
朝晩の空気がひんやりしてくると、肌の乾燥やゴワつきが気になりはじめませんか?
夏の疲れを引きずった秋の肌は、とてもデリケート。
ちょっとした季節の変化にもゆらぎやすいもの。
この秋、肌と心を整える「やさしい見直し」をはじめてみませんか?

秋は肌トラブルの交差点
秋の肌はまるで「交差点」のように、いくつものダメージがぶつかり合い、夏の疲れがどっと表面化します。
✔夏の紫外線ダメージ
✔朝晩の気温差
✔湿度の低下
などが重なることで、肌のバリア機能がガクンと低下。
こうした環境の変化で、バリア機能がぐらつきやすくなり、「乾燥する」「赤みが出る」などの不調が起こりやすくなるのです。
これがいわゆる「秋のゆらぎ肌」です。

オトナ肌がゆらぐ理由
年齢を重ねると、肌に備わる“守る力”が少しずつ衰えていきます。
✔ 皮脂や汗の分泌が減少
✔ 保湿成分(セラミド・天然保湿因子など)の生成量が低下
✔ 肌のターンオーバー(生まれ変わり周期)が遅くなる
さらに、更年期の影響でホルモンバランスが乱れると、肌の水分量が不安定になったり、肌の“自己回復力”も低下します。
この状態で秋の冷たい空気にさらされれば、肌トラブルが起きない方が不思議かもしれません。

秋の肌トラブル6つ
乾燥
カサつき・粉ふき (原因=湿度の低下、皮脂量の減少)
くすみ
顔色が暗く、老けて見える (原因=血行不良、角質肥厚)
ゴワつき
肌が硬くなりザラザラ (原因=紫外線による角質の厚み)
赤み・かゆみ
ピリピリ・ムズムズ (原因=バリア機能の低下による刺激反応)
シミの濃化
夏より目立つ気がする (原因=紫外線ダメージが肌表面に浮き出る)
化粧ノリの悪さ
ファンデがムラになる (原因=肌表面の水分と油分のバランス崩れ)

秋のNG肌習慣
「いつものスキンケア、なんだか物足りなく感じてきた…」それ、見直し時です。
肌トラブルが起こりやすい秋に、うっかり続けてしまいがちな習慣、チェックしてみましょう。
夏用のスキンケアをそのまま使用
さっぱりタイプでは保湿が追いつかず、肌が乾燥してしまいます。
洗浄力が強いクレンジングや洗顔料を使い続ける
必要なうるおいまで奪ってしまいます。
シャワーだけで済ませ、湯船に浸からない
血行が悪くなり、くすみの原因になります。
保湿のタイミングが遅い
洗顔後すぐにケアしないと、水分が蒸発します。
紫外線対策をやめてしまう
秋も意外とUV量は多く、シミや乾燥の原因に

秋肌ケア5つの習慣
「どうにかしたいけど、何をすればいいかわからない…」そんな時こそ、基本に戻ってみましょう。
バリア機能を高める「守り」のケアへシフト
肌を攻めず、いたわるケアに切り替えましょう。セラミドやアミノ酸など、肌の土台を整える成分がおすすめ。
保湿は「重ねて・閉じ込める」
化粧水・美容液・乳液・クリームの順で、丁寧に重ねてうるおいを逃さない工夫を。軽く1回塗って終わり…ではもったいない!じっくり、丁寧に重ねて、うるおいをキープ。
やさしいクレンジングに変える
ミルクタイプやバームタイプの低刺激なものを選んで、摩擦&刺激レスに。
週1の「ご褒美マスク」習慣を
集中保湿パックで、乾燥による小ジワやくすみにアプローチ。
夜の“追い保湿”を習慣に
就寝前にもう一度、目元・口元だけにクリームを重ねづけすると、朝のしっとり感が変わります。

秋のおすすめスキンケア
「いろいろ試したけど、ピンとこなくて…」そんな時は、“今の肌に必要な成分”を意識してみてください。
セラミド入り保湿クリーム
肌のバリア機能を底上げ
アミノ酸系クレンジング
やさしく洗って肌を守る
美白美容液(ビタミンC・ナイアシンアミドなど)
くすみ・シミ対策
敏感肌用保湿ミスト
日中のうるおい補給にも◎
秋用UV下地(SPF30程度)
秋の紫外線は夏ほど強くないけど、まだ油断禁物!

さいごに
季節が変わるように、肌もゆらぎます。
秋の肌はちょっぴり敏感だけど、ていねいに向き合えば、ちゃんと応えてくれます。
焦らず、やさしく、ていねいに・・
この秋は、自分の肌とじっくり対話して、肌を整える“リセットの季節”にしていきましょう♡
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