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秋の味覚!『秋刀魚パワー』良質な脂で貧血&高血圧改善

2024年9月15日 / 565075



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秋の味覚といえば「秋刀魚」

塩焼きや炊き込みご飯、お刺身など、子どもからお年寄りまで幅広く愛される魚です。

今回は、そんな秋刀魚がもたらす美容や健康効果と、手軽に作れるレシピをご紹介します。




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秋刀魚の「体に良い脂」の秘密



「脂」と言うと、体に良くないというイメージがありますが、秋刀魚の脂は健康にとって非常に良いものです。

サンマに含まれる脂には、EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)といった、オメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。

これらの成分は、血液をサラサラにする効果があり、動脈硬化や心臓病のリスクを下げるといわれています。

また、中性脂肪を減らす効果もあるので、適度な量であればむしろ健康的なのです。



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「秋刀魚」で美肌ゲット!



秋刀魚には、肌の健康を保ち、アンチエイジング効果が期待できる栄養がたっぶり含まれています。


美肌効果

秋刀魚に含まれる「ビタミンA」は、肌の潤いを保つサポートをし、シワや乾燥から肌を守ります。また、「ビタミンE」は抗酸化作用があり、紫外線やストレスによるダメージを軽減し、老化の進行を抑えてくれます。


アンチエイジング効果

秋刀魚に豊富な「EPA」と「DHA」などのオメガ3脂肪酸は、血流を改善し、細胞の老化を遅らせる働きがあります。これにより、肌のハリや弾力を保つことが期待できます。


髪や爪の健康をサポート

秋刀魚に含まれる「ビタミンB群」は、細胞の新陳代謝を促し、髪や爪の健康をサポート。艶やかで美しい髪や爪を保つ効果が期待できます。




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女性に嬉しい「秋刀魚」の栄養力



秋刀魚に含まれる「ビタミンB12」は、血液を作るために必要な栄養素で、「造血ビタミン」とも呼ばれています。

特に女性や貧血気味の方には、とても大切なビタミンで、赤血球を作る働きがあり、全身に酸素が運ばれやすくなります。

ビタミンB12が不足すると、疲れやすくなったり、貧血の症状が出やすくなります。

特に女性は鉄分不足や貧血になりやすいため、ビタミンB12を含む食品を積極的に摂ることが推奨されます。


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「秋刀魚」がもたらす6つの健康効果とは?



秋刀魚は、美容効果だけでなく、健康にも多くのメリットをもたらしてくれます。


心血管系の健康をサポート

秋刀魚に含まれる「EPA」には、血液をサラサラにし、動脈硬化や心臓病、脳卒中のリスクを減らす効果が期待されます。



高血圧を予防

秋刀魚に含まれる「DHA」には、血圧を安定させる効果もあり、血圧の上昇を抑え、高血圧の予防に役立ちます。



脳機能の向上

秋刀魚に含まれる「DHA」には、脳の神経細胞を活性化させ、記憶力や集中力を高める効果があり、認知症予防や子どもの成長にも役立ちます。




骨の健康

秋刀魚に含まれる「カルシウム」や「ビタミンD」が骨を強く保つサポートしてくれます。ビタミンDは、カルシウムの吸収を助ける役割を持っているため、骨粗しょう症の予防にも効果的です。



疲労回復

ビタミンB群が豊富な秋刀魚は、エネルギー代謝を促進し、疲労回復をサポートします。



免疫力アップ

秋刀魚に含まれる「ビタミンA」や「ビタミンD」は、免疫機能を高め、体を病気から守る働きがあり風邪やインフルエンザの予防に役立ちます。




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おいしい秋刀魚の見分け方



新鮮な秋刀魚を選ぶためには、以下のポイントをチェックしましょう。


目が澄んでいるか

新鮮なサンマの目は、透明でキラキラとしています。白く濁ったり、赤く充血していたり目の部分がへこんでいるものは鮮度が落ちている証拠です。


皮と身のツヤ

表面に銀色の光沢があり、身が引き締まっているものが新鮮です。皮がくすんでいたり、触ると柔らかく感じるものは鮮度が悪いです。


腹が引き締まっているか

サンマの腹部がしっかりと引き締まっていることも重要です。腹が膨れているものや、押すとやわらかいものは内臓が傷んでいる可能性があります。


口先が黄色いか

新鮮な秋刀魚は、口先が黄色いのが特徴です。これが鮮度の良さの目安とされています。口が黒ずんでいるものは鮮度が落ちています。


尾がピンと立っているか

尾がしっかりと立っているサンマは新鮮。反対に、尾がだらんとしているものは鮮度が落ちています。


これらのポイントを押さえて、鮮度の良い秋刀魚を選びましょう。



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新鮮が命!秋刀魚は早めに食べるべき



サンマは他の生魚と同様、鮮度が落ちやすいため、長期間の保存には向いていません。

特に、脂が多いサンマは傷みやすく、鮮度が落ちると風味が損なわれることがあります。

しかし、以下の方法で保存期間を延ばすことが可能です。


冷蔵保存

購入した当日か翌日までであれば、冷蔵庫で保存可能です。

内臓を取り除き、ペーパータオルで水分を拭き取ってから保存すると、鮮度を少し保つことができます。

密閉容器やラップで包んで保存しましょう。


冷凍保存

長期間保存したい場合は、冷凍保存がおすすめです。

サンマは生のまま冷凍することもできますが、できれば内臓を取り除き、切り身や開きにしてから冷凍するのがベストです。

1か月程度は冷凍で保存可能ですが、鮮度を保つためにできるだけ早めに使うことをおすすめします。




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秋刀魚の旨味たっぷり!「秋の混ぜご飯」



材料(4人分)

- 秋刀魚:2尾

- 米:2合

- しょうが:1かけ(千切り)

- しめじ:1/2パック(石づきを取ってほぐす)

- 昆布:5cm角1枚

- だし汁:適量

- 酒:大さじ2

- みりん:大さじ1

- 醤油:大さじ2

- 塩:少々

- 小ねぎ・いりごま・青じそ(お好みで):適量


作り方

1. 秋刀魚は内臓を取り、よく洗って水気を拭き取ります。グリルやフライパンで両面に軽く焼き色がつくまで焼き、粗熱を取ってから頭と骨を外し、身をほぐします。


2. 米を研いで、30分ほど水に浸しておきます。炊飯器の内釜に米を入れ、2合の水加減より少し少なめにだし汁を注ぎます。


3. だし汁に酒、みりん、醤油、塩を入れて混ぜ、千切りのしょうが、しめじ、昆布を加えます。昆布はご飯が炊き上がる前に取り出します。


4. 炊きあがったら、焼いた秋刀魚の身を軽く混ぜ合わせます。


5. お好みで刻んだ小ねぎ・いりごま・青じそを散らして完成です。