
おなかは満たされたはずなのに、ちょっと重だるい…。
その“食後のモヤモヤ”、実は体からのサインかもしれません。
40代・50代の今こそ見直したいのが「腹八分目」。
今回は、無理なく、心地よく、美と健康を育てる食べ方をご紹介します。

満腹になるまで食べると?
40代・50代は、若い頃と比べて胃腸の動きがゆるやかになります。
消化力が落ちているのに、昔と同じように“満腹になるまで食べる”と、胃がもたれたり、疲労感につながります。
しかも、「つい食べすぎちゃった…」という後悔が、心のストレスや自己嫌悪につながります。

「腹八分目」で起きる変化
「腹八分目」は、体にうれしい変化をもたらしてくれます。
翌朝のスッキリ感
胃腸が夜の間にしっかり休まり、翌朝の目覚めやお通じがスムーズに。
肌の調子が整う
暴飲暴食で内臓に負担がかかると、吹き出物やくすみの原因に。内側の負担が減ると、肌のコンディションもよくなります。
心にもゆとりが生まれる
「また食べすぎちゃった…」という罪悪感がなくなると、自分を責めずに過ごせるように。

「腹八分目」が大人女子にいい理由
腹八分目は、単に「ダイエットにいい」というだけではありません。
内臓やホルモンバランスを整えてくれます。
消化力の低下・血糖値の急上昇・内臓脂肪の蓄積・睡眠の質の低下など、年齢とともに起きやすいトラブルは、“食べすぎ”が原因なことも・・。
腹八分目を身につけることで、血糖値の乱れや内臓への負担がやわらぎ、体のめぐりがスムーズに。
また、最近では「腹八分目が脳の老化を防ぐ」という研究報告もあります。

満足感を高める工夫
「八分目で止めるなんて、なんだか物足りなさそう…」そんな方は、食べ方を工夫してみましょう。
よく噛んで食べる
満腹中枢がゆっくり反応し“満足感”が高まります
野菜や汁物を先に食べる
自然に食べすぎを防げます
食後に温かいお茶やフルーツを楽しむ
「食べた」という満足感を味わえます
“お腹を満たす”よりも、“心を満たす”ことを意識してみてください。
食事そのものを味わう時間が、自然と満足感につながっていきます。

あと一口をやめるコツ
「お腹いっぱいだけど、あと一口…」特に、目の前においしそうなものがあると、つい手が伸びてしまいますよね?
そんなときは、食べる“環境”を整えましょう
✔ 小皿にあらかじめ取り分けておく
✔ 食器を小さめにして「視覚的に満足」する
✔ 食べ終わったらすぐお皿を片付ける
✔ 「あと一口」はお茶に置きかえる

食べすぎた日の整え方
「今日はつい食べすぎちゃったな…」そんな日も、ありますよね?
そんな時は、翌日からやさしく整えてあげましょう。
✔ 朝は無理に食べず、白湯やスープなど軽めにする
✔ 野菜中心の食事で胃腸を休める
✔ ゆっくり散歩をして、体のめぐりを促す
✔ 水分を多めにとって、余分な塩分や糖分を流す
そして何より大事なのは、昨日の自分を責めないことです。「楽しんで食べた」ことも大切な時間です。

さいごに
40代・50代の今こそ、自分の体と向き合って、「心地よいところ」で止めてみませんか?
体にも、お肌にも、心にも。
“ちょうどいい満足”が、毎日のキレイと元気を育ててくれます・・♡
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