
マスクをしているのに頬や耳の横がくっきり日焼け…。
実はマスクは紫外線を完全には防げず、肌ダメージを加速させます。
今回は、大人女子の肌を守る「マスク焼け対策」と、焼けてしまった時の正しいケアをご紹介します。

マスク焼けの原因
「顔の半分は隠れているはずなのに、外したら頬にくっきりラインが…」そんな経験はありませんか?
実は、マスクは紫外線を完全には防げず、特にUVAが透過して「マスク焼け」を引き起こします。
紫外線A波(UVA)とB波(UVB)の違い
✔A波(UVA)
雲・ガラス・マスクの繊維も通り抜け、肌の奥(真皮)まで届く。シワ・たるみの原因に。
✔B波(UVB)
肌の表面に作用。短時間で日焼けや赤みを起こす。
摩擦+蒸れが色素沈着の原因に
マスク内の湿気とこすれで角質層がダメージを受けると、バリア機能が低下。
その状態で紫外線を浴びると、メラニンが過剰に反応して“濃いシミ”やくっきり色ムラ”になりやすいのです。
特に40代・50代は肌のターンオーバーが遅くなり、紫外線ダメージが色素沈着として残りやすくなるので要注意です!!

マスク焼けしやすい部位
「マスクで隠れている=守られている」というわけではないので、以下の部位は特に注意しましょう。
頬骨の高い位置
マスクの上のラインから出る部分は紫外線をまともに浴びるスポット。
耳の横・こめかみ
ゴムの跡がつく部分は摩擦で弱ったところに紫外線が重なるため、赤みや色素沈着が出やすくなります。
鼻の上、マスクの縁
微妙な隙間部分も日焼けしやすく、意外と目立つところ。

マスク焼け予防スキンケア
朝のUV対策は“顔全体に”
日焼け止めは「マスクで隠れるから少しでいい」ではなく、顔全体にしっかり塗りましょう。特に耳の後ろやこめかみまで意識して。
塗り直しにはミストタイプ
日中のメイク直し時に、スプレー型やミスト型の日焼け止めが便利です。ファンデーションを崩さずに紫外線カットできます。
保湿はバリア機能の要
保湿不足の肌はバリアが壊れやすく、炎症性色素沈着を起こしやすいです。化粧水→乳液→日焼け止め→保湿下地で潤いの土台を作りましょう。

外出時の焼け防止
帽子をかぶる
特に真夏は必須。UVカット加工のものを選ぶとより安心です。
日傘は白より黒がおすすめ
黒は紫外線吸収率が高く、地面の反射も抑える効果が大。
UVカット機能付きのマスクを
最近は機能性マスクが増えているので、夏はこれ一択。JIS規格やUPF値(紫外線防御指数)で選ぶと信頼性が高いです
マスクはこまめに交換
汗や皮脂で濡れたマスクは紫外線を通しやすくします。湿ったら交換を。

焼けた後の応急ケア
うっかり焼けてしまった場合、まずは肌を落ち着かせるケアをしましょう。
1. 炎症を抑える(24時間以内)
冷やしたタオルや保冷剤で鎮静。赤みがある間は、刺激を控えたいので、美白美容液の使用は避けましょう。
2. 保湿を徹底する(2〜3日)
化粧水+シートマスクでうるおいをしっかり補給し、お肌のバリアを立て直します。
3. 美白ケアに切り替え(赤みが引いた後)
赤みが引いた後は、美容液で透明感ケア。
✔ビタミンC誘導体:シミ・くすみに
✔ナイアシンアミド:色素沈着の抑制
✔レチノール:ターンオーバー促進(夜のみ)
NG!!!
焦ってゴシゴシ洗う、強いピーリングは逆効果です。

食べ物で内側ケア
食べ物で体の内側から抗酸化力を高め、「日焼けに負けない肌」を作りましょう。
おすすめ食材
✔ビタミンC
キウイ、ブロッコリー、柑橘類など
✔ビタミンE
アーモンド、かぼちゃ、アボカドなど
✔リコピン
トマト+オリーブオイル・・油と一緒で吸収率UP
✔アスタキサンチン
鮭・エビなど・・紫外線による細胞酸化を抑える。
✔ポリフェノール
ブルーベリー・カシス・・血流を改善し、ターンオーバーを助ける。

おすすめアイテム3選
アネッサ パーフェクトUV スキンケアスプレー
手軽に塗り直せるUV。汗・蒸れにも強く、マスク生活に最適。
UVカット機能付きマスク(UPF50+)
「ヤケーヌ」や「UV100」など、紫外線をしっかりブロック。不織布の上から布タイプを重ねるダブル使いも◎。
ビタミンC誘導体美容液
日差しを浴びた後のくすみケアに。透明感を取り戻したい40代・50代におすすめ。

さいごに
マスクで守られていると思っていた肌が、実は危険にさらされています。
ですが、予防とアフターケアを積み重ねることで、シミ・くすみのない透明感は取り戻せます。
隠れている部分こそ大切にケアして、未来のあなたの肌を守りましょう♡
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