健活

40代・50代に急増中!「疲労骨折」のサイン

2025年10月23日
チュアプレス
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美容と健康のナチュアプレス


「最近なんとなく足が痛いけど、きっと年のせいかな…」そんなふうに流してしまいがちな痛み。

もしかしたら、それ、“疲労骨折”のサインかもしれません。

今回は、“気づきにくい骨折”ともいわれる疲労骨折の予防とケアのヒントをお届けします。


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疲労骨折ってなに?


疲労骨折とは、一度の大きな衝撃で起こる通常の骨折とは異なり、繰り返しかかる小さな負荷によって、骨に微細なヒビや亀裂が入る状態です。

骨が折れるほどの強い衝撃がなくても、日々の負担が蓄積することで起こりやすいです。

たとえば「長時間のウォーキングやランニング」「旅行や出張などでの急な運動量増加」など、頑張りすぎた日常の積み重ねで起こります。


 よくある発症部位

足の甲(中足骨)

すね(脛骨)


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なぜ40代・50代に多いの?



ホルモンの影響

エストロゲンの減少で骨吸収が進み、骨密度が低下しやすくなります


筋肉量の低下

筋肉量が低下し、骨を守る“クッション”の役割ができなくなります


栄養不足

ダイエットや偏った食生活でカルシウム・たんぱく質・ビタミンDが不足ぎみです。


このような背景から、「急に運動を始めた」「体重が減った」「歩く機会が増えた」など、ちょっとした生活の変化が骨にとって大きな負担となることも。

とくに更年期前後の女性は要注意です。


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疲労骨折の見逃しがちサイン


疲労骨折は、見た目には異常がないことがほとんど。

「隠れ骨折」とも言われ、初期はレントゲンで異常が見つからず、見逃されやすいのが厄介。

ですが、こんな症状があったら要注意です!

歩くと痛い・でも安静にしていると楽

骨の一部だけ「ピンポイントで押すと痛む」

腫れや熱感がある

骨に力をかけるとズキッとする


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疲労骨折リスクをチェック!


以下のような方は、疲労骨折のリスクが高まります。

最近ダイエットや食事制限をしている

骨粗しょう症と診断された、または予備軍と言われた

急に運動を始めた

ビタミンD・カルシウム不足を感じている

長時間歩く仕事・移動が多い・1日1万歩以上歩いている


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放置NG!悪化すると?


疲労骨折を放置すると、以下のようなリスクが高まります。

✔ 完全骨折へ進行

✔ 骨の変形・機能低下

✔ 歩けなくなるほどの痛み

✔ 治癒に数ヶ月かかるケースも

特に、高齢者では寝たきりの原因にもなるため、早期発見と安静が大事です。


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 疲労骨折を防ぐ6つの習慣



 「無理のない運動」からスタート

運動を始めるときは、いきなり長距離ウォーキングや高負荷トレーニングはNG。週に2〜3回、短時間から始めましょう。


クッション性のある靴を選ぶ

靴底がすり減っていたり、硬すぎる靴はNG。足にやさしい靴選びは、骨へのダメージ軽減に直結します。


筋肉をつけて骨を守る

筋トレは骨を支える“守りの鎧”。太もも・お尻・背中の筋肉を鍛えることで、骨の負担がぐっと減ります。


運動前後のケアを忘れずに

ストレッチ、アイシング、水分補給で“疲れを翌日に残さない”ことも大事です。


栄養で“骨の材料”を補給

カルシウムだけでなく、ビタミンD・ビタミンK・マグネシウム・タンパク質も意識的にとることが大切です。


紫外線不足に注意

ビタミンDの生成には、日光浴が不可欠。朝の光を浴びながらの散歩がおすすめです。


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疲労骨折になったら?


痛みが続いているのに、「なんとなく放置」はNG。痛みがある間は、絶対に運動を控えましょう。

疲労骨折は、初期であれば自然治癒も可能ですが、進行すると完全骨折や変形治癒に至るリスクもあります。

早めに整形外科を受診しましょう。


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さいごに


“なんとなくの痛み”にも、ちゃんと意味があります。

忙しさに流されず、自分の体の声にそっとやさしく耳を傾けてあげましょう。

それが、これからの10年、20年を健やかに歩むための第一歩です。




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