
最近、なんとなく疲れやすい、肌がゆらぐ…。
その不調、もしかすると毎日の食べものに含まれる“添加物”が関係しているかもしれません。
40代・50代の体にやさしい選択をするために、今こそ、少しだけ「食の中身」を見直してみませんか?

添加物に注意すべき理由
若いころは気にならなかった「疲れが抜けない」「肌がくすむ」「お腹の調子が不安定」…その背景には、加齢による代謝力・解毒力の低下があります。
20〜30代では肝臓や腎臓の働きが活発で、多少の添加物はすばやく処理されていました。
ところが40代・50代になると、これらの機能が落ち、体にとって「異物」である添加物が排出されにくくなってしまうのです。
さらに、ホルモンバランスの変化や腸内環境の乱れと相まって、少しの添加物でも体調や肌にダイレクトに影響を感じやすくなります。
では、どのような食品に添加物が多く含まれてるのでしょうか?

コンビニの加工パン
ふわふわ、甘い香り、手軽さが魅力のコンビニパン。
ですが、そのやわらかさや長持ちさせるためには、「イーストフード」「乳化剤」「保存料」などの添加物が含まれています。
特に「菓子パン」は、見た目や味を良くするために香料・着色料・甘味料も多用されていることも。
パッケージ裏の原材料欄が「ズラリとカタカナだらけ」なら、注意のサインです!!

スーパーのお惣菜
「手作りは面倒…」とつい頼りたくなるお惣菜。
ですが、店頭に長時間並べるために「保存料」「酸化防止剤」「pH調整剤」などが含まれていることも・・
特に、色が鮮やかなもの、サラダ系、揚げ物系には要注意です。
「家庭の味風」に見えても、添加物で“手作り感”を演出していることもあるので気をつけましょう。

清涼飲料水・ゼリー飲料
甘くておいしい飲みものは、実は“添加物の宝庫”。
人工甘味料(アスパルテーム・スクラロースなど)は少量でも甘さが強く、血糖値には影響しなくても腸内細菌にダメージを与えると指摘されています。
味のバリエーションも、実は「香料」「酸味料」で調整されているだけのものが多く、本物の果汁はほんのわずか。
「カロリーゼロ」や「ヘルシー風」の表示でも油断は禁物です!!

カップラーメン・レトルト食品
濃い味、手軽さ、保存性――その裏には「調味料(アミノ酸等)」「増粘剤」「合成着色料」など多数の添加物が。
特に「味付きスープ」は塩分+添加物のコンビネーションで、腎臓や血圧への負担も。
時短に頼りすぎず、“非常食”程度の位置づけにしましょう。

色鮮やかなハム・ソーセージ類
スーパーの陳列棚でつい手が伸びてしまう「ピンク色のウィンナー」。
実は本来の肉の色ではなく、発色剤(亜硝酸Na)で着色されている場合が多いです。
また、結着剤や保存料も含まれ、毎日摂取するには負担が大きめ。
「無塩せき」の表示があるものを選ぶと、添加物はぐっと減らせます。

無添加表示の落とし穴
「〇〇無添加」「天然由来使用」…いかにも体によさそうなパッケージ。
ですが、それだけで安心してはいけません。
たとえば・・
✔「化学調味料不使用」でも、甘味料・香料・保存料が入っていることも
✔ 「天然由来の香料」といっても、加工・抽出の段階で化学処理されている場合も
✔ 「着色料不使用」でも、白砂糖や人工甘味料で“見た目と味”を補っていることも
イメージより「裏面ラベル」が真実を教えてくれます。

添加物チェックのコツ
買い物のたびに毎回じっくりチェックするのは大変。そんな時は、以下の3つに注目してみましょう。
簡単3チェック
1. 原材料が10項目以上並んでいたら注意!
2. カタカナや“●●等”が連発されていない?
3. やたらと色鮮やかで日持ちが長すぎない?

ゆる無添加生活の始め方
少し意識するだけでも、体が軽くなったり、肌が穏やかになったり…小さな変化に気づくはずです。
✔スーパーで「今日は1つだけ、原材料を見てみる」
✔パンを買うなら「シンプルな材料のものを選ぶ」
✔出汁や味噌などの“基本調味料”を見直す
✔「冷凍保存」や「作り置き」で加工品に頼らない工夫を

さいごに
「完璧に添加物を避ける」なんて、ストイックすぎて続きません。
大切なのは、ちょっと気づいて、やさしく選び直すこと。
未来の自分のために、“今日のひとつ”を見直すだけでも、心と体は変わっていきます。
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