
春の陽気のなか、なぜか心が晴れない…
それは、頑張りすぎた心と体が出している「5月病」のサインかもしれません。
特に40代・50代の女性は、環境の変化やホルモンのゆらぎで不調を感じやすい時期。
この記事では、そんな春の不調「5月病」の症状や原因、今日からできる対策をご紹介します。

「5月病」とは?
ぽかぽかと暖かくなって、花も咲いて、気持ちのいい季節。
そんな春のイメージとは裏腹に、「なんだか気分が乗らない」「理由もなく疲れる」そんな声が増えてくるのが5月。
特にゴールデンウィーク明けは、張り詰めていた心がふっとゆるみ、気づかないうちに疲れが表に出てくる時期でもあります。
この時期に感じる心と体の“もやもや”や“だるさ”を、「5月病」と呼びます。
医学的な診断名ではありませんが、5月病は環境の変化や生活リズムの乱れから、自律神経のバランスが崩れることで起こります。

5月病の症状とサイン
5月病は、見た目ではなかなか分かりづらい“心の揺らぎ”。でも、普段とは少し違うサインが、ちゃんとあなたの中にあらわれています。
5月病のサイン
✔️朝、起きるのがつらい
✔️なんとなくやる気が出ない
✔️理由もなくイライラしたり、気分が沈んでしまう
✔️人と会うのが億劫になる
✔️夜、眠りが浅くて疲れがとれない
✔️食欲が落ちたり、逆に甘い物ばかり欲しくなる
✔️ぼんやりして集中できない
✔️涙もろくなる
心と体はつながっているから、気持ちの疲れが体の不調となって表れることも多いんです。
「こんなはずじゃないのに」「何をやっても楽しくない…」と思ったときは、頑張りすぎのサインかもしれません。

5月病になりやすい人
実は5月病になりやすい人には、いくつかの“共通点”があります。
それは、とてもがんばり屋で、やさしい人に多いということ。
思い当たることない?
✔️頼まれると断れない
✔️「こうあるべき」と思って、無理をしてしまう
✔️まわりの期待に応えようと、ついがんばりすぎる
✔️人に迷惑をかけたくなくて、弱音を飲み込んでしまう
✔️自分のことより、つい家族や周囲を優先する
✔️環境の変化に敏感で、ストレスを感じやすい
これらはすべて、あなたが思いやりにあふれた人だからこそ。
でも、心の中では無理を重ねていて、ふとした瞬間にその疲れが出てしまうのです。
特に40代・50代の女性は、家族、仕事、地域の役割が重なり、「誰かのために生きている」日々になりがち。
だからこそ、“私”の気持ちに目を向ける時間を少しずつ持ってみてください。

40代50代と5月病の関係
実は、5月病は若い世代だけのものではありません。むしろ40代・50代の女性こそ、心と体がふっと揺らぎやすいタイミングなんです。
ホルモンバランスの変化
40代・50代は、女性ホルモン(エストロゲン)がゆるやかに減少していく時期。この変化は、自律神経にも影響し、気分の落ち込みや疲れやすさ、イライラなどを引き起こしやすくなります。
生活の変化と責任の増加
子どもの進学や就職、親の介護、パートナーの転勤や定年など…春は家庭内でも“変化の多い季節”。その中で自分のペースを保つのは、とても大変なことですよね。
自分のことは後回し
40代・50代は、家庭でも職場でも「頼られる存在」。気づけば、誰かの予定に合わせ、誰かのために動いている。でもその一方で、“私の気持ち”や“私の体”は置き去りにされがちです。
だからこそ、この季節は立ち止まって、自分自身のことを見つめ直してほしいのです。
「ちょっと疲れてるな」「最近、笑ってないかも」そんな小さな気づきが、心を守る大切なサインになります。

5月病セルフケア7選
5月病は、頑張りすぎた心と体からの「ちょっと休んで」のサイン。誰かに頼ることも、立ち止まることも、自分を大切にする一歩です。
朝の光を浴びる
朝起きたら、カーテンを開けて日の光を浴びましょう。太陽の光は、眠っていた自律神経をやさしく目覚めさせ、心と体のリズムを整えてくれます。
「何もしない時間」をとる
予定を入れすぎない、スマホを見ない時間をつくる・・何もしない5分が、思っている以上に心をほぐしてくれます。
“ひとり時間”を楽しむ
誰にも気をつかわず、ただ自分だけのペースで過ごす時間。カフェでゆっくり、散歩でぼーっと、そんな“ひとりの余白”が心の栄養に。
深呼吸&ストレッチでリセット
呼吸が浅くなると、不安感が増しがちに。背筋を伸ばしてゆっくり深呼吸するだけで、自律神経が整いやすくなります。
食べたいものより“心地よい”ものを
甘いものやジャンクフードでストレスをまぎらわせたくなるときこそ、あたたかいスープや季節の野菜など、体がほっとするものを選んでみましょう。
自分に「ありがとう」を
うまくいかない自分を責めるより、今日をがんばった自分に「ありがとう」と声をかけてあげましょう。
笑顔になれる“ごほうび”を
お気に入りの紅茶、香りのいいバスソルト、新しい本…小さな“ごほうび”は、心のエネルギーをじんわり満たしてくれます。

5月病の人への接し方
もし、あなたの大切な人が、なんだか元気がなかったり、ちょっとしたことで落ち込んでいたり「もしかして、5月病かな?」と感じた時は、そっと寄り添ってあげることが何よりの支えになります。
また、こんなときほど言葉の選び方はとても大切。励まそうとしてつい言ってしまいがちな、以下の言葉には注意しましょう。
実はNGな言葉
✔「がんばって!」
✔「気の持ちようだよ」
✔「もっと前向きに考えなきゃ」
これらは悪気がなくても、相手の“つらさ”を否定してしまうことがあります。
心が疲れているとき、人は「がんばれない自分」にすでに罪悪感を抱いているもの。そんな時に“がんばれ”と言われると、ますます自分を責めてしまうことも…。
こんな言葉を・・
✔「なんか元気ないように見えたけど、大丈夫?」
✔「無理しすぎてない?私でよければ話聞くよ」
✔「今日はゆっくりしていいんだよ」
大切なのは、“正しいアドバイス”よりも“あたたかい共感”。
話を聞いてあげるだけでも、心の重たさはふっと軽くなります。
また、「何も言わずにそばにいる」だけで、その人にとっては十分な支えになるものです。

5月病が長引くと?
「そのうち良くなるかな」「疲れてるだけかも」そう思ってやりすごしてしまいがちな“春の不調”。
そのままにしておくと、心と体に思わぬ影響を与えることがあります。
5月病が長引くと…
最初は「なんとなく気分が乗らない」「疲れが取れない」といった小さなサインだったのに、少しずつ、以下のような症状が深刻になることもあります。
✔️毎日がつらく感じる
✔️仕事や家事が手につかない
✔️人と話すのが億劫になる
✔️眠れない、食べられない
✔️何に対しても興味がわかない
このような状態が続くと、うつ病や自律神経失調症などにつながる可能性も。だからこそ、「早めに気づいてあげること」「自分を立ち止まらせてあげること」がとても大切なんです。
決して“弱い”わけじゃない
「こんなことで弱音を吐くなんて…」そう思う必要はまったくありません。
むしろ、自分の“限界”に気づけること、そしてケアしようとすることは、とても勇気あるしなやかな強さです。
気になる症状が続くときや、「なんだかつらい」が長引くときは、一度、専門機関や心療内科に相談してみるのもひとつの方法です。それは決して“甘え”ではなく、あなたを守るために必要なことなのです。

さいごに
心が疲れたときは、少しだけ“自分のための時間”を。
お茶をゆっくり飲む、空を見上げる──そんな小さなことが、心をそっと癒してくれます。
今日も頑張ったあなたに、やさしく「ありがとう」を・・
この春も、自分らしく心地よく過ごせますように♡
2025年05月10日のみんなのアンケート結果!
週に1回のスペシャルケアは?
回答人数:16826人でした!