
やさしい甘さと香りに心まで癒される「桃」。
美肌や腸活、むくみ対策など、40代・50代の女性にうれしい栄養がぎゅっと詰まっています。
今回は、そんな桃の魅力と、上手な食べ方や保存のコツ、注意点をご紹介します。

桃の美容・健康効果
桃は見た目も香りもやさしい果物ですが、実は内側からのキレイもサポートしてくれます。
ビタミンC&Eで美肌に
シミ・くすみの原因となる酸化ストレスを和らげてくれる抗酸化ビタミン。コラーゲンの生成を助け、ハリのある肌づくりに一役買ってくれます。
食物繊維で腸内スッキリ
桃に含まれる「食物繊維」が便通の改善や腸内環境のサポートしてくれます。腸が整うことで、肌の調子も安定しやすくなります。
カリウムでむくみ対策
体内の余分な塩分や水分の排出をサポートしてくれるカリウム。特に夏のむくみやすい時期には、うれしい味方に。
疲労回復
桃に含まれる「クエン酸」は、夏バテ気味の疲労回復に◎。

桃の効果的な食べ方とは?
せっかくなら、桃の力をしっかり活かした食べ方をしたいですよね?
朝のフルーツに
朝に桃を食べると、腸のスイッチが入りやすく、排泄リズムが整いやすくなります。食欲がないときも、冷たい桃ならすっとのどを通ります。
ヨーグルト・ナッツと一緒に
桃+ヨーグルトは腸活コンビ。ナッツを加えれば、良質な脂質やビタミンEもとれ、美肌を育てる朝食メニューに。
できるだけ“生”で楽しむ
加熱すると、ビタミンCや酵素が壊れてしまうため、フレッシュなままいただきましょう。
加工品はなるべく控えめに
桃の缶詰やピューレは便利ですが、糖分や添加物が多く含まれている場合も。ときどきのお楽しみ程度にとどめましょう。

桃の保存のコツ
桃はとてもデリケートな果物。おいしくいただくために、ちょっとした工夫が必要です。
常温で追熟→香りが出たら冷蔵庫へ
買ってすぐに冷蔵庫へ入れるのではなく、まず常温で置いて追熟させましょう。桃のよい香りがふわっとしてきたら食べごろです。
食べる1〜2時間前に冷やす
桃は冷やしすぎると風味や甘みが損なわれます。食べる直前に軽く冷やすくらいがベスト。
変色防止にはレモン汁
切った桃は空気に触れると茶色くなりやすいので、レモン汁をさっとかけておくときれいな見た目をキープできます。
冷凍保存もOK!
皮をむいてカットした桃は、ラップ+保存袋で冷凍すればスムージーやデザートにも活用できます。

桃の注意点にもご用心
体にうれしい桃ですが、実はちょっとした注意点もあるので、知っておくと安心です。
アレルギー体質の方は注意
桃は「バラ科」アレルギーの原因になることがあり、「口腔アレルギー症候群(OAS)」に注意が必要です。口の中がかゆくなる・イガイガするなどの症状があれば、無理せず中止を。
冷えやすい体には食べすぎ注意
桃は水分量が多く、体を冷やしやすい性質があります。冷たいまま一度に食べすぎると、お腹をこわす原因になることも。
糖度が高いので食べすぎNG
とても甘くておいしい桃ですが、1個でごはん1杯分に近い糖質が含まれることも。ダイエット中は1日半分〜1個までを目安にしましょう。

桃を使った朝食レシピ
朝は排出と代謝が活発になる時間帯。
そんな朝にぴったりな、“美と元気をチャージできる桃レシピ”をご紹介します
桃とカッテージチーズのトースト
材料(1人分)
・ライ麦パン(1枚)
・桃(1/4個・薄切り)
・カッテージチーズ(大さじ2)
・オリーブオイル(少々)
・ブラックペッパー(お好みで)
作り方
① トーストしたパンにチーズをのせ、桃を並べる
② オリーブオイルを垂らし、ペッパーで仕上げ
桃とヨーグルトの美腸ボウル
材料(1人分)
・桃(1/2個・皮をむいてスライス)
・プレーンヨーグルト(100g)
・ミックスナッツ(大さじ1)
・はちみつ(お好みで)
・シナモンパウダー(少々)
作り方
① ヨーグルトにスライスした桃をのせる
② ナッツを刻んで散らす
③ お好みではちみつとシナモンをトッピング

さいごに
体をやさしくととのえてくれる“美の果実”
旬のうちに上手にとり入れて、内側から元気とキレイをチャージしませんか?
桃と一緒に、夏を軽やかに過ごしましょう🍑
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