
爽やかな立夏の訪れとともに、豊かな緑に彩られた道端には、今が旬の「よもぎ」が目を楽しませます。
今回は、この季節ならではの爽快な空気感の中で、よもぎが持つ美容効果についてご紹介します。

世代を超えて愛される「よもぎ」
古来から、よもぎは食用だけでなく、医療用としても利用されてきた貴重な薬草です。
その名声は、「ハーブの女王」とまで称されるほどです。
日本では、よもぎの葉を利用した様々な料理や飲み物が古くから親しまれてきました。
「よもぎ餅」や「草団子」「おひたし」「天ぷら」など、さまざまな形でその香りや効能を楽しむことができます。
また、よもぎをお茶として飲んだり、湯船に入れて体を温めたりすることも、古くからの伝統的な健康法として愛されています。

よもぎの美容効果を徹底解剖!
むくみの改善
よもぎには利尿作用があり、体内の余分な水分を排出するのを助けることで、むくみの予防や改善に役立ちます。
また、よもぎに含まれる成分が血行を促進し、リンパの流れを改善することもむくみを軽減するのに効果的です。
アンチエイジング効果
よもぎに含まれる「βカロテン」や「ビタミンC」などの抗酸化物質は、体内の活性酸素を除去し、細胞の老化を防ぎ、肌のハリや弾力を保ち、シミやシワの発生を抑制してくれます。
また、よもぎに含まれる「ポリフェノール」なども、細胞の老化を遅らせる「アンチエイジング効果」を高めてくれます。
冷え性改善
よもぎには、体を温める作用があり、血行を促進して新陳代謝が促進されます。
特に、よもぎを入れたお風呂に入ると、体を芯から温めて冷えを和らげる効果が期待できます。
また、よもぎ茶を飲むことで内側から体を温めることもできます。

よもぎの健康パワーを探る
よもぎには、美容効果だけでなく、腸内環境を整えたりと体にうれしい効果があります。
腸内環境を整える
よもぎに含まれる「不溶性食物繊維」は、腸の働きを活性化させて、便通をスムーズにする効果があります。
不溶性食物繊維は水分を吸収し、腸内で膨らんで便を柔らかくし、腸のぜん動運動を刺激して排便を促進します。
その結果、便が溜まりにくくなり、便秘の改善や腸内環境の改善に役立ちます。
貧血予防
よもぎに含まれる「鉄分」や「ビタミンC」は、貧血予防に役立ちます。
鉄分は赤血球の生成に必要で、貧血を予防します。
また、ビタミンCは鉄分の吸収をサポートしてくれます。
コレステロール値の低下
よもぎに含まれる「クロロフィル」は、ヘモグロビンを増やし、血液の循環を促進します。
この効果により、血液が体内を巡り、余分なコレステロールを吸着して排出されることで、血中コレステロール値が下がると言われています。

よもぎの「リラックス効果」
よもぎには、ストレスを軽減し「リラックス効果」をもたらす成分が含まれています。
また、よもぎの香り自体がリラックスを促してくれます。
よもぎを使用した「入浴剤」や「アロマテラピー」などを行うことで、心身をリフレッシュさせる効果が期待されます。

よもぎを取り入れる際の重要ポイント
美と健康に効果が期待できる「よもぎ」ですが、注意する点もあります。
きくアレルギーに要注意!
よもぎはキク科の植物です。
そのため、キクのアレルギーを持つ人やお子さまは使用に注意が必要です。
初めて使う場合は、少量から始めて様子を見ましょう。
よもぎを採取する際の安全対策
よもぎは身近な場所で見かけることがあり、庭や公園などさまざまな場所で手に入ります。
しかし、よもぎの葉は毒草の「トリカブト」と似ているため、注意が必要です。
採取する際は、本物のよもぎであることを確認してください。
疑わしい場合は、市販のよもぎパウダーを購入することをおすすめします。
妊娠中のよもぎ摂取量について
よもぎに含まれる「ツヨン」という成分は、子宮を収縮させる作用があります。
過剰な摂取は流産や早産のリスクを高める可能性があるため、妊婦の方は、摂取量に注意してあげてください。

さいごに
今の季節は、冬の不摂生が身体に影響を及ぼしやすく、体調不良も起こりやすい時期です。
日本人が古くから大切にしてきた「よもぎ」を生活に取り入れてみませんか?