
秋が旬の果物といえば「柿」
昔から日本の食文化に深く根付いており、秋になると多くの家庭でおなじみの果物ですよね。
今回は、そんな柿に秘められた美容や健康への嬉しい効果をご紹介します。

「柿が赤くなると、医者が青くなる」
昔から日本に伝わることわざ「柿が赤くなると、医者が青くなる」
これは、秋になり、栄養たっぷりな柿を食べることで健康が保たれ、医者にかかる必要が少なくなる、という健康を重視した言い回しです。
柿にはビタミンや食物繊維が豊富で、風邪の予防や体調を整える効果があるとされているため、このようなことわざが生まれました。

柿で美肌を手に入れる
柿には、美容に良い成分がたくさん含まれてます。
美肌効果
柿に含まれる「ビタミンC」が、お肌のコラーゲン生成を促進し、シミやシワの予防に役立ちます。また、抗酸化作用が強く、肌を紫外線などのダメージから守り、透明感のある肌を保つ効果もあります。
アンチエイジング
柿に含まれる「β-カロテン」や「ビタミンC」には、強力な抗酸化作用があり、細胞の老化や炎症を抑えてくれます。
デトックス効果
柿に含まれる「食物繊維」が、腸内環境を整えてくれます。便秘の解消や体内の老廃物を排出することで、内側から美をサポートします。

柿の驚きの健康効果とは?
柿には、美容効果だけでなく、さまざまな健康効果が期待されています。
免疫力アップ
柿は含まれる「ビタミンC」が、免疫機能を強化し、風邪や感染症に対する抵抗力を高めます。
むくみの改善
柿に含まれる「カリウム」が、体内の余分な塩分を排出してくれ、むくみの改善が期待できます。
高血圧予防
柿に含まれる「カリウム」が、体内のナトリウム(塩分)を排出し、血圧を下げ、高血圧の予防に役立ちます。
視力の保護
柿に含まれる「β-カロテン」は、体内でビタミンAに変換され、視力の保護や夜盲症の予防に役立ちます。

二日酔いに柿が効く理由
柿に含まれる「タンニン」という成分が、アルコールを分解するのを助けて、二日酔いの原因となるアセトアルデヒドを減らす効果が期待できます。
また、柿に含まれる「ビタミンC」や利尿作用のある「カリウム」が、アルコールで失われた栄養を補い、体の回復をサポートします。

生柿 VS 干し柿
干し柿は、甘味や旨味とともに、より栄養が凝縮されるので、少量で効果的に栄養を摂取できます。
水分と食感
生柿は、水分が多く、ジューシーで柔らかい食感なのに対して、干し柿は干して水分を飛ばしているため、しっとりしたねっとり感があり、甘みが凝縮されています。
糖分とカロリー
生柿は、糖分はそれほど高くなく、比較的ヘルシーです。カロリーも100gあたり63kcalほど。
干し柿は、水分が抜けることで、糖分が凝縮されます。結果として甘みが強く、カロリーも高くなり、100gあたり274kcal前後です。
栄養価
生柿は、「ビタミンC」が豊富です。
干し柿は、ビタミンCは減少しますが、代わりに食物繊維やカリウムが増加します。便秘の改善やむくみの軽減に効果的です。
保存性
生柿は、日持ちはしません。冷蔵庫で保管しても数日以内に食べる必要があります。
干し柿は、乾燥させているため長期保存が可能です。
味の違い
生柿は、フレッシュでみずみずしい甘さが特徴ですが、品種によっては渋みがあることも。
干し柿は、渋みがなくなり、甘さが濃縮された濃厚な味わいになります。
このように、生の柿と干し柿では、栄養素やカロリーに違いがあり、それぞれ異なるメリットがあります。
自分の好みや栄養バランスに合わせて選びましょう。

「1日1個」で健康生活!
柿は栄養豊富ですが、食べ過ぎると体調への影響が出る可能性があります。
1日1個を目安にしましょう。
体を冷やす
陰性の食材「柿」は、水分を多く含むため、体を冷やします。特に冷え性の方は、食べ過ぎに注意しましょう。
便秘を引き起こす
柿に含まれる「タンニン」は、収れん作用があり、腸の動きを抑える効果があります。そのため、多く食べると、腸内の水分が吸収されやすくなり、便が硬くなって便秘を引き起こす可能性があります。

美味しい柿の見分け方ガイド
色の濃さ
鮮やかなオレンジ色で、色ムラがないものが完熟していて美味しいです。未熟な柿は色が薄いことが多いので、均一に濃い色を選びましょう。
表面のツヤ
皮がツヤツヤしていて、傷やシワがないものを選びます。表面がなめらかで、つやがあると新鮮で美味しいサインです。
硬さ
品種によって異なりますが、甘柿は程よく柔らかいものが食べ頃です。固いものはまだ熟していない可能性があるので注意。渋柿を干し柿にする場合は、固いものが良いです。
ヘタの状態
ヘタの形がきれいで、しっかりと果実についていて、乾燥していないものが新鮮です。

さいごに
柿を味わうことは、日本の秋を堪能するひとつの楽しみです。
旬のこの時期、デザートとしてはもちろん、料理にも取り入れてみてはいかがでしょうか。
この秋はぜひ、柿を食卓に取り入れ、健康増進や美肌ケアにも役立ててください。