
健康のために野菜をたっぷり食べてる方、多いですよね?
ですが、野菜の中には加熱が必要なものや、下処理をしてから食べたいもの、生で食べられても注意が必要なものがあります。
今回は、知っておきたい「生食に注意したい野菜」をお届けします。

じゃがいも
じゃがいもで注意したいのが、「ソラニン」や「チャコニン」と呼ばれる天然毒素です。
特に要注意
・芽とその根元
・緑色になった皮やその周辺
・未熟で小さなじゃがいも
多量にとると、吐き気や嘔吐、腹痛、下痢、頭痛などにつながります。
注意
調理するときは芽を根元まで取り除き、緑色になっている部分は皮を厚めにむいて取り除きます。
食べたときに強い苦味やえぐみを感じた場合は、無理に食べないようにしましょう。
光の当たらない涼しい場所で保存することも大切です。

乾燥インゲン豆
白インゲン豆など、完熟させて乾燥したインゲン豆には「レクチン」が含まれています。
生のまま、または十分に加熱されていない状態で食べると、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢などを引き起こす原因になります。
「軽く炒る」だけでは不十分
乾燥したインゲン豆は、水で十分に戻したあと、沸騰した状態で中までやわらかくなるまでしっかり加熱して食べます。
自己流で軽く炒ったり、加熱時間を極端に短くしたりするのは避けましょう。

たけのこ
生のたけのこにはアクやえぐみのもとになる成分が含まれているため、基本的には下ゆでしてから料理に使いましょう。
買ってきたら早めに下ゆで
皮つきの生たけのこなら、米ぬかなどを使ってゆでてアク抜きをします。
下処理をしたあとは、たけのこご飯・煮物・炒め物・汁物などに。
スーパーなどで販売されている「水煮たけのこ」は、すでに下処理されているものが一般的です。
商品の表示を確認して使いましょう。

里芋
秋冬の煮物や汁物で活躍する里芋も、生食には向きません。
里芋には、針のような形をした「シュウ酸カルシウム」の結晶が含まれています。
生の状態で口にすると、口や喉に刺激を感じる原因になります。
里芋の皮をむいたときに手がチクチクしたり、かゆくなったりするのも、この結晶が関係しています。
中までしっかり加熱
煮物・味噌汁・豚汁・蒸し料理・グラタンなど、十分に加熱してから食べましょう。
皮をむくと手がかゆくなりやすい人は、調理用手袋を使うと扱いやすくなります。

もやし
もやしは、温度や湿度が高い環境で発芽・栽培されるため、細菌が増殖しやすい食品のひとつです。
シャキシャキした食感がおいしいもやしですが、基本的に加熱して食べましょう。
おすすめ
炒め物・スープ・味噌汁・鍋物・ナムルなど、加熱してから食べます。
ナムルにするときも、生のまま調味料と和えるのではなく、一度加熱してから味付けしましょう。

枝豆
夏から秋にかけておいしい枝豆。
枝豆は、大豆が成熟する前の若い状態で収穫したものです。
採れたてを見ると、そのまま食べられそうに感じますが、枝豆は基本的に加熱して食べましょう。
注意
冷凍枝豆の場合も、「解凍するだけで食べられる商品」なのか「加熱調理が必要な商品」なのかパッケージの表示を確認することが大切です。

ほうれん草
ほうれん草には「シュウ酸」が含まれているので、たっぷりのお湯で下ゆでして水にさらしましょう。
サラダほうれん草は別
生食向けとして販売されている「サラダほうれん草」は、生で楽しむことができます。
普段スーパーで購入する一般的なほうれん草なら、おひたし・ごま和え・炒め物・スープ・味噌汁など、加熱して食べると取り入れやすくなります。

きのこ類
しいたけ、しめじ、まいたけ、えのきなど、スーパーでは野菜と同じ売り場に並んでいることが多いため、「生でも大丈夫そう」と感じるかもしれません。
しかし、普段料理に使うきのこ類は、基本的に加熱して食べましょう。
中まで加熱
炒め物・鍋・味噌汁・スープ・ホイル焼き・炊き込みご飯などにして、十分に火を通しましょう。
特に厚みのあるしいたけなどは、表面だけ焼いて終わりにせず、中まで加熱することが大事です。

さいごに
野菜には生がおいしい野菜、加熱したい野菜、下処理が必要な野菜など、それぞれに合った食べ方があります。
食材に合った食べ方でおいしく楽しんでいきましょう。
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