
乾燥が気になる季節、なんだか目が疲れやすくなってきた…。
それ、年齢とともに目の機能がゆるやかに変化してきたサインかも。
今回は、疲れ目の原因と整え方をお届けします。

それ、疲れ目のサインかも
「最近、スマホの字が見えづらい」「夕方になると目がかすむ」「目が乾いてコンタクトがつらい…」そんなちょっとした違和感、見逃していませんか?
40代・50代になると、加齢や生活習慣の影響で目のトラブルが増えてきます。
その中でも特に多いのが“疲れ目”。
つい「年のせいかな」で済ませてしまいがちですが、疲れ目は放っておくと、心や体の不調にもつながってしまうことも。
大切なのは、早めにサインに気づいて、やさしくケアしてあげることです。

“疲れ目”の原因とは?
以下のような要因が重なって、慢性的な目の疲れを引き起こしてしまいます。
スマホ・パソコンによる目の酷使
特に近くのものばかり見ていると、調節機能が疲れてしまいます。
加齢によるピント調節機能の低下
目の筋肉(毛様体筋)の働きが弱くなり、ピントが合いづらくなります。
ホルモンバランスの変化
女性ホルモンの低下により、涙の分泌量や質にも影響が出ることも。
ストレス・睡眠不足・乾燥環境
心身の負担や、空気の乾燥も目の疲れに直結します。

疲れ目放置のリスク
「疲れただけ」と思って放置していると、以下のような症状がでてきます。
✔ 慢性的な頭痛や肩こり
✔ 集中力の低下やイライラ
✔ 眼精疲労によるメンタルの不安定さ
✔ 睡眠の質の低下
✔ 目元のたるみ・老け見え
さらに、老眼の進行を早めたり、視力低下につながるケースもあるため、早めの気づきとケアが大切です。

疲れ目を癒すケア習慣
疲れ目対策は、毎日のちょっとした習慣からはじめられます。
✔ 温かい蒸しタオルで目元をリラックス
✔ 20分に1回は遠くを見る or 目を閉じる
✔ 目元の軽いマッサージや目の周りのストレッチ
✔ ブルーライト対策(フィルターや夜間モードの活用など)
✔ 目の酷使を減らす(意識的に“目を使わない時間”を)

疲れ目にうれしい栄養素
目の疲れは、外からのケアと同時に「内側からの栄養」も大切です。
ルテイン
光の刺激から目を守る (ほうれん草、ケール、卵黄など)
アントシアニン
網膜の働きをサポート (ブルーベリー、カシスなど)
ビタミンA
粘膜を保護し目の乾燥を防ぐ (にんじん、うなぎ、レバーなど)
ビタミンC・E
酸化ダメージから細胞を守る (果物、ナッツ、アボカドなど)
オメガ3脂肪酸
抗炎症作用 (サバ、アマニ油、えごま油など)

それでもつらいときは…?
セルフケアをしても目の不調が続く場合は、眼科受診をおすすめします。
特に以下のような症状がある場合は、自己判断せずに相談をしましょう。
✔ 常に目がゴロゴロ、乾いて痛い
✔ かすみや視界のぼやけが取れない
✔ 光がまぶしくてつらい
✔ 慢性的な充血や異物感がある
また、市販の目薬も種類によっては合わないことがあるため、症状に合った処方を受けることが大事です。

さいごに
目は、情報・感情・美…すべてを受けとる大切な場所。
だからこそ、ちょっとした不調にも耳を傾けてあげてほしいです。
あなたの目に映る毎日が、もっと心地よくなりますように・・
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