
「ヨガとピラティスって、何が違うの?」
そんな疑問を感じたことはありませんか?
40代・50代になると、体調や体のクセも変化してきます。
だからこそ、自分に合うものを知って、心地よく続けたいですよね。
この記事では、ヨガとピラティスの違いや選び方を解説します。

ヨガとピラティスの違い
ヨガとピラティス、名前も雰囲気も似ていて、「どっちが自分に合っているの?」と迷ってしまう方も多いですよね?
どちらも呼吸を大切にしながら体を動かすイメージですが、目的も効果も、アプローチの仕方も、それぞれに個性があります。
どちらも「年齢に合った無理のないセルフケア」で、自分のペースで無理なく始められます。
目的に合わせて選んだり、両方を組み合わせて取り入れたりしながら、心地よい“私の整え方”を見つけましょう。

ヨガ〜心と体をととのえる
ヨガは、古代インドで生まれた「心と体、そして呼吸をひとつにする」考えに基づくもの。
ポーズ(アーサナ)を取りながら深い腹式呼吸をすることで、自律神経のバランスが整い、心が落ち着いていくのが特長です。
瞑想やマインドフルネスと組み合わせることも多く、「忙しさで心が乱れているとき」「気持ちがソワソワして眠れないとき」におすすめです。
また、ポーズによっては股関節の柔軟性アップや、内臓を刺激して消化を助けるなど、美容と健康にうれしい効果もたっぷり。
自分のペースで取り組めるのも魅力です。

ピラティス〜体の“芯”を鍛える
ピラティスは、ドイツ人のジョセフ・ハベルタス・ピラティス氏によって考案された、リハビリ由来のエクササイズ。
姿勢改善、インナーマッスル強化、骨盤底筋の引き締めなど、“体の内側から美しくなる”ことを目的としています。
呼吸法は胸式呼吸が中心で、筋肉にしっかり酸素を届けながらエクササイズを行います。
背骨や骨盤を意識して動くことで、体のクセやゆがみをリセット。
40代・50代になると増えてくる「猫背」「ぽっこりお腹」「腰痛」「尿もれ予防」にも役立ちます。
動きは地味に見えても、じわっと汗をかくほど効果的。
特にボディラインを引き締めたい方にはぴったりです。
ヨガもピラティスも魅力的だけど、自分に合うのはどっち?
そんな迷いを解消するために、それぞれの「いいところ」と「注意ポイント」をお伝えします。

ヨガのメリット・デメリット
メリット
✔ リラックス効果が高い
深い呼吸とゆったりとした動きで副交感神経が優位に。ストレスケアや不眠対策にも◎。
✔ 柔軟性アップでケガ予防にも
筋肉をゆるめながらのばすので、体の硬さや関節のこわばりにもやさしくアプローチ。
✔ 自分と向き合う時間がもてる
静かに自分の呼吸や感情に耳を傾けることで、心のバランスも整っていきます。
デメリット
✔ 柔軟性が必要なポーズもある
初心者には難しく感じる動きもあるため、無理をすると筋を痛めることも。
✔ 運動量は控えめ
ダイエット目的や筋力アップには物足りなさを感じることも。

ピラティスのメリット・デメリット
メリット
✔ インナーマッスルが鍛えられる
体の芯から支える筋肉が強くなることで、姿勢改善やぽっこりお腹の引き締めに◎。
✔ ゆがみリセットに効果的
骨盤の位置や背骨の並びなどを意識することで、体のクセが整います。
✔ “年齢に負けない体づくり”に最適
筋力・バランス力を高めるので、将来の転倒予防にもつながります。
デメリット
✔ 慣れるまでは少し地味?
動きが小さく一見簡単そうに見えるため、「これで効いてるの?」と感じることも。
✔ 正しいフォームが重要
体を意識して動かすため、自己流だと逆にクセを強める場合も。動画や教室で学ぶのがおすすめ。
どちらにも魅力があり、どちらにも注意点があります。
「気持ちを整えたい日はヨガ」「体を引き締めたい日はピラティス」といったように、目的やその日の体調にあわせて選びましょう。

「ヨガ」が向いている人
以下にあてはまる方は、ヨガを味方につけましょう。
✔ 気持ちが落ち込みやすい
✔ 更年期の不調が出てきた
✔ 寝つきが悪く、疲れがとれない
✔ 朝や夜、ゆったりと体を動かしたい
✔ 自分と向き合う静かな時間がほしい
おすすめヨガの種類
✔ 陰ヨガ(関節や筋膜にアプローチ)
✔ リストラティブヨガ(癒し・回復目的)

「ピラティス」が向いている人
以下にあてはまる方は、ピラティスを味方につけましょう。
✔ 姿勢のゆがみが気になる
✔ 肩こり・腰痛が慢性的になってきた
✔ 筋力の衰えを感じる
✔ お腹まわり・下半身のたるみが気になる
✔ ボディラインを引き締めたい
ピラティスの魅力
✔ 小さな動きでしっかり筋肉に効く
✔ 正しい骨格ポジションを身につけられる
✔ インナーマッスルが鍛えられるので代謝もUP

さいごに
年齢とともに大切になる「心と体の整え方」。
ヨガでもピラティスでも、自分に合うスタイルを見つければ、それが日々のリセット習慣になります。
気負わず、ゆるやかに、あなたのペースで、心と体にやさしい習慣を始めてみてくださいね♡
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