
「片付けなきゃ…」そう思うのに、心も体も動かない日ってありますよね?
40代・50代は、忙しさや年齢の変化で“がんばる片付け”がつらくなることも。
今回は、そんなあなたにこそ届けたい、心と暮らしをそっと整える“ゆる片付け”のヒントをご紹介します。

片付けられない理由とは
片付けって、体力も気力も使う作業。
「気づけばまた散らかってる」「どこから手をつけたらいいかわからない」「やり始めたけど途中で疲れてしまった…」そんな風に感じている方は、実はとても多いのです。
特に40代・50代は、体調やホルモンバランスの変化、家族の物の管理、仕事や介護で自分の時間が取りづらい時期。
若い頃のようには動けなくて当然なんです。

片付けは「美と健康」にも直結?
散らかった部屋にいると、無意識に「視覚的ストレス」がかかります。
視界に入る情報が多いと脳が疲れやすく、自律神経も乱れがちに。
すると「寝つきが悪くなる」「肌荒れやくすみが増える」「イライラや不安がたまりやすくなる」といった症状も・・
逆に、部屋が整うと、心拍や呼吸が落ち着き、「リラックスモード」の副交感神経が優位に。
“空間を整えること=自分を整えること”でもあるんですね。

ゆる片付け〜5つのSTEP
1. 1日1か所だけ整える
「今日はポーチの中だけ」「冷蔵庫の1段」など、小さな成功体験を重ねて自信に。
2. 「いる・いらない」より「使ってる?」で判断
「また着るかも…」よりも「3ヶ月以内に着た?」で選別。迷ったら“保留ボックス”へ。
3. 動いた“ついで”に戻す習慣を
「洗面後に髪ゴムを戻す」「歯磨きのついでにコップを洗う」「テレビを消すついでにリモコンを所定の位置へ」など、動いた“ついで”に戻す習慣を。
4. お気に入りの収納グッズをひとつだけ
見える場所は「気分が上がる」デザインにすると、自然と片付けたくなります。
5. “この引き出しだけ空にする日”を決めておく
「月末は文房具の引き出し」「翌月は薬箱の引き出し」などと、無理なく1か所ずつ整えていくと達成感◎

ズボラでも続く収納ルール
見せるより“隠す”収納
収納ボックスにポンと入れるだけでも視界がスッキリ。ごちゃつきは“布”で覆うのも◎
1カテゴリ1収納
「紙袋はこの引き出しだけ」 「文房具はこの箱だけ」「スキンケアはこのカゴだけ」など、エリアを決めると“入らない=見直しどき”が自然にわかります。
収納場所は“使う場所のすぐそば”
「メイク道具は鏡の近く」「ハンカチは玄関近く」などと、使う→戻すの動線が近いだけで、片付けは続けやすくなります。

手放せないモノとの向き合い方
高かった服、プレゼントでもらったもの、思い出の写真…。
モノを手放せない背景には、「罪悪感」「後悔」「思い出」が絡んでいます。
過去の大切な経験は、心の中にちゃんと残っています。
「今の私に必要?」「これからの私を支えてくれる?」と問いかけてみて。
答えがNOなら、「ありがとう」と声をかけて手放しましょう。

片付けで得られる7つの変化
片付けは、お肌や体だけでなく“心のしずけさ”も取り戻してくれます。
✔ 朝、探し物が減る→心の余裕が生まれる
✔ 掃除がラクになる→アレルギー対策にも◎
✔ 寝室が整う→質のいい睡眠に
✔ メイクやスキンケアが“好きな時間”になる
✔ 美容アイテムの在庫管理ができて、ムダ買い減少
✔ 夜のリラックスタイムが増える
✔ 肌トラブルが減る(ホコリ・ストレス軽減)
「片付け」は、ただの家事ではなく、“私を整える美容習慣”です。

おすすめ収納グッズ
“見た目も気分も上がる”アイテムを味方にすると、片付けが楽しい時間に変わります。
✔ラベル付きBOX
中身がひと目でわかるから探す手間ゼロ
✔ 折りたためるエコバッグ
収納しやすく“床置きバッグ”も卒業。買い物袋のゴチャゴチャ防止にも
✔ タワーシリーズ(山崎実業)
見せる収納の救世主。生活感を隠しながらおしゃれにスッキリ。
✔ 収納スツール
隠す×座れるの一石二鳥!玄関にもリビングにも◎

さいごに
部屋が整えば、心も整います。
完璧じゃなくていいんです。
小さな整えがあなたの毎日をやさしく変えていきます。
今日から少しずつ、“自分が好きになれる片付け”をはじめてみませんか?
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