
「頑張っても体重が落ちない…」「昔より痩せにくくなった」そんな悩み、年齢のせいとあきらめていませんか?
実は、40代・50代女性の“痩せにくさ”の原因は「肩甲骨のコリ」にあるかもしれません。
代謝を上げたい、脂肪を燃やしたいなら、まずは“背中を動かすこと”から。
今回は、運動が苦手な方でも始めやすい、肩甲骨ほぐし習慣をご紹介します。

ダイエットの鍵は肩甲骨?
年齢を重ねると「前より食べてないのに太る」「お腹や背中に脂肪がつきやすくなった」など、体型の変化に悩む人が増えます。
その主な原因は以下の3つです。
基礎代謝の低下
20代と比べると1日あたりの消費カロリーが200kcal以上減少することも。
筋肉量の減少
特に“動かす機会が減る部位”から筋肉は落ちていきます。
ホルモンバランスの変化
更年期が近づくと、脂肪の燃焼や分解に影響を与えるホルモンが減少。
そんな中、代謝を高める“隠れスイッチ”があるのをご存じですか?
それが「肩甲骨」。
背中のこの小さなパーツが、痩せ体質を目指すカギになるのです。

肩甲骨が動くと脂肪燃える?
肩甲骨まわりには「褐色脂肪細胞」と呼ばれる、脂肪をエネルギーに変える細胞が多く存在しています。
この細胞は、体温維持のために脂肪を“燃やす”働きを持っており、いわば「痩せスイッチ」。
しかし、肩甲骨が固まって動かなくなると、褐色脂肪細胞がうまく働かず、脂肪が燃えにくくなってしまうのです。

注意!肩甲骨が固まると?
肩甲骨がガチガチにかたくなると、次のような不調を引き起こします。
血流の低下
老廃物がたまりやすく、冷え・むくみの原因に
呼吸が浅くなる
酸素が足りず、代謝が下がります
猫背や巻き肩
背中や二の腕が太く見えます
自律神経の乱れ
睡眠の質の低下・イライラにもつながります
「なんだか最近、背中や肩まわりが重い」「首が前に出ている」・・そんな方は、肩甲骨がSOSを出しているサインかもしれません。
これでは、どんなに運動や食事制限を頑張っても結果が出づらくなってしまうのです。

肩甲骨NG習慣チェック
あなたはいくつ当てはまりますか?
□ 1日中スマホやPCで前傾姿勢
□ お風呂はシャワーだけで済ませがち
□ 運動は週に1回以下
□ 最近、肩こり・首こりがひどい
□ 背中や二の腕がもたついてきた
□ 姿勢が悪いと自覚している
結果
3つ以上当てはまる方は、肩甲骨の可動域が狭くなっているサインかも。
今すぐ“肩甲骨ケア”を始めましょう!

巻き肩・猫背は痩せを邪魔?
スマホやパソコン作業が多い現代人に増えている「巻き肩」や「猫背」は、肩甲骨が外に開いたまま固まった状態。
実はこれ、代謝低下を引き起こす悪姿勢の代表格なのです。
猫背になると呼吸が浅くなり、酸素の取り込みが不十分に。
すると、体全体の血流や代謝が低下し、太りやすくなるという悪循環に…。
見た目にも老けて見えるため、健康面・美容面の両方で損をしてしまいます。

肩甲骨ほぐしの効果5つ
肩甲骨をしっかり動かすことで、見た目にも、内側にもこんなにメリットがあります。
脂肪燃焼がスムーズに
肩甲骨まわりの褐色脂肪細胞の活性化で、自然と代謝がアップ
肩こり・首こりの改善
血行が良くなり、コリや痛みも緩和されます
血流・リンパの巡りがよくなる
むくみ・冷えが改善され、老廃物が流れやすくなります
姿勢美人になれる
背筋が自然に伸び、若々しく見える姿勢になり、美人オーラUP!
自律神経が整う
呼吸が深まり、心もスッキリ。ストレス緩和や睡眠の質向上に繋がります

簡単!肩甲骨ほぐし術
「難しそう…」と思った方もご安心してください。
肩甲骨ケアは、寝ながら・座りながら・隙間時間でもできる簡単なものでOKです!
朝の目覚めに「バンザイ背伸び」
1. 両手を高くバンザイし、手のひらを天井に向けて背伸び
2. 息を吐きながらゆっくり下ろす
3. 5回繰り返す
→ 寝起きの血流UP+肩甲骨の可動域を広げる効果!
デスクワーク中に「肩甲骨ぐるぐる回し」
1. 両肩に手を置き、ひじで大きな円を描く
2. 前まわし・後ろまわしを各10回ずつ
3. 呼吸を止めず、リズムよく!
→ 凝り固まりやすい肩まわりをリセットできます。
夜のリラックスタイムに「タオル引っ張り体操」
1. フェイスタオルを両手で持って頭の上にあげる
2. タオルを左右に引っ張りながら、頭の後ろに下ろす
3. ゆっくり10回
→ 猫背改善・巻き肩のリセットに最適!

肩甲骨が動く日常習慣
日常のちょっとした心がけで、肩甲骨を固めない体づくりができます。
湯船につかる習慣
筋肉がゆるみ、動かしやすくなります
スマホ首に注意
画面を見るときは目線を上げましょう
姿勢に注意
座るときは骨盤を立てて座りましょう
バッグは両肩で持つ
片方だけでバッグを持つと、肩のバランスが崩れます。左右のバランスを意識しましょう
歩くときは腕を後ろに大きく振る
自然に肩甲骨が動きます

さいごに
「肩甲骨なんて意識したことがなかった…」そんな方こそ、今がチャンスです。
日々の暮らしのなかで少しだけ肩甲骨を動かす意識を持つことで、代謝が上がり、体の軽さや気持ちの前向きさにもつながります。
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