
ジュースやグミ、調味料…見た目や味では気づきにくい“隠れ砂糖”。
知らずに毎日とりすぎているかも?
この記事では、老け・不調の原因にもなる砂糖との上手な付き合い方をお届けします。

その不調、砂糖が原因かも?
「チョコもケーキも控えてるのに、なぜか体が重い…」そんなふうに感じたことはありませんか?
実は、知らないうちに“隠れ砂糖”をたっぷりとっているせいかも・・。
疲れがとれない、イライラしやすい、なんだか肌の調子もいまいち…その不調、もしかしたら“見えない砂糖”のせいかもしれません。

隠れ砂糖とは?
“隠れ砂糖”とは、私たちが甘いと意識していない食品や飲み物に、実はたっぷり含まれている砂糖のこと。
たとえば、スポーツドリンク、フルーツ入りヨーグルト、ドレッシング、さらには「健康そう」な栄養補助食品にも…。
しかも砂糖は「砂糖」とは限らず、成分表示では「果糖ぶどう糖液糖」「ブドウ糖」「水あめ」などの名前で登場します。
何気なく口にしているその一口が、知らず知らずのうちに血糖値を上げ、体に負担をかけているかもしれません。

隠れ砂糖チェック
あなたの毎日の食生活、知らずに“砂糖まみれ”になっていませんか?
以下の項目にチェックしてみてください。
□ 甘くない飲み物なら安心だと思っている
□ フルーツ入りヨーグルトや加糖ヨーグルトを毎日食べている
□ 「間食=甘いお菓子」になっている
□ 食事の味つけが濃いめ(みりん・甘めのタレなどを多用)
□ 小腹がすくと“糖分で満たそう”とする癖がある
□ コンビニで“ヘルシーそうな”スムージーやグラノーラバーを選んでいる
□ 成分表示や糖質量を見ずに食品を選んでいる
□ 甘い物をやめたいのに、なかなか減らせない
結果
◆ 0〜2個
今のところ大丈夫。でも油断せず“砂糖の表示”をチェックする癖をつけましょう。
◆ 3〜5個
隠れ砂糖のとりすぎ予備軍。生活習慣を少し見直して。
◆ 6個以上
砂糖のとりすぎリスク大!食べ方・選び方を今すぐ見直しましょう。

身近に潜む砂糖食品
「お菓子は控えているし、そこまで甘いものは食べてない」と思っていても、実は日常的に“砂糖の多い食品”に囲まれているのが現実です。
清涼飲料水・乳酸菌飲料・スポーツドリンク
1本で1日分以上(500mlで角砂糖10個分以上)の砂糖を含むことも。見た目は透明でも、糖分はしっかり。
グミ・キャンディ・アイス・クッキー
「少量だから大丈夫」と思いきや、血糖値を急上昇させやすく依存性も。
フルーツ入りヨーグルトや甘いパン類
“健康的に見える”イメージに注意。果物や乳製品の自然な甘みとは違い、加糖されている場合がほとんどです。
ドレッシングやケチャップ、調味ソース
おかずの味つけのつもりが、知らぬ間に“液体砂糖”をかけていることも。
特に飲み物や「つい口に入れてしまうおやつ」は、砂糖量の感覚が麻痺しやすいので注意が必要です。

要注意!砂糖NG習慣
「疲れたら甘いものが欲しくなる…」「つい何か口に入れたくなる」それは体や心が発するSOSのようなもの。
いつの間にか糖分摂取が習慣化してないでしょうか?
毎日“ごほうび習慣”
1日頑張ったから…と毎晩のおやつ。週に1回だったのが、いつの間にか毎日が当たり前に。
水分補給=甘い飲み物
お茶や水では満足できず、甘さのある飲み物を無意識に選ぶクセがついている。
口さみしくてお菓子
本当の空腹でなく「気持ち」で食べている場合、必要のない糖分をとり続けてしまいます。
食後の「デザートは別腹」
すでにお腹が満たされている状態での糖分追加は、脂肪として蓄積しやすくなります。

砂糖との上手なつきあい方
「もう甘いものやめなきゃ…」と極端に制限しようとすると、ストレスになって反動が来やすいです。
大切なのは“砂糖との距離を上手にとる”ことです。
“チートデイ”を決める
「金曜だけはお気に入りのスイーツOK」など、メリハリを持つことで心も満たされます。
“自然の甘み”を楽しむ
果物・焼き芋・干し芋など自然の甘みは、食物繊維や栄養も豊富。体が喜びます。
ハーブティーなどで気分を切り替える
「甘いもの=リラックス」と思い込みがちな脳に、新しい満足感を与えることができます。炭酸水やレモン水もおすすめです。
“ながら食べ”をやめる
テレビやスマホを見ながら食べると、満足感が得にくく食べ過ぎがちです。

コンビニで砂糖回避術
忙しい40代・50代にとって、コンビニやスーパーは強い味方。でもそこには、砂糖の落とし穴もたくさん。
成分表示の“最初の3つ”をチェック
食品は含有量の多い順に表示されています。最初の3つに「砂糖」「果糖ブドウ糖液糖」などがあれば要注意。
“砂糖不使用”や“低糖質”表示にも落とし穴
人工甘味料(アスパルテームやスクラロース)が使われていることも。甘さへの依存は残りやすいので注意。
おすすめ代替アイテム
●素焼きのナッツやアーモンド
●おしゃぶり昆布や焼きのり
●干し芋や甘栗(無加糖)
●小魚スナック、チーズ
どうしてもおやつが欲しい時は?
“甘さレベル”で選ぶのがコツ。「ビスケットよりせんべい」「キャラメルより干し芋」など、少しずつ軽い甘みに移行しましょう。

さいごに
「こんなに砂糖をとってたなんて…」と気づいた今が、体と心の転機です。
これから先の美や健康を守るためにも、まずは今日から一歩。
“隠れ砂糖”を意識して、自分の体にやさしい選択をはじめてみませんか?
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