
子どもの頃、ご飯や給食の時間に、親や学校の先生に「しっかり噛みなさい」と言われた経験ありませんか?
「口元の健康が全身の健康につながる」と言われるように、口内の健康を守ることは、私たちの健康に欠かせない要素です。
この記事では、よく噛むことで得られる6つの驚くべき効果、噛むためのヒントをお伝えします。

現代人の呪縛? 昔に比べて噛む回数が減少?
近年、加工食品や柔らかい食べ物が増え、噛む回数が減っています。
同時に、食事にかける時間も短くなっています。
十分に噛まないことで、食事の栄養バランスが崩れ、生活習慣病などのリスクが高まる可能性があります。

噛むことのメリット!よく噛むことで得られる6つの驚くべき効果
よく噛むことには、ダイエットに健康にさまざまな効果があります。
消化の促進
食べ物をよく噛むことで、唾液の分泌が増え、消化酵素が活性化され、胃腸への負担を和らげます。
ダイエット効果
よく噛むことで、食事をゆっくりと楽しむことができ、脳に満腹感を伝え、食べ過ぎを予防します。
味覚が発達する
よく噛むことは、食材の風味や香りが十分に広がったりと、食べ物の本来の味わいをより深く感じることができるようになり、食事の満足度が高まります。
表情筋が鍛えられる
口の周りの筋肉を使うことで、顎や顔の筋力が向上し、口の健康を維持するだけでなく、表情筋を鍛えることにもつながります。
脳の活性化
よく噛むことは、脳の機能を刺激し、注意力や集中力を高めると言われています。また、栄養と酸素が十分に供給され、脳の活性化につながります。
体力向上につながる
よく噛むことで、食物を細かく砕くことで消化吸収を促進し、栄養素を効率的に取り込むことができるため、全身の体力向上につながります。

「よく噛む」ことで虫歯と歯周病を撃退!
よく噛むことによって、口の中により多くの唾液が分泌されます。
唾液には抗菌作用があり、細菌の繁殖を防ぎ、口腔内を清潔に保つことで、むし歯や歯周病の予防につながります。
また、よく噛むことで食べ物が細かくなり、歯垢や食べかすが詰まりにくくなります。

よく噛むためのヒント
1口30回以上噛む
一口につき、30回〜50回くらいを目安に、意識して噛む回数を増やすようにしましょう。
水分で一緒に流し込まない
食べ物をあまり噛まずに、水分と一緒に流し込んでしまうと、必然的に噛む回数が少なくなりがちです。
しっかり噛んでから飲み込んで、口の中に何もなくなった状態で水分をとるようにしましょう。
こうすることで、食べる速度も落ちて、早食いも防げますよ。

歯ごたえ満点の食品で噛む回数UP
よく噛むためには、柔らかくて簡単に食べられる食品よりも、以下のような噛みごたえ&歯ごたえのある食品を選んであげましょう。
野菜
ブロッコリー・セロリ・人参・ごぼう・蓮根・たけのこ・イモ類etc
果物
リンゴ・バナナ・オレンジetc
穀物
オートミール・全粒粉パン・玄米etc
豆類
レンズ豆・ひよこ豆・黒豆etc
きのこ類
しいたけ・エリンギ・まいたけ・えのきetc
海藻類
わかめ・昆布、寒天、ひじきetc
こんにゃく
こんにゃくにはほとんどカロリーがないため、ダイエット中でも安心して食べることができます
肉類
鶏の胸肉・豚のロース・牛の赤身etc
魚介類
イカ・タコ・エビ・鮭・マグロetc
ナッツ類
アーモンド・ピスタチオ・くるみetc
ドライフルーツ
レーズン・クランベリー・プルーンetc
乾物
切り干し大根・干ししいたけ・高野豆腐、いりこetc

噛む楽しみを見つける「料理術」の極意
よく噛むには、以下のような「調理法」をおすすめします。
食材をいつもより大きめに切る
食材を、ざく切りや乱切りなど、大きめに切ることで、口の中でしっかりと噛み砕かないと飲め込めないので必然的に噛む回数が増えます。
ただし、喉につまらせないように気をつけてくださいね。
皮を剥かずにたべる
皮ごと食べられる食材は、その皮をきれいに洗って一緒に食べるようにしましょう。
例えば、リンゴなどの果物の皮や、ジャガイモや人参などの野菜の皮などは、皮にも栄養や食物繊維が豊富に含まれています。
そのため、よく噛むことで栄養をしっかりと摂取し、消化や代謝をサポートすることができます。

さいごに
現代の食事は、加工食品や柔らかい食品が増え、噛む回数が減ってきています。
よく噛んでゆっくり食べることは、ダイエット効果だけでなく、脳や歯の健康も期待できます。
毎日の食事で「よく噛むこと」を意識して、健康的な食生活を送りましょう。