化粧品を買ったときやイベントなどでいただくサンプル（試供品）。
「旅行のとき使おう」「気分転換に試してみよう」と思いながら、気づけば引き出しの中にたくさん眠っていませんか？
実は、そのサンプルにも“使用期限”があるんです。
古くなった試供品は、肌トラブルの原因になってしまうことも…。
今回は、そんなサンプルコスメの正しい使い方と、気をつけたいポイントをお届けします。
試供品にも使用期限アリ！
未開封で半年〜1年以内に使い切ることをおすすめいたします。
それは、未開封の状態でも時間が経つことで成分が変質したり、品質が落ちてしまうことがあるから。
特に試供品は、製品版に比べて容器が簡易的だったり、空気や光の影響を受けやすいものも多く、劣化しやすいのが特徴です。
「まだ使えるかも…」とため込まず、肌のためにも早めに使い切るようにしましょう。
開封後はすぐ使うべき？
「ちょっとだけ使って、また今度にしよう」と、引き出しにしまったまま・・なんてことないですか？
開封した瞬間から、劣化は始まっています。
中身が空気に触れることで酸化が進んだり、雑菌が混入するリスクも高まります。
特にチューブタイプやパウチタイプは、密封性が低く、肌荒れやかぶれの原因になることも。
旅行や出張に便利なサンプルですが、せっかくのスキンケアでトラブルを招かないためにも、開封後はなるべく早めに1回で使い切るようにしましょう。
どうしても一度で使い切れない場合は、清潔なスパチュラで取り出し、残りはラップで密閉し冷蔵庫で保管し、翌日までに使うようにしましょう。
「もったいない」より「お肌ファースト」でいきましょう。
化粧品サンプルの保管術
未開封の状態なら半年〜1年は持つとされていますが、これは冷暗所で保管されていた場合です。
高温多湿の場所や直射日光が当たる場所で保管していた場合は、成分が分離したり変質する可能性があります。
とくに、手帳のポケットや車の中、洗面所の棚などは要注意です。
未開封であっても「見た目や香りに違和感がある」「分離している」「においが変」などがあれば、使用は避けましょう。
肌トラブルを防ぐ注意点
生理前や季節の変わり目など、敏感になりやすい時期は、初めて使うアイテムで刺激を感じやすくなります。
お肌がゆらいでいる時期の使用は避けましょう。
さらに、海外旅行などに持っていくときも要注意です！！
気温や湿度の変化で品質が変わってしまうことがあるため、使用前にニオイやテクスチャーに異常がないか確認しましょう。
さいごに
サンプルは「お試し用」だからこそ、新鮮なうちに使うのが大切です。
肌のためにも、「もったいない」より「今使おう」の意識をもち、安心して使えるスキンケアで、自分をいたわる時間を大切にしましょう♡
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