朝の通勤電車、掃除中のBGM、夜のリラックスタイム…。
気づけば「1日中ワイヤレスイヤフォンをつけっぱなし」なんてことありませんか？
コードがない分、便利で快適。
ですが、知らず知らずのうちに心身の負担になっていることも。
「最近なんだか耳が疲れる」「ぼーっとすることが増えた」そんな小さなサイン、見逃していないか一度振り返ってみましょう。
あなたの耳、疲れてない？
次のチェックに1つでも当てはまったら、“イヤフォン疲れ”の可能性があるかも？
▢寝る前までイヤフォンをつけている
▢耳の中がかゆい・湿っぽいと感じることがある
▢最近、音量を上げがちになっている
▢耳鳴りや“ボーッとする感覚”がある
▢左右どちらかの耳にばかり装着している
▢1日3時間以上はつけっぱなし
▢音がないと落ち着かない
長時間使用の耳リスク
耳の中はとてもデリケートな場所。
ワイヤレスイヤフォンを長時間装着していると結構な負担をかけています。
●耳の中が蒸れ、細菌が繁殖 → 外耳炎やかゆみ、ただれの原因に
●圧迫や摩擦で、耳の皮膚が炎症を起こしやすくなる
● 長時間の音刺激で、耳鳴り・難聴リスクも（“ヘッドホン難聴”と呼ばれています）
特に更年期世代では、皮膚や粘膜が乾燥しやすく、抵抗力も低下傾向にあるため、若い頃より耳トラブルが起きやすいのが実情です。
電磁波と脳への影響
ワイヤレスイヤフォンはBluetoothでスマホとつながりますが、そこに微弱な電磁波が発生しています。
現時点で明確な因果関係は立証されていませんが、研究はまだ発展段階。
耳は脳に近いため、「長期間の使用で影響があるのでは？」という不安がぬぐえない声も一部で上がっています。
また、40代・50代は脳の血流や神経の働きに変化が出始める世代です。
「最近、ぼーっとする」「集中力が続かない」と感じるなら、イヤフォンの使い方が関係している可能性もゼロではありません。
不安をゼロにすることはできなくても、「距離をとる」「休む」「左右交互に使う」など、自分なりの対策を取ることが、安心感につながります。
姿勢と自律神経への影響
スマホとイヤフォンを組み合わせて使う時間が増えると、無意識に前かがみの姿勢が長時間続きます。
“猫背姿勢”が及ぼす悪循環
● 首・肩まわりの筋肉が緊張 → 慢性的なコリ・頭痛に
● 呼吸が浅くなる → 酸素不足・疲れやすさの原因に
● 背骨のゆがみ → 自律神経の乱れ → 不眠・イライラにも
特に更年期世代は、自律神経のバランスも乱れやすくなるため、姿勢の悪化は不調を招く一因に。
健康を守る5つの習慣
便利なワイヤレスイヤフォンと、これからも心地よく付き合っていくために、今日からできる5つの工夫をまとめました。
1回の使用は30～60分を目安に
休憩をこまめに入れて、耳の中に空気を通しましょう。
音量は控えめに（最大の60％以下）
大音量は聴覚へのダメージに直結。静かな場所では音量を下げましょう。
片耳ずつ使う工夫を
両耳ふさぐと「周囲の音がまったく聞こえない」状態に。安全のためにも片耳使用にしましょう。
イヤホンは定期的に洗浄・乾燥を
雑菌が繁殖しやすいので、こまめに清潔に保つことが大切です。
就寝時の使用は避ける
耳だけでなく、睡眠の質も下げる原因に。眠る前は耳と脳を休めましょう。
さいごに
ワイヤレスイヤフォンは、日常を快適にしてくれるツール。
ですが、それが“無意識のうちに”体に負担をかけていたら…ちょっと切ないですよね？
できるだけ耳と体をいたわってあげましょう。
2025年10月30日のみんなのアンケート結果！
これからの人生、どうありたい？
回答人数：61904人でした！
