
秋の味覚といえば、やっぱり“きのこ”。
炊き込みご飯や鍋、スープなど、食卓に登場するだけで季節を感じさせてくれます。
今回は、そんなきのこの魅力・食べ方・種類別の特徴から保存や注意点などお届けします。

きのこの美容・健康効果
きのこは「低カロリーで栄養が豊富」という点が最大の魅力です。
腸活サポート
食物繊維が豊富で、便秘予防や腸内環境改善に効果的。腸が元気になると、肌荒れやくすみが改善され、透明感のある肌へ導いてくれます。
骨の健康維持
ビタミンDを多く含むため、カルシウムの吸収を助け、骨粗しょう症の予防にもつながります。更年期世代には特に大切な栄養素です。
免疫力アップ
βグルカンが免疫細胞を活性化し、風邪や感染症にかかりにくい体づくりをサポート。
アンチエイジング効果
抗酸化成分エルゴチオネインが、紫外線やストレスによる酸化ダメージを防ぎ、シミやシワの原因にアプローチします。

効果的な食べ方のコツ
せっかくの栄養を無駄にしないためには、調理法にひと工夫が必要です。
油と一緒に
きのこのビタミンDは脂溶性。オリーブオイルやごま油で炒めると吸収率がぐんと高まります。
汁物で活用
水溶性の栄養は煮汁に溶け出すため、スープや鍋、味噌汁にすると丸ごと摂れます。
複数使い
しいたけとしめじ、えのきなどを合わせると、旨み成分が引き出され栄養バランスもアップ。
加熱は短時間
炒めすぎると栄養が壊れやすく、食感や風味も失われます。シャキッとした歯ごたえを残す程度が理想。

種類別の特徴
きのこには、それぞれ得意分野があります。
しいたけ
免疫力を高める「レンチナン」や「ビタミンD」が豊富。干すとさらに栄養価アップ。
まいたけ
血糖値の上昇を抑えるβグルカンが豊富。ダイエット中の方や、血糖値が気になる方におすすめ。
しめじ
疲労回復を助けるオルニチンを含み、日々の元気をサポート。
えのき
えのきに含まれる「キノコキトサン」が脂肪吸収を抑制。内臓脂肪が気になる人におすすめ。
エリンギ
食感がよく、食物繊維も豊富で満腹感が得られるため、ダイエット中の強い味方。

保存方法のコツ
せっかくの栄養を無駄にしないためにも保存方法が大事です。
冷蔵保存
買ったままのパックに入れっぱなしだと湿気がこもり傷みやすいため、キッチンペーパーで包んで保存袋に入れましょう。
冷凍保存
きのこは冷凍すると旨み成分(グアニル酸)が増えるため、むしろ美味しくなると言われています。小分けにして冷凍しておけば、使いたいときにそのまますぐ使えるので時短にも。
干ししいたけ
天日干しで乾燥させることでビタミンDの量が数倍に。戻し汁も旨みたっぷりで料理に活用できます。

食べるときの注意点
体にいいきのこでも、注意が必要な点もあります。
✔ きのこは消化に時間がかかるため、食べ過ぎると下痢やお腹の張りの原因になることも。
✔ 生食はNG。必ず加熱してから食べるようにしましょう。
✔ アレルギー体質の方は新しい種類を試すときは少量からスタートしましょう。アレルギーが出る場合もあります。
✔ 野生のきのこは毒性の危険があるため、自己判断では絶対に食べないでください。

さいごに
秋が旬のきのこは、まさに“美と健康の宝庫”。
腸活や免疫力アップ、アンチエイジングまで幅広い効果が期待できます。
この秋、きのこで体の中からキレイを育んでみませんか?
2025年11月21日のみんなのアンケート結果!
自分をいたわる時間、どう作る?
回答人数:99415人でした!

