
気づけば、今年もあと少しですね。
「お部屋を片づけなきゃ」と思いつつ、ついつい後回しになってませんか?
今回は、断捨離のコツをお届けします。

心のざわつきは片づけサイン
年末が近づくと、なぜか心がざわついたり、落ち着かなくなったり・・それ、もしかすると、身のまわりにある“散らかり”が、心に影響を与えているかもしれません。
子育てや仕事で忙しく過ごしてきた年月の中で、気づけばモノが増え、管理しきれなくなっていることも。
見えていない場所、たとえば押し入れの奥や引き出しの中に、「持っているだけ」のモノが眠っていないでしょうか?
そうした“持ちすぎ”は、心にも無意識の負担をかけてしまいます。
年末という節目は、心と空間をすっきり整える絶好のタイミングです。
新しい年を気持ちよく迎えるためにも、まずは「自分が何を持っているか」を見直すことから始めてみましょう。

「捨てる」より「見直す」
「断捨離しなきゃ」と意気込むと、つい「捨てること」が目的になってしまいがち。
無理に捨てようとすると、罪悪感が生まれたり、疲れて途中で挫折してしまったりすることも。
大切なのは、“捨てる”ことよりも“見直す”こと。
今の自分にとって本当に必要か?日常で使っているか?という視点で、ひとつひとつ見つめ直してみましょう。
ときめきや思い出よりも、「ちゃんと使っているか」「役に立っているか」で判断していくと、自分の今とこれからに合ったものが自然と残っていきます。

どこから始めたらいいの?
断捨離を始めたいと思っても、何から手をつけたらいいのか分からない…そんなときは、「小さな場所」からスタートしましょう。
たとえば、バッグの中や引き出しひとつ。そこには意外と、使っていないレシートや期限切れのクーポン、何個もある同じアイテムなど、“いま必要ないもの”が潜んでいます。
判断のコツは、「期限が切れている」「重複している」「半年以上使っていない」の3つ。
この3つに当てはまったら、“手放しても困らないもの”と考えてみてください。
また、一気にやろうとせず「1回15分」と時間を決めて区切ると、気軽に取りかかれます。

一緒に「思い込み」も手放す
「いつか使うかもしれない」「高かったから捨てられない」ありますよね?
たとえば、「あの頃は痩せていたから着られた服」や「家族がくれたけど趣味じゃない食器」など、それらは、もはや“今のあなた”には必要ないかもしれません。
モノと一緒に、こうした過去への執着や、自分を縛っていた思考パターンを手放すことで、「私はこれが好き」「私はこう生きたい」という、あなた自身の価値観が見えてきます。

残すものの見極め方
断捨離の本質は「捨てる」ことではなく、「選びなおす」こと。
これからの自分が心地よく生きるために、本当に必要なモノは何か・・その視点で暮らしを見直してみましょう。
年齢を重ねると、何を持っているかより「どう使っているか」「どう感じているか」が大切になってきます。
「数」より「質」へ、量ではなく“自分との相性”で選ぶ暮らしへ。
たとえば、同じような服が10着あるよりも、気に入っていて毎回手に取ってしまう1着があれば十分。
お気に入りに囲まれた空間は、それだけで心が整い、日常の小さな幸せに気づきやすくなります。

心にゆとりができる
バタバタと忙しくなりがちな年末こそ、断捨離のタイミングです。
不要なモノを手放すことで、掃除の負担も軽くなり、準備にかける時間や労力もグッと減ります。
また、物理的な空間だけでなく、心にも“ゆとり”が生まれます。
空いたスペースには、自然と「新しいもの」「新しい気持ち」が入ってきます。

さいごに
モノを減らすことは、自分にとって本当に大切なものを見極めること。
慌ただしい年末こそ、心と空間を整える絶好のチャンスです。
あなたの暮らしを見直す断捨離、今日から少しずつ始めてみませんか?
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