
「ダイエットのために、便秘薬を常用してる」
このような経験ありませんか?
病院に行かずに、手軽に手に入る便利な便秘薬ですが、過剰摂取は思わぬトラブルを引き起こす可能性があります。
今回は、便秘薬のリスクと健康的な解決策についてお伝えします。

便秘薬がもたらす最悪の事態とは?
実は私も、20代の頃、ダイエット目的で便秘薬を飲んでいました。
当時は、「たくさん食べても、排出できれば太らないはず」という、あさはかな考えで、お腹をくだす度に「よし、これで痩せるぞ!」と喜んでいました。
しかし、便秘薬は根本的な解決ではなく、一時的な処置に過ぎないことを後で知りました。
最初は1日1錠だった便秘薬も、徐々に効果が薄れてきて、2錠、3錠と増え、最終的には8錠も飲むように。
当初は便が出てスッキリ感じ、痩せたような気分になりましたが、次第に薬の量を増やさないと効果がでない体になってしまったのです。
最終的には、薬の効果はなくなり、腹痛だけが残り、一日中トイレにこもるという最悪の状態になりました。

便秘薬の罠〜なぜ依存が生じる?
便秘薬には、大腸の粘膜を刺激して排便を促す成分「刺激性下痢」が含まれています。
しかし、これを長期間続けると、体がその刺激に慣れてしまいます。
その結果、薬を使わないと便が出なくなり、依存性が高まります。私のように、使用量も増えてしまう人もいます。
さらに、便秘薬を用法用量を守らずに量を多くしたり、長期間にわたって使い続けると、腸の本来の機能が悪くなり、自然な排便が困難になることがあります。
また、大腸が刺激に慣れると、逆に便秘が悪化してしまうことがあります。

「美」のために便秘薬を使うのはNG!その理由とは?
もし、「美」や「ダイエット」を目的に便秘薬を使用しているのなら、控えてあげましょう。
便秘薬を毎日利用すると、体が栄養を吸収しにくくなり、栄養不足に陥るおそれがあります。
その結果、肌の状態が悪化したり、髪のツヤも失われる可能性があります。
美を追求する上で、健康を犠牲にすることは得策ではありません。
代わりに、バランスの取れた食事や適度な運動、良質な睡眠を心がけることが大切です。
その方が長期的に見ても良い結果を得られると思います。

便秘を解消するための基本的な4つのアプローチ
できるだけ便秘薬の使用を避け、自然なお通じを促すにはどうしたらよいのでしょうか?
水分をしっかり摂る
水分不足は便が硬くなりやすく、排便が困難になりやすいです。
ですが、毎日、体の中に水分を取り入れることで、便が柔らかくなり、排便がスムーズになります。
一般的には、1日に約2リットルの水を摂取することが推奨されていますが、個々の体調や活動量に合わせて調整してみましょう。
体を動かす
適度な運動は、血流をよくして腸の動きを促進し、便秘の解消につながります。
ウォーキングやストレッチなど、自分のペースや体力に合わせた無理のない、日常生活に取り入れやすい運動を取り入れましょう。
規則正しい生活習慣
規則正しい生活リズムを整えることで、腸の働きも安定しやすくなります。
同じ時間に起床し、同じ時間に食事を摂ることを心がけましょう。
リラックスタイムを取り入れる
ストレスが便秘を悪化させることがあります。
自分なりのリラックス方法を見つけ、ストレスを軽減しましょう。

便秘解消に効果的な食品リスト8選
また、以下のような食品を取り入れることで、便秘の改善が期待できます。
野菜
「イモ類」(さつまいも、さつま芋、ジャガイモetc)「キャベツ」「ほうれん草」などの繊維が豊富な野菜は、便通の改善をサポートしてくれます。
果物
「リンゴ」「バナナ」「キウイフルーツ」「オレンジ」など、果物の中でも食物繊維が多く含まれるものが便秘の改善に効果的です。
海藻類
海藻には食物繊維が豊富に含まれており、腸の働きを促進して便通を改善してくれます。
「わかめ」「昆布」「ノリ」などの海藻には食物繊維の他にもミネラルやビタミンが豊富に含まれています。
きのこ類
きのこ類には食物繊維が豊富に含まれており、消化器官の働きを助けて便通を促進します。
特に、「しいたけ」「しめじ」「えのきたけ」などのきのこ類には食物繊維だけでなく、ビタミンやミネラルも豊富に含まれています。
全粒穀物
「全粒小麦」「オーツ麦」「玄米」などには食物繊維が豊富に含まれており、便通を促進します。
発酵食品
「納豆」「ヨーグルト」「キムチ」「みそ」などの発酵食品は腸内環境を整え、便秘の改善に役立ちます。
オリーブオイル
「オリーブオイル」にはオレイン酸という成分が含まれており、腸内の排便をスムーズにする働きがあります。
えごま油
「えごま油」にはαリノレン酸やγリノレン酸といった必須脂肪酸が含まれており、便の柔軟性を保ちながら排便を促進します。

さいごに
このように、「便秘薬」は美や健康を遠ざける可能性があります。
できるだけ依存せず、自然な排便を促すために体の力を鍛えましょう。