
「朝ちゃんと日焼け止めを塗ったのに、シミが増えた気がする…」そんな経験はありませんか?
実はその原因、多くの場合は「塗り忘れゾーン」。
顔全体を塗ったつもりでも、細かい部分は意外とムラになりやすいのです。
今回は、そんな日焼け止めの塗り忘れやすい場所と対策を紹介します。

なぜ塗り忘れる?
「全体に塗ったつもり」になってしまうのは、忙しい朝のスキンケアの“ついで塗り”が多いから。
さらに、ファンデーションや下地にもUVカットが入っているから安心、と思い込んでしまうことも原因です。
では、どのような場所が塗り忘れやすいのでしょうか?

顔まわり「細かいゾーン」
まぶた・目の下のくぼみ
皮膚が薄くシワやシミが出やすいのに、塗り忘れが多い場所。軽く指で押さえ込むように重ね塗りをしましょう。
小鼻のキワ・鼻の下
凹凸があり、ファンデーション頼みになりがちです。スポンジを使うとムラなく仕上がります。
顔の側面(耳の前〜エラ)
横からの光で焼けやすく、シミが集中しやすいです。車の運転や買い物のときは、特に要注意です。

耳やうなじも要チェック
耳・耳の後ろ
髪で隠れるからと油断しがちですが、紫外線は透けて届きます。
エラの下・あごのライン
首との境目が「日焼けライン」になりやすく、老け見えにつながります。顔と首は“ひとくくり”で塗る意識をもちましょう。
首の後ろ(うなじ)
髪を結んだ日や風で髪が動いた時に一気に日焼けします。外出前は必ずチェックをしましょう。

ボディ「うっかりゾーン」
デコルテ・鎖骨まわり
夏の服装で露出しやすく、乾燥ジワやシミが出やすいです。ハンドクリーム感覚でこまめに塗り直しましょう。
手の甲・指
最も紫外線を浴びやすく、シミが目立ちやすい場所です。運転や買い物かごを持つ手は特に注意です。
足の甲・足首
サンダル焼けが代表例。外出前に忘れずチェックしましょう。

髪と頭皮
頭皮
紫外線で赤くなり、炎症・抜け毛・白髪の原因に。UVスプレーや帽子でガードをしましょう。
生え際・もみあげまわり
額やこめかみは汗で落ちやすく、シミが出やすいです。

正しい塗り方のコツ
日中長時間外にいるならSPF50・PA++++は必須です。
また、室内中心でもUVAは窓を通るのでPAを重視しましょう。
1. 点置き
額・両頬・鼻・あごに加え、耳前・フェイスライン・生え際にも米粒大を点置き。
2. 広げる
中心→外へ。すべらせ+押さえで厚みを均一に。
3. 仕上げ押さえ
小鼻・目周り・耳前は指の腹で数秒“密着プレス”。
4. 二度塗り
頬骨~こめかみ・額上部・鼻先は、焼けやすいので重ね塗りしましょう。
5. セット
メイク前に1~2分置く。生え際は微量のフェイスパウダーでヨレ防止。

便利アイテムで塗り直し
スプレータイプ
髪や耳まわりのケアにおすすめ。外出先でも手軽に使えます。
パウダータイプ
メイク直し感覚で使えます。テカリ防止にも。
スティック
小鼻のキワや耳など細かい部分におすすめです。
UVリップ・ハンドクリーム
顔だけでなく、唇や手元も意外に焼けやすいので要注意です。

日焼け止めの最終チェック
出かける前に最終チェックしてみましょう。
□ 顔の側面(耳の前〜エラまで)まで塗った?
□ 小鼻のキワや鼻下に、ムラや塗り残しはない?
□ まぶた・目の下のくぼみにも薄くなじませてある?
□ 髪の生え際・もみあげまで丁寧に塗った?
□ 耳の上・耳たぶ・耳の後ろまで届いている?
□ エラの下・あごのラインと首との境目に塗り忘れはない?
□ うなじは髪を結んだときに焼けないようケアした?
□ 手の甲・指先にも日焼け止めを塗った?
□ サンダルの日は足の甲・足首まで塗ってある?

さいごに
日焼け止めは“塗る量”も大事ですが“塗り残さない”ことも美肌の鍵に。
ほんの数センチの塗り忘れが、未来のシミやくすみを招きます。
今日から“プラスひと塗り習慣”で、未来の肌を守りましょう♡
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