
年齢とともに「眠りが浅い」「夜中に目が覚める」と感じること、ありませんか?
そんな夜には、体と心をやさしく包んでくれる“寝る前の一杯”が力になってくれます。
今回は、ぐっすり眠るためのおすすめドリンクをご紹介します。

睡眠と年齢の関係
40代・50代になると、「昔より眠れなくなった」「夜中に目が覚める」そんな悩みを抱える方が増えてきます。
これは加齢にともなうホルモンバランスの変化、自律神経の乱れ、生活リズムの変化などが影響しています。
だからこそ、眠る前の時間を“リラックスタイム”に変えてあげることがとても大切です。
そのひとつが、「寝る前に飲む一杯」。
じんわり体をあたため、心を落ち着かせてくれるものを選ぶことで、睡眠の質もよくなってきます。

寝る前にNG飲み物
カフェイン(コーヒー・紅茶・緑茶など)
脳を覚醒させてしまい、寝つきを悪くすることがあります。コーヒー・紅茶・緑茶などは控えましょう。
アルコール
眠くなるように感じても、実は睡眠の質を浅くしてしまうため、夜中に目が覚めやすくなります。
冷たい飲み物
内臓を冷やし、体温のリズムを乱すことで、眠りを妨げることも。
では、実際にどんな飲み物がよいのでしょうか?

カモミールティー
癒し度:★★★★☆|心がザワつく夜に
「カモミール」は、古代から不安・緊張・消化不良をやわらげるハーブとして愛されてきました。
特有の甘いリンゴのような香り成分“アピゲニン”には鎮静作用があり、睡眠導入のサポートとして注目されています。
PMSや更年期によるイライラ、不安定な心の波を感じたときに、ふんわり心をほどいてくれる一杯。

白湯
癒し度:★★★☆☆|寝つきが悪いときに
朝に飲むイメージの白湯ですが、寝る前に飲むことで内臓をゆるめ、全身をゆっくりと休息モードに導きます。
冷えやすい体質・胃腸が弱りやすい方・更年期の「のぼせ」や「冷えのぼせ」にもおすすめです。
また、「なにか飲みたいけど、何もない…」という夜も、白湯ならすぐ準備できるので習慣にしやすいのが魅力です。

麦茶(ホット)
癒し度:★★★☆☆|食べすぎた日の夜に
意外と知られていない、寝る前の“麦茶の実力”。麦茶の香ばしい香りには、リラックス効果があります。
また、ノンカフェインであり利尿作用は控えめなので、夜中のトイレが気になる人にも安心。
ミネラルも豊富なので、汗や冷房による“隠れ脱水”のケアとしても役立ちます。

ルイボスティー
癒し度:★★★★☆|美容も睡眠も気になる夜に
南アフリカ原産のハーブティーで、ノンカフェイン・ミネラル豊富・抗酸化作用に優れていることから、美容に敏感な女性たちに人気です。
特筆すべきは「ポリフェノール」が豊富で、活性酸素の除去=エイジングケアにもつながる点。
寝る前に飲むことで、体の内側の“酸化ストレス”を減らしながら、ゆったり気持ちを落ち着けてくれる一杯です。

飲むタイミングと量は?
どんなに体に良い飲み物でも、飲み方によっては逆効果になることもあります。
量は150〜200ml程度で
寝る直前にたくさん飲むと、夜中にトイレに起きてしまう原因に。
“寝る30分〜1時間前”
体が落ち着いてから自然に眠りに入れるようにしましょう。
ちょうど湯船から上がった後や、寝室でストレッチした後などがおすすめです。

よくある疑問にお答え!
Q. 甘いものが飲みたいのですが?
ハチミツやデーツシロップなどの自然な甘さを少しだけ加えましょう。白砂糖はNGです!
Q. 夏場は冷たい方が飲みやすいのですが?
常温やぬるめを意識しましょう。冷たい飲み物は胃腸を冷やし、睡眠リズムに影響します。

さいごに
眠れない夜は、心と体がちょっと疲れているサインかもしれません。
そんなときこそ、温かい一杯とゆったりした時間を。
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