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梅雨の頭痛対策!効果的な方法とは? 

2024年7月12日 / 2011607


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ここ最近、雨が降ったり止んだりする日が続いていますね・・

この梅雨時期、多くの方が頭痛に悩まされています。

今日は、そんな頭痛を予防するための簡単な対処法をご紹介します。



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梅雨時期の頭痛の根本原因とは?



気候や気圧の変化、ホルモンバランスの変化が主な原因です。


気圧の変化

梅雨時期は気圧が急激に変動することが多く、これが片頭痛を引き起こす原因となります。低気圧になると、体内の血管が拡張しやすくなり、神経が刺激されて痛みを感じやすくなります。


湿度の変化

湿度が高くなると、体内の水分バランスが崩れやすくなり、片頭痛を誘発することがあります。


温度の変化

梅雨時期は気温の変動も激しく、体が温度差に対応しきれないことがあります。これにより、片頭痛が発生しやすくなります。



ホルモンバランスの変化

梅雨時期の気候変動は、ホルモンバランスにも影響を与えることがあります。特に女性は、月経周期やホルモンバランスの変化により片頭痛が悪化することがあります。



ストレスや疲労

長引く雨や曇り空は、心理的なストレスや疲労を増大させることがあり、これが片頭痛の引き金になることもあります。


生活習慣の乱れ

天気が悪いと運動不足や睡眠不足になりやすく、これが片頭痛の原因となることがあります。




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梅雨時期の頭痛がひどくなると・・?



以下のような症状が見られることがあります。


めまい

気圧の変化により、内耳の平衡感覚が乱れ、めまいが生じることがあります。


肩こり

片頭痛が首や肩の筋肉を緊張させることがあり、その結果として肩こりが発生することがあります。


吐き気

片頭痛が激しくなると、自律神経が乱れ、吐き気や嘔吐を引き起こすことがあります。


これらの症状は、頭痛の一部として現れることが多く、日常生活に支障をきたすことがあります。

では、頭痛を予防するために、どうしたらよいのでしょうか?



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心身をリラックスさせる



気圧の変化や湿度の影響で体調が不安定になりやすく、ストレスも溜まりやすいこの時期には、定期的に深呼吸や瞑想を行ったり、趣味に没頭したりすることが効果的です。

また、軽い運動や温かいお風呂を利用することで、筋肉の緊張をほぐし、心身をリラックスさせることができます。



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規則正しい生活を送る



定時に睡眠をとり、バランスの取れた食事を心がけ、適度な運動をすることで、体調の安定を保ち、片頭痛の発作を減らすことができます。

特に梅雨時期は気圧の変化や湿度の影響が大きいので、生活リズムを整えることがとても大切です。




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水分を十分に摂る



梅雨時期は気温の高低差が大きく、湿度が高いため、体内から水分が失われやすい状況にあります。

特に頭痛や体調不良の要因となる脱水症状は、片頭痛を引き起こす可能性があります。

このため、定期的に水分を摂取し、体内の水分バランスを保つことが大切です。




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適度な運動をする



運動によって血流が促進され、体内の酸素や栄養が効率よく供給されることで片頭痛の発作を和らげる効果が期待されます。

また、運動はストレスを軽減し、神経の安定を助けるため、片頭痛の誘因となるストレスや気分の不安定を緩和してくれます。

運動の種類としては、「ウォーキング」「水泳」「ヨガ」「ストレッチ」などの軽い運動をおすすめします。

ただし、激しい運動や高温多湿な環境での運動は逆効果となることがあるため、適度な強度と快適な環境で行うことが大切です。




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マグネシウムを含む食品を摂取する



マグネシウムは、神経伝達や筋肉の機能をサポートし、片頭痛の頻度や強度を軽減することが研究で示されています。



海藻類

海苔、わかめ、昆布、ひじきなどの海藻類は、マグネシウムを豊富に含んでおり、神経や筋肉の機能をサポートし、片頭痛の予防や緩和に効果的です。



ナッツ類

アーモンド、カシューナッツ、ヘーゼルナッツなどは、マグネシウムが多く含まれています。


種子類

かぼちゃの種、ひまわりの種、チアシードなどはマグネシウムが多く含まれています。


緑の葉野菜

ほうれん草、ケールなどの緑の葉野菜には、マグネシウムが多く含まれています。


全粒穀物

キヌア、玄米、オートミール、全粒パンなどは、精製された穀物よりも多くのマグネシウムを含んでいます。


豆類

納豆・豆腐・豆乳などの大豆製品、黒豆、レンズ豆、ひよこ豆などの豆類も、マグネシウムが豊富です。


魚介類

サーモン、マグロ、イワシなどの魚は、マグネシウムが多く含まれています。


バナナ

バナナは、カリウムとともにマグネシウムも含まれており、手軽に摂取できるフルーツです。




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ビタミンB2を含む食品を摂取する



ビタミンB2は、エネルギー代謝を助け、神経系の健康を維持するために大切なビタミンです。


乳製品

牛乳、ヨーグルト、チーズなどの乳製品は、ビタミンB2が多く含まれています。


特に卵黄にはビタミンB2が豊富に含まれています。


肉類

牛肉、豚肉、鶏肉などの赤身の肉にはビタミンB2が含まれています。特にレバーは高い含有量を誇ります。


魚介類

うなぎ、サバなどの魚には、ビタミンB2が多く含まれています。


緑の葉野菜

ほうれん草、ブロッコリー、アスパラガスなどの緑の葉野菜は、ビタミンB2が多く含まれています。


ナッツ類

アーモンドやクルミなどのナッツ類も、ビタミンB2を含んでいます。


全粒穀物

全粒パン、玄米、オートミールなどの全粒穀物には、ビタミンB2が含まれています。


豆類

レンズ豆、ひよこ豆、黒豆などの豆類も、ビタミンB2を豊富に含んでいます。




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室内と外との温度差を小さくする



急激な温度変化は血管の収縮や拡張を引き起こし、自律神経に影響を与えて片頭痛の原因になることがあります。

これを防ぐために、エアコンの温度設定を外気温との差が5度以内にする、脱ぎ着しやすい服装を選び、室内の空気を適度に入れ替えるなどの対策をしましょう。

また、扇風機やサーキュレーターを併用して空気を循環させ、均一な温度を保つことや、こまめな水分補給も大切です。




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煙草をひかえる



ニコチンは血管を収縮させ、酸素不足を引き起こし、神経系に刺激を与えて片頭痛を誘発することがあります。

禁煙することで血管収縮や酸素不足を防ぎ、神経系への刺激やストレスを減らすことができ、片頭痛の予防や緩和に効果があります。




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アルコールをひかえる



アルコールは血管を拡張させる作用があり、片頭痛の引き金になることがあります。

また、利尿作用があるため、体内の水分が失われやすく、脱水症状を引き起こすことがあります。

さらに、睡眠の質を低下させるため、十分な休息が取れず片頭痛を誘発しやすくなります。




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鎮痛剤は最終手段に!



頭痛がひどいと、つい鎮痛剤に手が伸びそうなのですが、できればこれは最終手段にしてあげましょう。

鎮痛剤の頻繁な使用は新たな頭痛を引き起こす可能性があり、耐性がついて効果が薄れることもあります。

また、副作用もあるため、健康への影響が心配されます。



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さいごに



これらの対処法を試して、自分に合った方法を見つけてあげましょう。

少しでも、頭痛が緩和されますように。。

また、症状がひどい場合や頻繁に起こる場合は、医師に相談することをおすすめいたします。