
寒くなると、水分をとる量が減っていませんか?
冬は乾燥に加え、水分補給が減ることで「かくれ脱水」になりがちです。
気づかないうちに、肌荒れや体の不調の原因になっているかも・・?
今回は、40代・50代女性にこそ意識してほしい、冬の“うるおいケア”のコツをお届けします。

冬の「水分不足」に注意
「冬は喉が渇かないから、そんなに水分はいらない」と思ってませんか?
実は、寒い季節こそ体の中では水分がどんどん失われています。
空気の乾燥
冬は湿度が低く、知らず知らずのうちに呼吸や皮膚から水分が奪われています。
暖房による乾燥
エアコンやストーブなどで室内の湿度がさらに下がり、皮膚や粘膜が乾きやすくなります。
水を飲む量が減る
寒さで喉が渇きにくくなるため、夏と比べて水分摂取量が大幅に減ってしまうのです。

水分不足が招く不調
水分不足状態が続くと、肌や内臓、血流など、全身に不調があらわれます。
肌のトラブル
肌がカサカサしたり、粉をふいたり、くすんで見えるのは、乾燥した空気に加え、体内の水分バランスが崩れているサインです。
便秘になる
腸内の水分が不足すると、便が硬くなり、スムーズに排出されなくなってしまいます。
疲れが取れない
頭がぼーっとしたり、疲れが抜けないのも、血流の巡りが悪くなっていることが関係しています。
免疫力の低下
口や鼻の粘膜が乾燥すると、ウイルスや菌が侵入し、風邪やインフルエンザにかかりやすくなってしまいます。
他にも、冷え・肩こり・むくみなど、冬の“なんとなく不調”の影には、水分不足がひそんでいる可能性があります。

あなたは大丈夫?
冬の水分不足をチェックしてみましょう。
□ 一日に水をコップ3杯以下しか飲まない
□ トイレの回数が少ない・尿の色が濃い
□ 唇や肌が乾燥しやすい
□ 便秘ぎみ・お腹が重い
□ 頭がぼんやりする・集中力が続かない
ひとつでも当てはまるなら、“隠れ脱水”の可能性があります。

水分補給の落とし穴
水分を取るには、できるだけ白湯やカフェインレスのお茶を選びましょう。
胃腸にもやさしく、体を冷やさずにしっかり水分を届けてくれます。
以下のような飲み物には要注意です!
コーヒー・緑茶・紅茶
これらに含まれるカフェインには「利尿作用」があり、体の水分を排出しやすくしてしまうことも。
飲んだつもりでも、実は“うるおっていない”という落とし穴があるので要注意です。
ココア・ジュース系
甘くて美味しいですが、糖分が多いものを頻繁に飲むのは要注意。
血糖値の乱高下や、むくみにつながることもあるため、たまのご褒美として楽しむ程度にしましょう。

ちょこちょこ水分補給を
「水をたくさん飲まなきゃ!」と思うと、ハードルが上がってしまいますよね?
冬の水分補給は、“ちょこちょこ”がコツです。
たとえば、朝起きてすぐの一杯、寝る前の一杯。この2つを習慣にするだけでも、1日を通してうるおいのベースが整いやすくなります。
また、常温の水や白湯をマグに入れて、デスクやキッチン、目につく場所に置いておくのもおすすめ。
わざわざ「水を飲まなきゃ」と意識しなくても、手が自然に伸びます。

食事からも水分補給
「水を飲むのが苦手…」という方は、ぜひ食べ物を味方につけましょう。
野菜
大根・白菜・小松菜・ほうれん草などは、水分をたっぷり含んでいます。
これらを煮物や鍋、スープにすることで、水分+栄養+温かさの三拍子がそろいます。
体を芯から温めて、腸内環境も整えてくれるうるおいメニューです。
フルーツ
りんごやみかんなども水分+ビタミンが一度にとれる冬の味方。
おやつや食後のデザートにとり入れれば、自然と水分補給ができます。

さいごに
喉の渇きを感じにくい冬こそ、水分を意識的にとることが、美肌・代謝アップ・体調管理の土台になります。
「乾燥=肌表面」だけではありません。
体の中がうるおってこそ、血流や細胞のすみずみまで元気が届くのです。
今日から少しだけ“うるおい”を意識してみませんか?
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