
「なんだか疲れやすい」「風邪をもらいやすい」そんな不調、もしかしたら“免疫力の低下”が原因かもしれません。
特に40代・50代の女性は、仕事や家事、育児などで毎日フル稼働。
無意識のうちに、免疫力を下げてしまう生活習慣に陥っていることがあります。
この記事では、免疫力を下げるNG行動と対策をお伝えします。

免疫力とは?
ウイルスや細菌などから体を守ってくれる、いわば「体の防御力」
この力が弱まると、ちょっとした風邪や感染症にもかかりやすくなり、回復にも時間がかかるようになります。

免疫力下げるNG習慣5選
「特別なことはしていないのに、なんだか風邪をひきやすくなった…」「疲れが抜けない…」
そんなふうに感じたら、もしかすると日々の何気ない習慣が、知らないうちに免疫力を下げてしまっているのかもしれません。
スマホやパソコンを夜遅くまで見る
ブルーライトは脳を刺激し、睡眠の質を下げてしまいます。眠る直前までスマホを見ていると、深い睡眠がとれず、体がしっかり休まらず免疫力が低下します。
朝食を抜く・不規則な食事
「時間がないから」と朝食を抜いたり、夕食が遅くなりがちな生活は、腸内環境を乱す原因に。
運動不足
体を動かさないと血流が滞り、免疫細胞が全身に届きにくくなってしまいます。
無意識の「冷え」
冷たい飲み物、薄着、エアコン直撃…思い当たることはありませんか?冷えは、免疫を司る白血球の働きを鈍らせます。
自分のことは後回し
「家族が優先」「自分はあとでいい」…優しい女性ほど抱きがちですよね?
ですが、自分の体調が崩れてしまっては、誰のことも支えられません。“私が元気でいることが、家族の安心”と、自分のケアにも目を向けてあげてください。

免疫力低下で起こる不調
免疫力が低下することで、以下のような体と心の不調が起こります。
✔風邪をひきやすくなる
✔肌荒れ・口内炎が治りにくい
✔腸内環境が乱れ、便秘や下痢になりやすい
✔疲労が抜けず、だるさが続く
✔心が落ち込みやすくなる
また、免疫力が落ちていると、家族が風邪をひいたとき、自分もすぐにうつってしまうというリスクも高くなります。特に、子どもがいる家庭では避けたいところですよね?
家族の健康を守りたいからこそ、自分の免疫力を保つことを最優先しましょう

忙しい人の免疫アップ習慣
「免疫力を上げたい」と思っても、40代・50代の毎日は本当に忙しく、家事に育児、仕事に追われてますよね?
そんな方は、ちょっとした生活の見直しで免疫力を高めましょう。
質の良い睡眠をとる
寝不足は、免疫力低下の大きな原因。できるだけ、睡眠時間を取るようにしましょう。眠りのゴールデンタイム(22時〜2時)にしっかり休めると、体も回復しやすくなります。
また、「スマホを寝室に持ち込まない」「寝る前は照明を暗めにする」など、リラックスできる環境を作ることも大事です。
朝ごはんで“腸活”を意識する
免疫細胞の約7割が腸にあると言われているほど、腸内環境は免疫力と密接。
発酵食品(ヨーグルト・味噌・納豆)や、食物繊維(オートミール・ごぼう・バナナ)を朝ごはんに取り入れて、腸を整えていきましょう。
体を冷やさない
冷えは血流を悪くし、免疫細胞の働きも低下させてしまいます。
お風呂はシャワーだけで済ませず、ぬるめのお湯にしっかり浸かるようにしましょう。また、腹巻きやレッグウォーマーなど、冷え取りアイテムも頼りになります。
笑う・深呼吸する
ストレスがたまると、自律神経のバランスが崩れ、免疫力もダウン。
「笑う」「深呼吸する」など、意識的にリラックスする時間をもつことも大切です。お気に入りの音楽を聴いたり、ゆっくりお茶を飲むだけでも、心と体が整います。

免疫力を上げる食事と栄養
風邪やウイルスを寄せつけない体づくりには、毎日の食事から“免疫力の土台”を整えることがとても大切です。
腸を元気に!「発酵食品」
免疫細胞の約7割が集まるといわれている“腸”。ここを整えることが、免疫力アップの第一歩です。
納豆・味噌・ヨーグルト・キムチなどの発酵食品を、毎日少しずつ取り入れましょう。特に朝食での摂取は腸が目覚めやすく、効果的です。
ビタミンCで、ウイルスに負けない粘膜を
粘膜は、ウイルスや細菌の侵入を防いでくれます。ビタミンCは、そのバリアを強化し、さらに抗酸化作用で細胞のダメージも防いでくれます。
ブロッコリー、赤ピーマン、柑橘類、いちごなどを積極的に摂取しましょう。
タンパク質をしっかりと
免疫細胞を作るもととなるのが「タンパク質」
忙しいとつい炭水化物中心の食事になりがちですが、肉・魚・卵・大豆製品などをバランスよく取り入れて、しっかり体を作りましょう。
抗酸化パワーで免疫キープ!
加齢とともに増える“酸化ストレス”は、免疫力を下げる原因に。
ビタミンE(アーモンド・かぼちゃ・アボカドなど)やβカロテン(にんじん・ほうれん草など)を含む食品を意識して摂取しましょう。
水分補給も忘れずに
体内の巡りをよくするためには、十分な水分も必要です。白湯やハーブティーで体を温めながら、こまめな水分補給を心がけましょう。

ママこそ必要!免疫対策
子どもがいるご家庭では、季節の変わり目や園・学校で流行する風邪をもらいやすいもの。家族の健康を支える母こそ、自分の体を守るケアが大事です。
自分のケアを後回しにしていませんか?
「私より子どもが大事」「家族の食事が優先で、自分はテキトー」毎日、家事や仕事、育児に忙しく、自分のことはつい後回し。そんな日々を続けていると、気づかないうちに体は疲弊し、免疫力も低下してしまいます。
「ちょっと疲れたな」「最近風邪をひきやすい」そんなサインに気づいたら、立ち止まって自分をいたわってあげてください。
自分への“やさしい時間”を
免疫力は、食事だけでなく「心の余裕」や「睡眠の質」にも深く関係します。だからこそ、短時間でもいいので“自分のための時間”をつくることが大切です。
温かい飲み物をゆっくり飲む時間、好きな香りに包まれる入浴タイム…そんな小さな習慣の積み重ねが、免疫力を底上げしてくれます。
頑張るお母さんほど「私は大丈夫」と思いがちです。
ですが、母が倒れれば家族も大きな影響を受けてしまいます。
母であるあなたの健康が、家族みんなの元気の土台です。
罪悪感を感じず、「頑張りすぎない・しっかり休む・食べる・笑う」ことを大切にしてくださいね。

さいごに
自分の免疫力を守ることは、家族を守ることでもあります。
家族の笑顔を守るために、まずはあなた自身の笑顔を守ってください。
小さな意識が、これからの体調や心のゆとりを育てていきます。
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