
「夏は乾燥しないから安心」…そう思っていませんか?
実はその油断こそが、秋以降の“老け見え”の原因に・・
見逃しがちな夏の隠れ乾燥、今こそ本気で向き合うときです。
この記事では、夏に進む隠れ乾燥の原因と対策を解説します。

夏の「隠れ乾燥肌」とは?
夏は汗や皮脂で肌が潤っているように感じますが、実は強い紫外線や冷房による乾燥、過剰な汗拭きなどで水分が奪われています。
紫外線
肌内部の水分を蒸発させ、バリア機能を低下させます
冷房
長時間あたると湿度が下がり、肌が乾燥します
汗拭き・洗顔のしすぎ
清潔にしようとして皮脂を落としすぎると、かえって乾燥します

夏の乾燥肌SOSサイン
こんなサイン、見逃していませんか?もし思い当たることがあれば、それは“隠れ乾燥肌”からのSOSかもしれません。
□ 洗顔直後につっぱる
□ 夕方になると肌がゴワつく・粉をふく
□ ファンデがよれる・毛穴落ちする
□ 目元・口元の細かいシワが目立つ
□ 化粧水の“入り”が悪い、すぐ乾く感じがする

放っておくとどうなる?
表面はしっとり見えても、内側はカラカラ…そんな「隠れ乾燥」を放置すると、秋以降に一気に肌老化が加速する危険があります。
特に、40代・50代はホルモンバランスの影響もあり、乾燥しやすいので要注意です。
✔ しわ・たるみが進みやすくなる
✔ 肌のくすみやゴワつきが目立つ
✔ 化粧ノリが悪くなる
✔ バリア機能の低下で赤みやかゆみなど敏感症状が出やすい

乾燥を悪化?NG習慣
強い洗顔&刺激
朝晩のW洗顔、スクラブ連投、熱いシャワー直撃は、お肌のバリアを破壊させます。
皮脂のとりすぎ
あぶらとり紙などでの皮脂の取りすぎは、リバウンド皮脂&乾燥を悪化させます。
スキンケアは化粧水だけ
水分単独は蒸発時に余計に乾燥を招きます。
冷房直風&乾燥オフィス
風が当たる席は、特に経皮水分喪失が増えます。冷房の風向きは上へ設定したり、卓上加湿を使ったり、薄手ストールで直風を回避しましょう。

夏の保湿スキンケア法
洗顔はやさしく
ゴシゴシこすらず、泡で包むように行いましょう
化粧水は重ねづけ
1回で済ませず、2〜3回に分けて肌に浸透させましょう
乳液・クリームでフタ
化粧水後は乳液・クリーム・バームなどでフタをして水分をキープしましょう
週1〜2回のシートマスク
集中保湿でリセットしましょう
UVケアは365日必須
日焼け止めは2〜3時間おきに塗り直しましょう

食事と習慣で潤い補給
こまめに水分補給する
目安は1.2〜1.5L/日。朝200ml、日中は15〜20分おきに数口とりましょう。また、冷たい飲み物ばかりでなく、常温の水やハーブティーを。
美肌食材をとる
ビタミンC(キウイ・パプリカ)、コラーゲン(鶏肉・ゼラチン)など肌に良い食材を取りましょう
脂質の質を変える
オメガ3脂肪酸(青魚・えごま/アマニ油)でバリアと潤いをサポートしましょう。
たんぱく質をとる
1日体重×1.0〜1.2gのタンパク質を「卵」・「魚」・「鶏肉」・「大豆」から摂取しましょう。
抗酸化食品をとる
夏の鉄板トマト(リコピン)・緑茶(カテキン)・ベリー(ポリフェノール)などを摂取しましょう。
避けたいもの
アルコール・カフェインの摂り過ぎは利尿作用で乾燥の原因になります。また、夜の糖・脂のドカ食いは睡眠の質を低下させるのでほどほどにしましょう。
質のよい睡眠
22〜2時はゴールデンタイムです。また、エアコンは弱めで加湿も忘れずに行いましょう。
軽い運動
血流を良くして栄養を肌へ届けましょう。

大人世代おすすめ習慣
朝
保湿&UVを、顔はもちろん首・耳後ろ・デコルテまで行いましょう。外出5分でも必須です。
昼
目の下・口元は乾燥小ジワが出やすいので、バームを点置きしましょう。
化粧直し
皮脂ティッシュオフ→化粧水→薬指で薄くクリーム→パウダーを筆でふわっ。粉の厚塗りは乾燥悪化につながるので要注意です。
夜
お風呂から上がったら3分以内に保湿しましょう。
週1〜2回やさしい角質ケア→保湿をたっぷり行いましょう。

さいごに
夏の乾燥は気づきにくいからこそ、早めのケアが未来の美肌を守ります。
紫外線や冷房にさらされる毎日でも、スキンケアと食生活を少し工夫するだけで、潤いはしっかり取り戻せます。
自分の肌に寄り添ったケアを始めて、秋冬も透明感あふれる肌をキープしていきましょう♡
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