
「トップがぺたんこ…」「分け目が目立つ…」そんな変化を感じたら、髪のサインかもしれません。
でも大丈夫です!!ボリューム感は、毎日のちょっとした習慣で取り戻せるんです。
今回は、今日からできる、髪がふんわり蘇る5つのケア習慣をご紹介します。

髪が痩せる3つの原因
髪のボリュームダウンには、次の3つの要因が深く関係しています。
女性ホルモン(エストロゲン)の減少
40代・50代になると、髪の成長サイクルやハリ・ツヤをサポートする女性ホルモン「エストロゲン」の分泌がゆるやかに減少していきます。エストロゲンが減ってくると、
✔髪が細くなる
✔抜け毛が増える
✔ 髪の成長スピードが遅くなる
…といった変化が起こりやすくなるのです。
頭皮の血行不良・硬さ
頭皮の血行が悪くなると、髪の根元に栄養が届きにくくなり、髪は細く・弱くなり、ボリュームが出づらくなります。
また、パソコン作業やスマホ時間が長くなると、首や肩も凝りやすく、これも血流を悪化させる要因。放っておくと、髪にも影響が出てしまいます。
生活習慣の乱れ
髪の健康は、毎日の積み重ねがすべて。
睡眠不足や栄養バランスの偏った食事、ストレスの蓄積…。こうした日常の「ちょっとした乱れ」も、髪のハリやコシに大きく影響します。
さらに、間違ったヘアケアも、髪の成長を妨げてしまいます。
では、ふんわりボリュームを育てるためには、どのようなケアを取り入れたら良いのでしょうか?

頭皮マッサージを習慣に
髪の土台となるのは「頭皮」。その頭皮がこっていたり、血流が悪くなっていたりすると、髪にしっかりと栄養が届かず、細く・弱く・ハリのない髪に。
頭皮マッサージを習慣に行いましょう。
ポイント
✔ 指の腹を使って、地肌を動かすようにゆっくり円を描きましょう
✔ お風呂でシャンプーの時、またはドライヤー前に1〜2分でもOK
✔ 耳の上・後頭部・生え際など、頭全体をやさしくほぐしてあげましょう
毎日続けることで、血流がよくなり、髪の根元からふんわり感がよみがえる実感が得られます。

ふんわり乾かす
ドライヤー、なんとなく“乾けばいい”と適当に使っていませんか?
実は、乾かし方ひとつで髪の仕上がりは大きく変わります。
乾かし方のコツ
✔ 髪の根元を指で持ち上げながら、下から風を当てます
✔ 地肌からしっかり乾かすことで、根元に立ち上がりがつきます
✔ 最後に冷風をあてると、ふんわり感が長持ちします
さらに、いつも同じ分け目ばかりにしていると、髪がぺたんと寝てしまいがち。
たまには左右を変えたり、ジグザグにするなど変化をつけてあげると、自然な立ち上がりが戻ってきます。

大人髪に合うシャンプーを
年齢を重ねると、頭皮も乾燥しやすくなったり、皮脂分泌が不安定になってきます。
そんな変化に合わせて、シャンプーも見直してみましょう。
ポイント
✔ アミノ酸系や弱酸性のシャンプーは、洗浄力がやさしく、乾燥しがちな頭皮に◎
✔「エイジングケア」「ハリ・コシ」などの記載があるものは、大人髪向けに処方されていることが多く安心
✔ メントール入りなど刺激が強いものは避けて、保湿・地肌ケア重視のタイプを選んで
日々のシャンプーは髪の土台を整える大切なステップ。
「今の髪」に合ったものを選ぶことで、ふんわりとした髪を育てる土台が整います。

髪に効く栄養はこれ!
髪は“ケラチン”というタンパク質でできています。
だからこそ、良質なタンパク質が不足すると、髪も細く、弱くなってしまうんです。
また、ケラチンの合成に欠かせないのが「亜鉛」。
亜鉛は、不足すると抜け毛が増えるともいわれている、髪にとって重要なミネラルです。
髪にいい栄養素&食材
タンパク質
卵、大豆製品(豆腐・納豆)、鶏むね肉、魚など
亜鉛
牡蠣、レバー、牛赤身肉、ナッツ類など

美髪は良質な睡眠から
実は、髪の成長にとって「睡眠」はとても重要な時間です。
とくに、夜10時〜深夜2時は“成長ホルモン”が多く分泌され、細胞の修復や代謝が活発になります。
この時間帯にしっかり眠ることで、頭皮の状態も整いやすくなり、健やかな髪を育てる土台ができるのです。
睡眠の質を高めるヒント
✔ 寝る前1時間はスマホやTVを控える
✔ 湯船に浸かって体をリラックスさせる
✔ アロマやハーブティーで心を落ち着ける
「早く寝なきゃ」と思うとプレッシャーになるので、まずは眠る前の習慣を整えることから始めてみましょう。

さいごに
髪は、鏡に映る自分の印象だけでなく、心の元気にもつながるもの。
今日から始められる小さな習慣を積み重ねて、根元からふんわり立ち上がる、美しい髪を育てていきましょう♡
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