
40代・50代の肌は、とてもデリケート。
「なんだか最近、肌がざらつく…」「乾燥がひどくなった気がする」・・その原因、毎日使っているタオルかもしれません。
今回は、肌にやさしい素材や使い方、そして見直したい交換サイクルなどご紹介します。
“美肌を育てるタオル習慣”を始めてみませんか?

いつものタオル、肌にやさしい?
40代・50代になると、肌は少しの刺激にも敏感になります。乾燥しやすくなったり、くすみや赤みが気になったり…。
そんな肌に毎日直接触れているのが“タオル”であること、意識していますか?
とくにお風呂上がりのデリケートな肌に、ゴワゴワしたタオルでゴシゴシ拭いてしまうと、せっかくの保湿ケアも台無しに。
「柔らかいけど吸水力がない」「長持ちしそうだけどチクチクする」など、タオル選びを“肌目線”で見直すことが、美肌習慣の第一歩になります。

肌に優しいタオル
肌にやさしいタオルを選ぶなら、まず注目したいのは【素材・織り方・肌ざわり】の3点です。
ガーゼタオル
通気性が高く、薄手でやわらかいタオル。肌にふれる面積が少ないため、摩擦も軽減。敏感肌さんや赤ちゃんにも人気です。
オーガニックコットン
化学肥料や農薬を使わずに育てられた綿を使った、肌にも地球にもやさしい素材。アトピーや乾燥肌の人にも安心して使えます。

NGタオル素材に注意!
どんなにスキンケアを頑張っても、肌に触れるタオルの素材が刺激になっていては、本末転倒です。
ポリエステルや化繊混紡
ポリエステルは乾きやすく、型くずれしにくい反面、繊維が硬くなりやすく、摩擦が強くなりがち。乾燥肌や敏感肌の方にはチクチク感じることも。
ごわつきが出てきた古いタオル
長く使ったタオルは、繊維がつぶれて硬くなり、吸水力も落ちがち。そのまま使い続けると、知らず知らずのうちに肌をこすってしまい、シミやくすみの原因に。
毛羽落ちしやすいタオル
見た目はふわふわでも、繊維が落ちやすいものは要注意。落ちた繊維が毛穴につまったり、敏感な肌にかゆみや赤みを引き起こすこともあります。
購入時の手触りだけでなく、使い続けたあとの風合いにも目を向けましょう。

“こすらない”が美肌を守る
タオルの摩擦は、知らぬ間に肌にストレスを与えています。
特に、お風呂上がりの肌は、表面の水分と一緒に皮脂膜も流れ出ており、とてもデリケート。
そこにゴシゴシとこすりつけるようにタオルを使うと、肌のうるおいバリアがダメージを受けてしまいます。
こんなふうに使ってみよう
✔ タオルをやさしくあてて、水分を“吸い取らせる”ように
✔ 特に顔・首・デコルテ・ふくらはぎなど乾燥しやすい部位は慎重に
✔ 髪も同様に、ごしごしタオルドライではなく包んで押さえるように
こすらないだけで、肌トラブルはぐっと減ります。スキンケアの前に、まずは「タオルケア」で美肌の土台を整えていきましょう。

タオルのお手入れのしかた
せっかく肌にやさしいタオルを選んでも、お手入れが間違っていると、効果が半減してしまいます。
柔軟剤の使いすぎに注意
ふわふわ感を出すために柔軟剤を使いすぎると、タオルに成分が残り、肌トラブルのもとに。
また、吸水性が低下することで、タオルの摩擦が強くなる原因にもなります。
肌にやさしい洗濯ルーティン
✔ 肌にふれるタオルは、柔軟剤を使わず中性洗剤で洗う
✔ 残り香や成分が気になるときは、すすぎを1回多くする
✔ 乾燥は自然乾燥が◎。直射日光を避けて、風通しのいい場所に干しましょう。

こんなタオル、1枚あると便利!
タオルは毎日使うものだからこそ、“用途に合わせた1枚”があるととても快適に。
旅行のおともに「速乾ガーゼタオル」
旅行や出張先では、洗濯や乾燥環境が整わないことも。そんなときに役立つのが、軽くて速乾性のあるガーゼタオルです。
就寝時の「枕カバー代わりタオル」
寝ている間も、肌とタオルはずっと触れています。肌や髪の摩擦を防ぐために、やわらかなフェイスタオルを枕に敷くのがおすすめ。
ジムや温泉で活躍「吸水タオル」
運動後や温泉では、汗や水分をすぐ吸い取ってくれるタオルが便利です。
デスクに1枚「小さめハンドタオル」
意外と重宝するのが、小さなハンドタオル。オフィスや外出先で、手洗い後だけでなく、汗を押さえたり、乾燥した肌をやさしく覆ったりするのに活躍してくれます。

タオルの寿命と交換時期
どんなに肌に優しい素材でも、使い古しは肌トラブルのもと。
お気に入りのタオルこそ、定期的な入れ替えで「美肌を守る習慣」に変えていきましょう。
バスタオル
毎日使う分、繊維の傷みや雑菌の繁殖が進みやすいため、清潔さを保つには、半年~1年以内の交換をおすすめします。
見た目がキレイでも、繊維の奥には雑菌が潜んでいる場合もあるので要注意です!
フェイスタオル
顔は特に敏感なパーツ。ニキビや肌荒れの原因にもなるため、3~6か月で交換をしましょう。
小さめサイズで乾きやすい分、劣化にも気づきにくいので定期チェックを忘れずに。
枕カバー代わりのタオル
寝ている間の汗や皮脂の汚れが付着しやすく、肌トラブルの元に。こまめに洗濯することに加えて、2〜3か月で“まるごと交換”することが理想です。

タオル交換チェック
以下のうち、2つ以上当てはまったら交換のサインです!
▢ ゴワゴワ・ざらざらしてきた
▢ ニオイが気になる
▢ 吸水力が落ちてきた
▢ 色あせ・毛羽立ちが目立つ
▢ 使った後、肌がかゆくなることがある

さいごに
化粧品を変える前に、まずタオルを変えてみる・・それだけで、肌にうれしい変化を感じます。
“自分をいたわるタオル選び”、今すぐはじめてみませんか?
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