
「歩くとすぐに疲れる」「靴擦れが当たり前になっている」・・そんな日々の小さな不調に、なんとなく慣れてしまっていませんか?
実はその原因、足元にあるかもしれません。
毎日のように履く靴だからこそ、自分の体に合った“やさしい靴”を選ぶことが、心地よく過ごす第一歩になります。
今回は、そんな“足にやさしい靴”の選び方をお届けします。

疲れの原因は靴?
「最近、少し歩いただけで足が重い」「家に帰ると足がむくんでパンパン」・・その不調、靴が関係しているかもしれません。
足は、私たちの体を支える土台。
姿勢やバランスを整える役割も担っていて、日々の靴の選び方ひとつで、全身への影響が大きく変わります。
特に40代以降は、筋力の低下や足裏のクッション機能が衰えやすくなるため、靴選びがますます重要になってきます。

あなたの靴、大丈夫?
普段履いてる靴、あなたは大丈夫ですか?チェックしてみましょう。
▢ 最近、足がよく疲れる
▢ 靴を脱ぐと足に跡がついている
▢ヒールの内側や外側がすり減っている
▢ 1年以上前に買って、そのまま履いている
▢ 履いていて足が痛くなることがある
結果
YESが1つでもあれば、靴の見直しサインかも!

おしゃれ靴の落とし穴
「この靴、かわいいから買っちゃった」「洋服に合うからこれにした」ファッション重視で靴を選ぶこと、ありますよね?
その靴、あなたの体を少しずつゆがめているかもしれません。
ヒールが高い靴
つま先立ちの姿勢が続くため、腰やふくらはぎへの負担が大きく、骨盤が前傾しやすくなります。
ぺたんこ靴(バレエシューズなど)
クッション性が乏しく、足裏や膝への衝撃が直撃です。
柔らかすぎるスニーカー
足がぐらつきやすく、正しい歩行ができず疲れやすくなります。
このように、デザイン性ばかりを優先すると、知らないうちに体のバランスを崩し、姿勢不良や慢性的なコリ、痛みにつながることも。

安価な靴のリスクとは
「安いし、履きつぶせればいいかな」「流行りものだしワンシーズンで十分」そんな理由で手に取った靴、実は体に負担をかけている可能性があります。
安価な靴のリスク
コストを抑えるために中敷きやクッション素材、靴底の構造が簡略化されていることが多く、足を守る機能が不十分です。
●衝撃吸収が弱く、足裏やかかとへのダメージが蓄積
●足が靴の中で安定せず、歩行バランスが崩れる
●足裏のアーチを支えられず、外反母趾や膝痛を引き起こす原因に

“いい靴”の選び方
靴選びで大切なのは、自分の足にしっかり“合っているかどうか”。
以下の5つのポイントを目安に、鏡の前やお店で実際に歩いて確認してみましょう。
足にしっかりフィットしているか
歩いているときに足が中でズレたりしないか。きちんとフィットしている靴は、安定感があり、余計な力がいりません。
つま先に適度なゆとりがあるか
指が窮屈すぎると、外反母趾や足のしびれの原因に。靴の中で指が軽く動くくらいが理想です。
かかとがしっかり固定されるか
歩行中にかかとがパカパカ浮く靴はNG。足がぐらつき、膝や腰への負担が増えてしまいます。
インソールにクッション性があるか
中敷きが固すぎないかチェックを。クッション性があることで足裏への衝撃をやわらげ、疲れにくくなります。
長時間歩いても疲れないか
試し履きして、少し歩いてみましょう。“履いたときの第一印象”ではなく、“歩いたときの快適さ”が大切です。

靴が変わると体も変わる
「たかが靴」と思われがちですが、足元が変わると、実は体のあちこちにうれしい変化が起こります。
腰や膝への負担が軽くなる
足に合った靴を履くことで、自然と体の軸が整い、正しい姿勢に。
さらに、背筋がスッと伸び、歩くときの重心も安定するので、腰や膝への負担が軽くなり、腰痛や肩こりがラクになることも。
むくみの改善
足裏のアーチがしっかり支えられると、足の血流やリンパの流れもスムーズになり、むくみの改善も期待できます。
アクティブになる
快適に歩けることで「動くのが面倒くさい」という気持ちも減り、自然と外に出たくなる、歩きたくなります。

信頼の靴ブランド3選
機能性と履き心地を兼ね備えた“頼れる靴”は、身近なブランドにもたくさんあります。
New Balance
長時間歩いても疲れにくい、優れたクッション性と安定感。足幅のバリエーションが豊富で、日本人の足にもフィットしやすいのが魅力です。
NIKE
スポーツブランドならではの軽さとフィット感。特に「エアマックス」や「リアクト」などは、ソールの反発力が高く、膝や腰にやさしい設計になっています。
最近は、スカートやワンピースにも似合うデザインも増えていて、大人女性のカジュアルコーデにも
ASICS WALKING
日本人の足に合わせた設計で、医療や整形分野でも評価が高いブランド。歩行の安定感、靴ずれしにくさ、インソールの柔らかさなど、足を大事にしたい人にぴったり。
特に「ペダラ」シリーズは、パンプスやローファーなのに歩きやすく、お仕事やフォーマルな場にも最適です。

さいごに
40代・50代になると、足の形や筋力、骨格も少しずつ変化してきます。
おしゃれも大切だけど、若い頃と同じ感覚で選ぶのではなく、今の自分に合った“やさしい靴”を選ぶことが、健康の第一歩につながります。
これからのあなたの毎日が、もっと軽やかで心地よいものになりますように。
2025年11月27日のみんなのアンケート結果!
自分の変化、誰に話してる?
回答人数:77940人でした!

