
料理や作り置き、保存に毎日使う「サランラップ」。
でも、それが知らないうちに、体や環境に負担をかけているとしたら…?
直接食べ物に触れるものだからこそ、成分にもこだわりたいですよね。
今回は、大注目されている“無添加ラップ”の魅力と選び方、安心して使うためのヒントをお伝えします。

ラップにも“添加物”があるの?
スーパーで手に取るラップ、なんとなく「どれも同じ」と思っていませんか?
実は、ラップの素材や成分には違いがあり、多くの一般的なラップには可塑剤・安定剤・柔軟剤などの添加物が使われています。
これらは、ラップの密着力を高めたり、使いやすく柔らかくするために配合されていますが、食品に直接触れることで、微量ながら体に取り込まれる可能性も・・。
特に40代以降は、ホルモンバランスや免疫力に影響を受けやすくなるため、できるだけ不要な化学物質の摂取は避けたいところです。

無添加ラップとは?
「無添加ラップ」とは、その名の通り化学的な添加物を使っていないラップのこと。
素材には主に「ポリエチレン」が使用され、以下のような特徴があります。
無添加ラップの特徴
✔ 柔軟剤・安定剤など化学物質を一切使用していない
✔ 食品に香りや成分が移りにくく、安全性が高い
✔ 燃やしても塩素ガスやダイオキシンが発生しにくい
一方、一般的なラップには「ポリ塩化ビニリデン」や「ポリ塩化ビニル」などが使われてます。
高密着&高透明度という長所があるものの、添加物を多く含む傾向があり注意が必要です。

こんな使い方に要注意!
あなたは、こんな使い方をしていませんか?
✔ 熱々のご飯にラップをして冷凍
✔ 揚げ物のお皿にラップをぴっちり
✔ 電子レンジ加熱中に「パチパチ」と音がする…
これらは、ラップと食品の接触によって添加物が食品に移行するリスクが高まる行為です。
特に脂っこい料理や、電子レンジ使用時は、素材によって化学物質が溶け出し食品に移行するリスクが高まると指摘されています。
実際、ポリ塩化ビニル製ラップの中には「油もの・電子レンジ使用不可」と明記されている商品も。
無添加ラップであれば、こうした心配を減らせるため、「家族の健康を守る安心アイテム」としての価値が高まっています。

こんな人は“無添加ラップ”を
こんな方は、ラップを「無添加」に変えてみましょう。
✔ 食の安全や添加物を気にするようになってきた
✔ 子どもや孫に使うものはできるだけ安心なものにしたい
✔ 更年期以降のホルモンバランスの乱れが気になっている
✔ 環境にやさしい暮らしを意識してる
✔ インナーケアや腸活をしている
ラップは毎日使うものだからこそ、「安全・安心」を基準に選びましょう。

無添加ラップの選び方
お店やネットで「無添加ラップ」を選ぶときには、以下の表示をチェックしましょう。
選び方のポイント
✔ 「ポリエチレン製」と書かれているかチェック
✔ 「無添加」「柔軟剤不使用」「食品添加物不使用」などの表示を確認
✔ 「環境にやさしい素材」「燃やしても有害物質が出にくい」などの表記も◎
無添加系の商品は、自然食品店やオーガニック志向のドラッグストアで取り扱いが多くなっています。
使い方のコツ
✔ 食品に直接ラップを触れさせず、器にふわっとかける
✔ 高温の料理や揚げ物は、ラップではなくガラス容器+蓋にする
✔ お弁当の仕切りには、シリコンシートやオーガニックワックスペーパーを活用

さいごに
40代・50代は、家族の健康や自分自身の体の変化を、より身近に感じるようになる世代。
毎日使うラップも、“成分のやさしさ”を基準に見直してみると、暮らしがぐっと整います。
そして、小さな見直しが、これからの自分と大切な人を守ってくれます・・。
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