
最近、「なんとなく疲れやすい」「肌がゆらぎやすい」…そんな変化を感じていませんか?
もしかするとそれ、“知らずにとっている添加物”が関係しているかもしれません。
毎日の食事で口にするものだからこそ、体にやさしい選択をしていきたいですよね。
この記事では、40代・50代の女性が気をつけたい添加物と、無理なくできる付き合い方をお届けします。

添加物ってどんなもの?
「食品添加物」って、どんなものがあってどんな目的で使われているかご存知ですか?
✔保存をよくするため(保存料)
✔ 味を調えるため(甘味料・調味料)
✔ 見た目を美しくするため(着色料)
✔ 香りや風味を加えるため(香料)
✔ 食感を整えるため(増粘剤・ゲル化剤)
一度に大量に摂ることがなくても、毎日の積み重ねで、体の中に“少しずつ溜まっていく”ことが問題になります。

添加物が体に悪い理由
添加物はすべてが「悪」というわけではありませんが、毎日・長期的に取りすぎることで、肌や体にじわじわと悪影響を与えます。
肌のくすみや乾燥
添加物の中には、血行を妨げたり、体内のビタミンを消耗してしまうものもあり、肌のハリ・ツヤ不足、くすみにつながることがあります。
肌荒れ・吹き出物
合成着色料や保存料などに含まれる化学物質は、腸内環境を乱し、免疫のバランスを崩す可能性が。その結果、肌に炎症が出やすくなったり、ニキビ・吹き出物が繰り返すケースもあります。
ホルモンバランスの乱れ
人工甘味料や一部の防腐剤は、ホルモンバランスに影響を与えると指摘されており、更年期症状を悪化させたり、自律神経の乱れにつながることも。
腸内環境の悪化
保存料や殺菌剤などの一部は、腸内細菌にダメージを与える可能性が。
腸は、免疫・感情・代謝に深く関わる臓器。腸内環境が乱れることで、便秘・疲れ・肌荒れ・アレルギーの悪化など、全身に影響を及ぼします。
疲労感・だるさ
人工甘味料や化学調味料などは、一時的に血糖値を乱高下させ、食後にだるくなったり、イライラ・集中力の低下など、自律神経への影響が出ることもあります。

40代から避けたい添加物3選
40代・50代は、代謝の低下やホルモンバランスの変化によって、体の解毒力が落ちてくる年代。
そのぶん、若いころはなんともなかった添加物でも、体の中にたまって、不調や老化のスピードに影響を与えていることも。
そこで、特に注意したい添加物を3つご紹介します。
人工甘味料
「カロリーゼロ」「糖質オフ」と書かれた飲み物やお菓子、ヨーグルト、ダイエット食品に多く使われる添加物です。
血糖値を上げにくいと言われていますが、腸内細菌のバランスを崩す可能性や、味覚の感覚を鈍らせる懸念が報告されています。
さらに、こうした“強すぎる甘み”に慣れてしまうと、自然な甘み(果物や野菜)では物足りなく感じ、甘味依存のきっかけになってしまうことも。
📌 ポイント
✔甘味は自然由来のもの(はちみつ・メープルシロップ・甘酒など)にシフト
合成着色料
鮮やかな色のお菓子、清涼飲料水、漬物、ゼリー、加工食品などで見かけることが多い着色料です。
一見カラフルで美味しそうに見えますが、発がん性やアレルギーのリスクが問題視されています。
特に赤色102号、黄色5号などは、欧州の一部では使用制限がかけられているほど。
📌 ポイント
✔できるだけ「無着色」や「天然色素使用」の表示があるものを選ぶ
✔見た目の鮮やかさに惑わされず、シンプルな素材を選ぶクセを
発色剤
ハム・ウインナー・ベーコン・ソーセージなどの加工肉に使われることが多い発色剤。
見た目をピンク色に保つために使われていますが、胃の中で変化して発がん性物質をつくる可能性があると報告されています。
特に世界保健機関(WHO)は、「加工肉の過剰摂取が大腸がんのリスクを高める」と警告しています。
また、発色剤は鉄分の吸収を妨げる働きもあるため、貧血になりやすい女性にとっても注意が必要な成分です。
📌 ポイント
✔「無添加」「発色剤不使用」と書かれている商品を選ぶようにする
✔お弁当や朝食は、卵・野菜・鶏肉などの自然素材を活用する

要注意!食品ラベル表示
「なんとなく体に悪そう…」と感じていても、実際に何をどう避ければいいのか、ラベルの見方って意外と難しいものですよね?
ここでは、ラベルチェックの簡単なコツをお伝えします。
原材料名をチェック
商品のパッケージの裏や横に書かれている「原材料表示」は、使われている量が多い順番に記載されています。「砂糖」「ブドウ糖果糖液糖」「加工油脂」「アミノ酸等」などの添加物が並んでいる場合は、注意が必要です。
また、以下のような表示は、体に負担をかけるので要注意です。
❌️気をつけたい表示例
✔ 人工甘味料:「アスパルテーム」「スクラロース」「アセスルファムK」
✔ 着色料:「赤色○号」「黄色○号」「青色○号」 など番号つきのもの
✔ 保存料:「ソルビン酸」「パラオキシ安息香酸」
✔ 発色剤:「亜硝酸ナトリウム」「硝酸カリウム」
✔ 調味料(アミノ酸等):うま味調味料の一種。使いすぎ注意
できるだけ“シンプルな原材料”を
原材料表示が短くて、聞き慣れた素材だけで構成されている食品は、加工度が低く、添加物も少ない傾向にあります。
📌 OK例
原材料:大豆(国産)、水あめ、塩
📌 NG例
原材料:植物油脂、たん白加水分解物、調味料(アミノ酸等)、pH調整剤、甘味料(スクラロース)、着色料(赤102号)
「なにこれ?読めない…」と思うような成分が多い食品は、避けましょう!!!

添加物と賢く付き合うコツ
「添加物はなるべく避けたいけれど、全部をゼロにするなんて難しい…」
そんな方には、日常の中でムリなく続けられる「添加物とのちょうどいい距離感」をご紹介します。
ゆる〜く意識する
忙しい毎日。コンビニや冷凍食品、お惣菜に頼ることもありますよね?
無理に添加物ゼロを目指すと、食事の準備がストレスになってしまうことも。
たとえば
✔加工食品は週に数回だけ
✔コンビニでは「原材料がシンプルなもの」を選ぶ
✔カラフルなお菓子や飲料は“時々”
…など、「毎日は避ける」「連続しない」など、“ゆるく意識”することが大切です。
“リセットごはんの日”のすすめ
毎日100点じゃなくていいんです!!
「今日はシンプルな食材だけで料理」そんな“リセットごはんの日”を作るのもおすすめ。
たとえば・・
✔野菜中心のスープやおかゆ
✔納豆、豆腐、卵などの“シンプルごはん”
✔塩・だし・味噌などの伝統的な調味料だけの料理
「買い置き」を見直す
家にあると、つい手が伸びてしまう加工食品やお菓子。
“なんとなく買っていた”ものを見直すだけでも、添加物の摂取量は大きく変わります。
たとえば・・
✔市販のドレッシング → オリーブオイル+塩で代用
✔加工ハム → 茹で鶏やツナ缶で置き換え
✔スナック菓子 → 素焼きナッツやドライフルーツに

少しの意識が未来を変える
すべての添加物が悪いわけではありませんし、添加物との付き合い方に“正解”はありません。
大切なのは、「知って」「選んで」「無理なく続ける」こと。
「これって何が入ってるのかな?」と、原材料を少し気にしてみる。
「今日はシンプルなごはんにしよう」と、意識してみる。
そんな小さな心がけが、未来のあなたを守ってくれます。

さいごに
すべてを避けるのは難しくても、「何を選ぶか」に気づけることが、心と体をいたわる第一歩。
自分にやさしい食の選び方は、未来のあなたの元気とキレイにつながります。
完璧じゃなくて大丈夫。今日から少しずつ、“知って選ぶ”食習慣を、あなたのペースで始めてみませんか?
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