
秋風が心地よくなってきたこの頃。
ふとした瞬間に、なんとなく気持ちが沈んだり、疲れを感じていませんか?
それは、心が少し立ち止まりたがっているサインかもしれません。
そんな時こそ、マインドフルネスで「今ここ」の自分に優しく戻ってみませんか?

心が疲れていませんか?
何をしているわけでもないのに、ずっと疲れてる・・
寝てもすっきりしないし、ぼんやりと気分が沈む・・
そんな日々のモヤモヤ…もしかすると原因は、心の使いすぎかもしれません。
40代・50代は、子ども、仕事、親のこと…やることが多すぎて、頭の中が24時間フル稼働状態。
過去の後悔や未来の不安に意識が向いて、「今ここ」に心がいない状態が続くと、どんどん疲れがたまっていきます。

マインドフルネスとは?
「マインドフルネス=瞑想」と思われがちですが、本質はもっとシンプル。
“今この瞬間に意識を向ける”こと、それがマインドフルネスです。
たとえば、「目の前のコーヒーの香りに気づく」「空を見上げて、風の気持ちよさを感じる」ただそれだけで、思考の暴走は止まり、心は“今ここ”に戻ってきます。
海外の医療現場や教育機関でも取り入れられ、脳や自律神経のケアとしても注目されています。

心と体に起きる7変化
マインドフルネスを続けている人たちの間では、こんな変化が起こりはじめます。
✔ 不安や焦りが和らぎ、心が落ち着く
✔ イライラが減って、人にやさしくなれる
✔ 集中力が高まり、ミスが減る
✔ 寝つきがよくなり、眠りが深くなる
✔ つい食べすぎる癖が減ってくる
✔ 肌の調子や体調リズムが整いやすくなる
✔ 自分を責めすぎなくなる。気持ちが軽くなる
マインドフルネスは、すぐに劇的な変化があるわけではないけれど、日々の小さな“ゆらぎ”をやさしく整えてくれます。

心ここにあらずのサイン
✔ スマホを手に取ったつもりが、1時間見続けていた
✔ 食事をしたのに、何を食べたか覚えていない
✔ お風呂の中でも“やることリスト”が頭から離れない
そんな状態が続いていたら、心が“今ここ”を見失っているサインかも。

マインドフルネスの始め方
マインドフルネスは、時間も道具もいりません。今日からすぐできます。
3分呼吸法
目を閉じて、ただ呼吸に意識を向けるだけ。吸う・吐くをゆっくり感じてみましょう。
マインドフル・ウォーキング
歩くときに「足が地面につく感覚」に意識を向けながら、スマホは見ず、外の風や空気を味わって。
マインドフル・イーティング
一口ずつゆっくり噛み、香りや食感を感じながら食べると、自然と“自分を大切にする食べ方”になります。

さいごに
年齢を重ねると、体と同じように、心も揺らぎやすくなります。
それは、「より丁寧に、自分をいたわる力」が育っている証。
マインドフルネスは、頑張りすぎた心を“ちょっと休ませる習慣”。今の私に寄り添いながら、明日の私を支えてくれます。
ほんの数分でいいから「今ここ」の自分に意識を向けてみてください。
その積み重ねが、心も肌もまなざしも、やわらかく整えてくれるはずです。
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