
夫が「なんだか胸が痛い」と言ったら、「早く病院に行ったほうがいいよ」
子どもが体調を崩したら、「大丈夫?病院予約しようか?」きっと、そう声をかける人は多いはず。
ところが、自分のことになるとどうでしょう。
「今日は忙しいから」「このくらいなら大丈夫」「もう少し様子を見よう」そうやって、つい自分の体だけ後回しにしていませんか?
今回は、仕事や家族を優先して自分の体を我慢しがちな40代・50代へ、病院との付き合い方についてお届けします。

受診を後回しにしてない?
あなたは大丈夫ですか?チェックしてみましょう。
□ 「もう少し様子を見よう」が口ぐせ
□ 忙しいと自分の受診を後回しにする
□ 家族には病院をすすめるのに、自分は我慢する
□ 市販薬などで何とかしながら症状を長く放置している
□ 「年齢だから」「更年期だから」と自己判断する
□ 病院へ行く前にネット検索だけで済ませる
□ 「大したことなかったら恥ずかしい」と思う
□ 検査結果を聞くのが怖くて受診を避ける
□ 医療費がもったいないと思い、気になる症状を我慢する
□ 何度も繰り返す症状があっても受診していない
結果
▶︎0〜3個
自分の体に目を向けられています
▶︎4〜6個
家族や仕事を優先するうち、自分の体が後回しになっています。
▶︎7〜10個
自己判断で我慢せず医療機関へ相談しましょう。

その様子見いつまで続ける?
体に違和感があったとき、「とりあえず今日は様子を見よう」ということありますよね?
問題は、その「今日だけ」が、明日も。来週も。来月も。と、いつの間にか長くなってしまうこと。
最初は少し気になっていた症状にも慣れてしまい、「ずっとあるから、もう普通」になってしまうこともあります。
要注意
症状に慣れることと、原因がなくなることは別です。
・症状がなかなか治まらない
・何度も繰り返している
・以前より強くなっている
・日常生活に影響している
・いつもとは明らかに違う
そんな変化がある時は、我慢を続けず医療機関へ相談しましょう。
「痛くない=大丈夫」とは限らない
体の変化は、強い痛みだけで現れるわけではありません。
「なんとなく変」「以前とは違う」
そんな自分にしかわからない感覚も、受診するときに伝えるべき大切な情報です。

「年齢のせい」にしない
40代・50代になると、体の変化を感じる場面が増えてきます。
以前より疲れやすい。眠りが浅い。頭痛がする。動悸が気になる。お腹の調子が悪い。体がだるい。
そんなとき、「もう歳だから」「更年期だから」と、自分で納得させていませんか?
もちろん、年齢による体の変化や更年期に伴ってさまざまな症状が現れます。
ですが、似た症状が、ほかの病気によって起きている可能性もあります。
「更年期かな?」と思ったとき
「更年期かな?」と思ったときこそ、医療機関へ相談することが大切です。
・自分で原因を決めてしまわない
・ネット検索だけで判断しない
・「年齢だから仕方ない」と我慢し続けない

病院代は「安心代」
美容院には行く。洋服も買う。友達とのランチも楽しむ。
自分の好きなものにはお金を使えるのに、病院となると、「診察代がかかるし……」「検査になったらお金がかかりそう」と、急にもったいなく感じてしまいますよね?
もちろん、医療費は家計にとって現実的な負担です。
だから、むやみに検査を受ければいいという話ではありません。
それでも、気になる症状があるのに「お金がもったいないから」と我慢NG。
これから安心して毎日を過ごすための自分への大切な投資です。

検索より「診てもらう」
体に気になる症状が出たとき、まずスマホを開く人も多いのではないでしょうか?
「頭痛 病気」「動悸 40代」「腹痛 女性」「めまい 更年期」
調べているうちに、「もしかして、この病気?」「これって大丈夫なの?」と、どんどん不安になってしまう。
それなのに、病院には行かず、また次の日も検索する。
そんな「検索して不安になるループ」に入っていませんか?
インターネットは、症状について知るきっかけにはなります。
ですが、画面の向こうからあなたの顔色を見たり、体に触れたり、必要な診察や検査をしたりすることはできません。
同じ「頭痛」「腹痛」「だるさ」でも、その背景は一人ひとり違います。
不安をなくしたくて検索しているのに、検索するほど不安が増えている。
それなら、ひとりで答えを探し続けるより、医療機関へ相談するほうが次の行動につながります。

#7119とは?
急な病気やけがでは、自分だけで判断するのが難しい場面もあります。
そんな時のために知っておきたいのが、救急安心センター「#7119」です。
#7119とは?
急な病気やけがで「今すぐ病院へ行ったほうがいい?」「救急車を呼んだほうがいい?」と判断に迷った際、電話で相談できる相談窓口です。
症状などを聞き取り、緊急性や受診の必要性を判断し、必要に応じて受診できる医療機関や受診のタイミングなどについて案内してもらえます。
ただし、#7119はすべての地域で同じように利用できるわけではありません。
実施地域や対象年齢、利用時間などが異なるため、お住まいの地域の情報をあらかじめ確認しておきましょう。
また、明らかに緊急性が高い場合は、#7119への相談を待たず119番へ。

受診は無駄ではない
勇気を出して病院へ行った。診察を受け、必要な検査もした。
そして、「今のところ大きな問題は見当たりません」と言われた。
そんなとき、「じゃあ、病院に来なくてもよかったのかな」「診察代がもったいなかったかも」と思ってしまう人もいるでしょう。
受診は無駄ではない
医師に相談し、必要な診察を受けられたこと自体に意味があります。
そして何より、「病気だったらどうしよう」と毎日検索したり、不安を抱え続けたりする状態から一歩進めます。
症状が続く場合は・・
ただし、一度診てもらって問題が見つからなかったからといって、その後のすべての症状まで大丈夫と決まったわけではありません。
症状が続く。悪化してきた。新しい症状が加わった。生活に支障が出てきた。
そんな変化があれば、もう一度医療機関へ相談しましょう。
「前に大丈夫と言われたから」と、今度はそれを理由に我慢しないことも大切です。

さいごに
家族が体調を崩したら心配する。親の病院には付き添う。
でも、自分の不調だけは、「まだ大丈夫」「私さえ我慢すればいい」と後回しにしてしまう。
そんな40代・50代の女性に、最後に伝えたいことがあります。
痛みや違和感など、いつもと違う変化があるなら、それは体からのサイン。
家族の体を大切にするのと同じように、自分の体にも時間とお金を使ってあげてください。
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