
エアコンなしでは過ごせない夏。
ですが使い方次第で、冷え・だるさ・肌トラブルを招くこともあります。
今回は、体も肌も守るために避けたいNG習慣と正しいエアコンの使い方を解説します。
体を守る正しいエアコン術を一緒に見直してみませんか?

エアコンの落とし穴
若い頃は平気だったのに、最近はエアコンの冷気で体がだるくなったり、肌が乾燥してかゆくなる…。その背景には加齢による体の変化があります。
自律神経の乱れ
ホルモンバランスの変化で体温調節機能が低下し、気温の変化に体がついていかなくなります。
代謝・血流の低下
冷えると血の巡りが悪くなり、疲れや肩こりの原因に。
お肌の水分保持力が低下
エアコンの風=乾燥した空気。お肌が敏感に反応します。
つまり、同じ温度でも年齢を重ねた女性の体はダメージを受けやすいのです。

温度下げすぎ注意
なぜダメ?
✔ 室内外の温度差が大きいと、自律神経がパニック状態になります。
✔ 冷えた血管はギュッと縮み、体温が下がりすぎます。
✔ 内臓が冷え、胃腸の働きも落ちて夏バテの原因に。
対策
✔ 目安は外気との差 5〜7℃以内しましょう。例えば、外が33℃なら26〜28℃設定に。
✔ 体感温度を下げたいときは扇風機・サーキュレーターで空気を回しましょう。

直風NGの理由
なぜダメ?
✔ 局所的に冷やされた部分は血流が悪くなり、肩こり・腰痛・足の冷えを悪化させます。
✔ 首・お腹・足先が冷えると女性ホルモンにも悪影響を及ぼします。
対策
✔ 風向きは上向き+壁に沿わせて空気を循環させましょう。
✔ 就寝時は直接体に当たらないように「風よけ」設定や「風向き固定」を活用しましょう。

つけ方の注意点
ずっとつけっぱなしは、冷え・乾燥・睡眠中の体温低下を招きます。
逆に、頻繁にオンオフすると、温度差で自律神経の乱れにつながるし、電気代も上がります(再起動時に大きな電力が必要)
対策
✔ 日中は自動運転で安定運転、外出時はオフしましょう。
✔ 夜はタイマーを活用して2〜3時間後に切れるように設定しましょう。

フィルター掃除必須
汚れたフィルターはカビ・ホコリの温床。その空気を吸うとアレルギー・咳・肌荒れの原因に。
対策
✔ 2週間〜1カ月ごとにフィルター掃除
✔ 年に1回はプロのクリーニングで内部のカビ対策

保湿と加湿を忘れず
冷房中の室内は湿度が30〜40%台まで下がることもあり、お肌のバリア機能が弱まり、かゆみ・乾燥・小ジワ・赤みを引き起こします。
対策
✔ 加湿器 or 濡れタオルを室内に
✔ ボディローションやミストで日中も保湿しましょう
✔ 夜は保湿力の高いクリームで仕上げましょう

プラスαでトラブル回避
部屋着で調整
肌寒さを感じたら、羽織や靴下で調整しましょう。
水分補給を忘れずに
冷房下は喉の渇きに気づきにくいので、こまめに常温水を飲みましょう。
エアコン+扇風機のダブル使い
温度を下げすぎず、風を循環させて体感温度を下げましょう。

さいごに
エアコンは、正しく使えば夏バテも肌トラブルも防げる頼もしい味方になってくれます。
「設定温度」「風向き」「フィルター掃除」「保湿」、この4つを意識するだけで、快適さと健康の両方を手に入れることができます。
この夏は、「冷えすぎない・乾燥させない・体を守る」使い方で、もっと心地よく過ごしてみませんか?
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