
無意識に足を組んでしまうクセ。
リラックスできるし、ついやってしまいますよね?
ですが、その背景には、体に“ゆがみ”や“むくみ”など、思わぬ不調をもたらすことも・・
一見、無意識のクセのようですが、体の声に耳を傾ける大切なサインかもしれません。
今こそ、毎日の座り方を見直してみませんか?

足組みが招く4つのリスク
足を組む姿勢がクセになっていると、じわじわと体のあちこちに不調が現れてきます。
骨盤のゆがみ
骨盤が左右どちらかに傾き、バランスが乱れがちに。それが続くと反り腰・猫背のクセがつき、姿勢が崩れやすくなります。
血行不良
脚を圧迫することで、リンパや血液の流れが滞りやすくなります。特に女性に多い「足先の冷え」「夕方のむくみ」「下半身太り」は、この習慣のせいかも。
肩こり・腰痛
骨盤のズレは背骨を通して、肩や首にも負担をかけます。慢性的な肩こり・腰痛がある人は、座り姿勢を見直してみましょう。
顔のゆがみ
身体のゆがみは、顔の筋肉やフェイスラインにも影響します。たるみやすくなったり、左右でまゆ毛や口角の高さが違うと感じたら、全身バランスを整えるサインかもしれません。

なぜ足を組んでしまうの?
そもそも、なぜ私たちは足を組みたくなるのでしょうか?
正しい座り姿勢がキープできない
長時間座っていると、背筋を伸ばすのがつらくなり、つい重心をズラしたり、足を組むことで、身体の“逃げ場”を作ってしまいます。
椅子やデスクの高さが合っていない
椅子が高すぎたり低すぎたり、「足が床にきちんとつかない」「ヒザが下がりすぎる」など、座る環境が合っていないと、自然に足を組んでしまいがち。
自宅・職場の椅子の高さ、見直してみませんか?
体幹や骨盤まわりの筋力不足
姿勢を保つための筋肉(体幹)が弱いと、まっすぐ座るのが辛くなり、無意識にバランスを取ろうとしてしまいます。
「猫背がち」「疲れやすい」と感じている方は要注意。
心理的な“安心感”があるから
足を組むと落ち着く、安心感があるという人も少なくありません。無意識に「自分を守る姿勢」になっていることも。
人前で緊張したり、居心地が悪い場面ほど、足を組んでしまうなら、心のサインかも。

正しい姿勢とは?
足を組まない姿勢を保つには、正しい姿勢を知っておくことが大事です。
正しい姿勢
• 椅子に深く腰をかける
• 足裏をしっかり床につける
• 膝の角度は90度を意識
• 左右のお尻に均等に体重を乗せる
クッションで骨盤をサポート
腰の後ろに、折りたたんだバスタオルや専用クッションを挟むと、骨盤が立ちやすくなり、ぐらつきを防いで、自然と正しい姿勢をとりやすくなります。

足を組まないための習慣
1日3分でできる簡単習慣をご紹介します。
骨盤ほぐし
仰向けに寝て、両ひざを立てた状態から、左右にゆらすだけ。骨盤のゆがみリセットに効果的。
ドローイン呼吸
背筋を伸ばして、お腹をぐっと引き込んだ状態でゆっくり呼吸。息を吐きながらお腹をへこませることで、インナーマッスルがじんわり目覚めて、姿勢保持力がアップ。
お尻ほぐし
座った姿勢で、お尻の下にテニスボールを置いてやさしく揺れる。硬くなった筋肉をゆるめ、骨盤が整いやすくなります。

さいごに
「整える」ことは、体だけでなく心にもやさしい変化をもたらしてくれます。
足を組まない座り方が自然になった頃、あなたの毎日がもっと軽やかになってるはずです♡
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