
足だけ冷えてしまうのはなぜ?
足は体の中で特に冷えやすい部分です。
なぜなら、血液を全身に送り出しているのは心臓で、心臓から遠い部分ほど血液の流れが緩やかになるから。
足は心臓からの距離が遠いため、血液の流れが滞りがちです。
また、血管も心臓から遠くなるにつれて細くなるため、末端部位の血流は滞りやすくなります。
それに加えて、重力も影響し、足先から心臓への血液循環は逆になります。
この状態がむくみを引き起こし、冷えを悪化させます。
要するに、足は体全体の中でも特に、血流が悪く冷えやすくなる場所なのです。

冷えと筋肉の関係
筋肉量は体温調節に重要な役割を果たします。
筋肉は活発に動いたり収縮したりすることで熱を発生させ、体温を維持するのに役立ちます。
より多くの筋肉量を持つ人は、静止した状態でも多くのエネルギーを消費し、その結果、体温を一定に保ちやすくなります。
一方で、筋肉量が不足すると、体温を保つのに必要な熱量を生み出す能力が低下します。
そのため、筋肉量が少ない場合、体温を維持するための代謝が低くなり、冷えやすくなる可能性があります。
特に女性は男性に比べると体重に対する筋肉の量が少ないので、運動での血流量や発熱が少なくなり、冷えやすいと言われています。

長時間作業が冷えを招く!?
座りっぱなしや立ちっぱなしと言った、長時間同じ姿勢を続けることで、筋肉が緊張し、血液の循環が妨げられ、冷えを悪化させる可能性があります。
座りっぱなしや立ちっぱなしの状態で血流が十分に行き渡らないと、特に末端部(手や足など)の血液循環が悪くなります。
これにより、末端部の体温が低下しやすくなります。
定期的に体を動かしたり立ち上がったりして、固まった筋肉をほぐし、血流を改善することが大切です。
動けない状態であれば、こまめに脚やふくらはぎをマッサージするだけでも血流の改善につながります。

凍える足にサヨナラ!足冷え解消5つの方法
足湯
温かいお湯に足を浸すことで、血行を促進し、足を温めることができます。お風呂に浸からなくても、家の中でバケツや足湯器を使って足湯を楽しむことができます。湯温は38〜40度が目安です。
靴下
保温性の高い靴下を履くことで足を暖かく保ちます。特に、ウールやフリースの靴下は保温性が高くおすすめです。厚すぎない適度な靴下を選びましょう。
適度な運動
足を動かすことで血行が良くなり、体温を上げることができます。ウォーキングやジョギング、ストレッチなど、適度な運動を取り入れることが重要です。
温かい飲み物
ハーブティーや温かい飲み物は体を温め、代謝を促進します。特にジンジャーティーや温かいレモン水などは体を温める効果があります。
保温対策
足元を保温するために、ホッカイロや湯たんぽをおすすめします。特に寝る前に布団を温めることで、眠りに落ちやすく、寝ている間に足先が冷えるのを防げます。