
野菜の値上げが続く今、「育てる暮らし」が静かに注目されています。
畑がなくても、ベランダやキッチンの小さなスペースで、手軽に家庭菜園は始められます。
毎日を少し整えたい、そんな40代・50代の女性にこそぴったりの“癒しと実用”の習慣。
今回は、簡単に始められる家庭菜園におすすめ食材をご紹介します。

家庭菜園の魅力とは?
家庭菜園は、節約になるだけでなく、「土や植物に触れる時間」が、心の余白を取り戻してくれる癒しの時間にもなるんです。
さらに、自分で育てた野菜に愛着がわき、自然と体にいいものを食べようとする意識も高まります。
私たちの「心・体・暮らし」をじんわり整えてくれる習慣なのです。

ベランダで始める家庭菜園
「家庭菜園って、畑がないと無理そう…」と思っていませんか?
大きな畑や本格的な設備がなくても、ベランダやキッチンまわりの小さなスペースからでも、楽しむことができます。
必要なのは、ほんの少しの日当たりと、育てる気持ちだけ。
土を入れたプランターや鉢を置いたり、吊り下げ式や縦置きラックを活用すれば、スペースが限られていても充分育てられます。
とは言え、初めての家庭菜園は「失敗したらどうしよう」「虫がついたら嫌だな」など、不安がつきもの。
そこで、育てやすさ・栄養価・使い勝手を軸に、おすすめの野菜をご紹介します。

ミニトマト
育てやすさ
★★★★★(日当たりと水管理がカギ)
必要なもの
中型プランター・支柱・培養土・肥料
収穫目安
50日
魅力
✔たっぷりのリコピンとビタミンCで紫外線ケア&美白サポート
✔収穫量が多く、家族と一緒に楽しめる
✔実が色づいていく様子が嬉しくて、毎朝見るのが楽しみに
ポイント
生でサラダにするのはもちろん、オリーブオイルと合わせるとリコピンの吸収率がUP。
軽く焼いてオイルマリネにすれば、作り置きにもぴったり。

ベビーリーフ(リーフレタス、ルッコラなど)
育てやすさ
★★★★★(発芽率高く虫も少なめ)
必要なもの
浅型トレー・種・土またはキッチンペーパー
収穫目安
30日
魅力
✔短期間で収穫でき、栄養価が高い若葉を手軽に食べられる
✔好きなときにちょっと切って使える“育てるサラダ”
✔育成スピードが早いので達成感あり!
ポイント
忙しい朝も、手でちぎってすぐ食べられるのが魅力。さらにオメガ3系のえごま油や亜麻仁油、レモン汁などをかけると肌も元気に。

ラディッシュ
育てやすさ
★★★★☆(水切れに注意)
必要なもの
小型プランター・種・土
収穫目安
20〜30日
魅力
✔ピリッとした辛みで食欲増進&消化促進
✔色も形もかわいくて“食卓がちょっとおしゃれに”
✔狭いベランダでも育てられるから超ミニマムでOK
ポイント
輪切りにして、塩もみや甘酢漬けに。鮮やかな色で見た目も華やかに。冷えやむくみが気になる方におすすめの薬味野菜です。

しそ・バジル・万能ねぎ
育てやすさ
★★★★★(収穫しながら長く使える)
必要なもの
小鉢・種または苗・土
収穫目安
20日〜(繰り返し収穫可能)
魅力
✔抗酸化作用・抗菌・むくみ対策、消化促進・デトックスが狙える優秀素材
✔味や香りが料理のアクセントになり、使うたび気分もUP
✔キッチンの出窓で育てればインテリアにも◎
ポイント
みそ汁、冷ややっこ、納豆、そうめんなど…普段の一品がパワーアップ!

豆苗
育てやすさ
★★★★★(土不要・台所でOK)
必要なもの
浅い容器・水だけ!
収穫目安
5〜7日
魅力
✔スーパーで買ったものを「もう一回使える」から節約にも最強
✔水を替えるだけでOK、虫がつかないので清潔
✔「育てて食べる喜び」が簡単に味わえるから初心者におすすめ
ポイント
“炒める・和える・のせる”で万能活用
さっと炒めておかずに、ナムルに、味噌汁の仕上げに。
豆苗はβカロテン・ビタミンKが豊富で、肌・骨・粘膜ケアに強い味方です。

家庭菜園で心も暮らしも整う
野菜を育てるという行為は、単に食材をつくるだけではありません。毎日少しずつ成長していく姿を見守ることで、自分自身のリズムも自然と整ってくるんです。
心のリセット
「水をあげる。芽が出る。葉が増える。」そんな小さな変化に気づけるようになると、日常の中で感じる“余白”が増えていきます。
満足感アップ
「自分で手をかけた野菜だからこそ、大切に食べよう」そう思えることで、自然と食生活も整いやすくなり、ダイエットや体調管理にもプラスに。食べるまでの過程に気持ちが宿るからこそ、ただの野菜以上の“満足感”や“ごほうび感”があるんです。
家族との交流にも・・
「ちょっと見て、このトマト、赤くなってきたよ!」子どもやパートナーと一緒に観察したり、収穫を共有することで、家庭の会話も自然に生まれます。

さいごに
家庭菜園は、節約や健康のためだけでなく、自分を整える“小さな習慣”にもなります。
植物の成長を眺める時間は、心にふっとゆとりをくれるもの。
「育てるって楽しい」「食べるのが楽しみになる」そんなふうに思えるきっかけを、まずは小さなひと鉢から始めてみませんか?
2025年05月14日のみんなのアンケート結果!
高機能化粧品、使うなら?
回答人数:14999人でした!