
「なんだか最近、肌がくすんで見える…」
「頑張ってケアしているのに、あまり変わらない」
そんな風に感じること、ありませんか?
実は、知らず知らずのうちにやっている習慣が、美白を遠ざけている可能性があります。
今回は、美白を遠ざけるNG行動をお届けします。

シミ・くすみの原因とは?
40代・50代の肌は、年齢とともに内側で起きている変化が、目に見えるトラブルとなって現れやすくなります。
紫外線によるメラニン生成
紫外線を浴びると、肌は「メラニン」という色素を作って守ろうとします。このメラニンがうまく排出されずに肌に残ってしまうことで、シミや色ムラとなってしまいます。
ターンオーバーの乱れ
年齢とともに、肌の代謝はゆっくりに。古い角質が肌表面に残りやすくなり、くすんで見える原因になります。肌がゴワついたり、透明感がなくなってきたと感じるのもこのためです。
酸化・糖化
体の内側で起こる“酸化”や“糖化”も、くすみの原因に。酸化はサビ、糖化はコゲのようなもので、肌の透明感を奪い、黄ぐすみやハリ不足を招くといわれています。
ホルモンバランスの変化
更年期を迎える頃には、女性ホルモンのひとつ「エストロゲン」が減少し、肌のうるおいやハリ、透明感にも影響を与えます。「昔より肌が暗く見える…」と感じるのは、この影響も関係しているかもしれません。
では、どのような習慣が美白を遠ざけているのでしょうか?

朝の「ソラレン」に注意!
グレープフルーツ・レモン・ライム・パセリ・セロリには、「ソラレン」という光毒性のある成分が含まれています。
これが肌に残っている状態で日光を浴びると、紫外線の影響を強く受けやすくなり、シミの原因に。
とくに、朝にたっぷり摂って外出するのは要注意!
ポイント
✔ソラレンを含む果物&野菜は、朝ではなく夕方以降に食べましょう
✔朝は、ソラレンを含まないバナナやりんご・ブルーベリーなどをおすすめいたします

糖分のとりすぎ
“糖化”が肌をくすませ、老け見えのもとに。
白砂糖を使ったスイーツや甘いドリンクを頻繁に摂っていませんか?
実は、過剰な糖分は体内で「糖化」という現象を起こし、肌のハリを壊したり、くすみや黄ばみの原因に。
さらに、血糖値の急上昇は、肌の酸化も招くため、美白ケアにとってはダブルパンチ…。
ポイント
✔ おやつはフルーツや高カカオチョコレートに置き換えましょう
✔ 血糖値をゆるやかにするために、野菜から先に食べる「ベジファースト」もおすすめです

加工食品の習慣化
ソーセージ、カップ麺、スナック菓子などの加工食品には、保存料・着色料・酸化防止剤などが多く含まれていることも。
これらは体内の活性酸素を増やし、酸化ストレス=肌老化の原因となります。
さらに、ビタミンやミネラルなど美肌に必要な栄養がほとんど含まれていないことも…。
ポイント
✔ 加工食品は「疲れたときだけ」の“ご褒美”にとどめましょう
✔手作りが難しい日は、冷凍の無添加野菜や具だくさんのスープなど、少しずつ“代替”していきましょう。

極端なダイエット
「早く痩せたいから…」と栄養を極端に制限してしまうと、体の中はもちろん、肌の生まれ変わりに必要な栄養素も不足しがちに。
その結果、肌のくすみ、シミ、乾燥などが現れ、逆に老け見えしてしまうこともあります。
ポイント
✔食事は“引き算”ではなく、“質”と“バランス”を整えましょう
✔タンパク質、鉄、ビタミンCなど、肌を作る栄養をしっかり補給しましょう

夜ふかし&睡眠不足
美白成分をせっせと塗っても、寝不足ではもったいない!
肌は夜の10時〜深夜2時頃に再生モードに入り、この時間帯にしっかり眠っていることが、ターンオーバー=肌の生まれ変わりを促進します。
睡眠が乱れると、ホルモンバランスや自律神経にも影響し、肌のくすみやシミの原因になることも。
ポイント
✔スマホは寝る30分前までにOFFに
✔ 寝る前のストレッチや白湯、アロマで“おやすみスイッチ”を入れましょう

ストレスの放置
ストレスを感じると、体内では活性酸素が増加し、これがシミ・しわ・くすみの引き金に。
また、ストレスは腸内環境にも悪影響を及ぼし、栄養の吸収効率が落ちてしまうこともあります。
ポイント
✔「話す」「書く」「動く」など、自分に合ったストレス発散法を見つけましょう
✔ ハーブティーや深呼吸も、肌にやさしいリセット時間になります

さいごに
美白に遠回りしてしまう習慣は、どれも「ちょっとしたこと」ばかり。
でも、その“ちょっと”が積み重なると、肌にとっては大きな変化につながります。
「やめること」から始めて、「整える」ことを意識する。
そんなやさしい意識の転換が、これからのあなたの肌にきっと輝きをもたらしてくれるはずです。
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