
コーディネートの仕上げとしてだけでなく、職場での必須アイテムでもある「ヒール靴」
しかし、長時間履いていると、足の痛みやむくみといったトラブルが付きものです。
そこで、今回は ヒール靴を履く際に足への負担を減らすための対策をご紹介します。

ヒール靴が足に与える負担とは?
ヒール靴を履くと、足に以下のような負担がかかります。
足の痛みや靴擦れ
ヒールを履くと足の重心が前方に移動し、つま先や足の前部分に大きな圧力がかかります。これが、足の痛みや靴擦れ、魚の目、タコの原因になることがあります。
アーチへの負担
ヒールの高さによって足のアーチ(縦の土踏まず部分)が不自然に伸びたり曲がったりします。この影響で足底筋膜炎を引き起こす可能性もあります。
怪我のリスクが高まる
高いヒールは足首を不安定にし、ねじれやすい状態になります。これにより捻挫や足首の怪我のリスクが高まります。
膝痛の原因
ヒールを履くと膝が通常よりも前方に出るため、膝の関節に過度のストレスがかかりやすく、膝痛や関節炎を引き起こすことがあります。
腰痛の原因
ヒールを履くと、骨盤が前に傾き、背骨に余分な負荷がかかります。これにより腰痛や背中の筋肉の緊張が生じることがあります。
むくみ
ヒールを長時間履くとふくらはぎの筋肉が硬直し、血流が悪化しやすくなります。その結果、足のむくみやだるさを感じることがあります。
では、このような負担を減らすため、どのような対策をしたらよいのでしょうか?

インソールを使用する
衝撃を吸収するインソールや、土踏まずをサポートするインソールを靴に入れると、体重の分散ができ、足の痛みを軽減できます。特に、クッション性が高いものがおすすめです。

足のストレッチを行う
ヒールを履いた後は、ふくらはぎや足の裏をストレッチすることで血行が促進され、むくみや疲れを和らげることができます。
足指を広げたり、つま先を伸ばしたり、ふくらはぎをマッサージしてほぐしてあげましょう。

長時間のヒール着用を避ける
できるだけ移動中は、フラットな靴やスニーカーを履き、オフィスや休憩時にヒールに履き替えるなどして、足にかかる負担を軽減しましょう。

足指や足裏の筋力を鍛える
足指のトレーニングをすることで、ヒールを履いたときの安定性が向上します。
定期的に、足の指を開いたり閉じたりするエクササイズや、つま先立ちをして鍛えましょう。

快適!失敗しないヒール選び
ヒール靴を選ぶ際に足への負担を軽減するためには、以下のポイントに気をつけてあげましょう。
低めのヒールを選ぶ
低めのヒール(3~5cm)は、足の負担が少なく、長時間履いても疲れにくいです。特に、普段の通勤やオフィスでの使用にはおすすめです。
太めのヒールを選ぶ
細いヒールよりも、太めのヒールやウェッジソールを選んであげると、体重をより均等に支え、安定感があり、歩行中のバランスを取りやすくしてくれます。
クッション性がある靴底
足裏に負担をかけないために、クッション性の高いインソールや中敷きが備わっているヒールを選びましょう。これにより、長時間の着用でも疲労が軽減されます。
しっかり支えるデザイン
足をしっかりとホールドするストラップ付きや甲を覆うデザインのヒールは、足の滑りを防ぎ、足首や膝への負担を軽減します。
柔らかい素材を選ぶ
硬すぎる素材は、痛みを引き起こす原因に。柔軟性のあるレザーやスエードなどの素材の靴は、足に馴染みやすく、靴擦れのリスクを軽減してくれます。

自分の足に合うサイズを選ぶ
新しく購入する時は、必ず試履きをして、自分の足にピッタリ合うサイズを選ぶことが大切です。
きつすぎたり、ゆるすぎたりサイズが合わない靴は、靴擦れや痛みを引き起こします。
試履き時は、立った状態でつま先やかかとが圧迫されていないかを確認しましょう。

要注意!つま先細めヒールの落とし穴
つま先が細くなっているヒール靴は、足を圧迫しやすいため、外反母趾やタコ、血行不良、さらには巻き爪といったトラブルを招きやすい傾向があります。
また、指の自由な動きを妨げるため、日常的な使用で足のバランスを崩すことにもつながりやすく、歩行時の安定性が低下することもあります。
そのため、ヒール靴を選ぶ際には、足指が自然に広がる余裕のあるデザインを選んであげましょう。

さいごに
これらの工夫を取り入れれば、ヒールを履いていても快適さを保ちながら、おしゃれを思いきり楽しむことができます。
自分の足を大切にしながら、負担を軽減して気持ちよく歩きましょう♡