った以上に紫外線を受けることがあります。
日陰へ入ったからといってすぐに日傘を閉じるのではなく、屋外を歩いている間は、できるだけ差したままにしましょう。

照り返しで焼けやすい場所
紫外線対策というと、顔ばかりに意識が向きがちです。
ですが、照り返しによる紫外線は、思わぬ場所まで届いています。
あご・フェイスライン
地面から反射した紫外線が当たりやすく、日傘だけでは守りきれないことがあります。
首・デコルテ
顔には日焼け止めを塗っていても、首や胸元は塗り忘れやすい部分です。
夏は特に露出が増えるため、忘れずにケアしましょう。
耳
髪で隠れていると思いがちですが、耳も紫外線を浴びています。
日焼け止めを薄く塗るだけでも違います。
手の甲
運転中や買い物中など、一年を通して紫外線を受けやすい場所です。
年齢が出やすい部分でもあるため、こまめな塗り直しがおすすめです。
足の甲・ふくらはぎ
サンダルを履く季節は特に要注意。
照り返しによって足元も日焼けしやすくなります。
鼻の下
意外と忘れられがちな部分ですが、反射した紫外線が届きやすい場所です。
顔全体だけではなく、細かい部分まで意識して日焼け止めを塗ることが大切です。

今日からできる紫外線対策
照り返しは完全になくすことはできません。
だからこそ大切なのは、一つだけの対策に頼るのではなく、いくつかの方法を組み合わせることです。
日傘は屋外では差したまま
直射日光が当たらない場所でも、照り返しや散乱光は届いています。
屋外を歩いている間は、日陰でも日傘を差しておくと安心です。
日焼け止めは首や耳、手の甲まで
首、耳、デコルテ、手の甲、足の甲など、照り返しを受けやすい場所まで忘れずに塗りましょう。
汗をかきやすい夏は、2〜3時間を目安に塗り直すことも大切です。
帽子やUVカットマスクを使用
つばの広い帽子は、顔だけでなく首元も守ってくれます。
また、UVカットマスクやフェイスカバーを取り入れることで、照り返しが当たりやすいフェイスラインや首までしっかりカバーできます。
サングラスで目から入る紫外線対策も
紫外線は肌だけでなく、目にも影響を与えます。
外出時間が長い日は、UVカット機能のあるサングラスを活用しましょう。
紫外線が強い日は、服選びも意識
薄手の長袖やUVカット機能付きの羽織りを取り入れるだけでも、腕や肩の日焼け対策になります。
暑さ対策と紫外線対策を両立できる服を選ぶことも、夏を快適に過ごすコツです。

さいごに
紫外線対策は、日焼け止めを塗ることや日傘を差すことだけでは十分とはいえません。
太陽から降り注ぐ紫外線だけではなく、地面からの照り返し・壁からの反射・空気中で散らばる散乱光。
私たちは、気づかないうちにさまざまな方向から紫外線を浴びています。
しかし、今日からの紫外線対策で、5年後、10年後の肌は変えていくことができます。
今年の夏は、「見えない紫外線」からも肌を守る習慣を始めてみませんか?
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