
「食べなければ痩せるはず」
そう思って、1日1食にしているのに、なぜか体重が落ちない。
それどころか、お腹まわりだけが気になる…そんな違和感を感じていませんか?
実は40代・50代の体では、1日1食が“太りやすさ”を招くことも。
今回は「1日1食は太るのか?」をテーマに、大人女性の体に合う食べ方をお届けします。

1日1食は太る?痩せる?
結論から言うと、40代・50代の女性にとって、1日1食は太りやすくなります。
理由
✔ 代謝が若い頃より下がっている
✔ 筋肉量が減りやすい
✔ ホルモンバランスが変化している
この状態で食事回数を極端に減らすと、体は「飢餓モード」に入り、脂肪を溜め込みやすくなるのです。

なぜ1日1食だと太るの?
基礎代謝が下がる
食事は、消化・吸収するだけでエネルギーを使います。1日1食になると、その回数が減り、消費カロリーも自然と減少。
さらに、エネルギー不足が続くと、体は「省エネモード」に切り替わり、痩せにくい体に。
筋肉が落ちやすくなる
筋肉は、食事からのたんぱく質が材料。
1日1食では、必要量を一度に補うのが難しく、結果として筋肉が減りやすく、脂肪が燃えにくい体になります。
血糖値が乱れやすい
空腹時間が長いと、1食で一気に食べてしまい、血糖値が急上昇。
血糖値の乱高下は、「脂肪を溜め込む」「 甘いもの欲が強くなる」「食後の眠気・だるさ」につながりやすくなります。

40代・50代女性は「一日3食」
おすすめは、「1日3食」を、軽め・整え食で続けること。
極端に減らすより、分けて入れることが大切です。
朝は体にスイッチを入れる
朝食は「お腹を満たす」よりも、代謝のスイッチを入れる感覚で。
「ゆで卵+味噌汁」「ヨーグルト+ナッツ」「納豆+ごはん少量」など朝に何か入れること自体が、太りにくさにつながります。
昼はしっかり食べる
活動量が多い昼は、「たんぱく質」「炭水化物」「野菜」をバランスよく。
この時間にちゃんと食べておくと、夕方の間食や夜のドカ食いを防げます。
夜は「栄養補給」より回復重視
「具だくさんスープ」「魚・豆腐・鶏むねなど消化のよいたんぱく質」「炭水化物は少量 」など夜は軽くできると、翌朝の体の軽さが変わってきます。
2食派の人は
忙しい人や、朝がどうしても入らない人は、無理に3食にしなくてOK。
その場合は、「昼+夜」「朝+昼」など、連続で長時間空けないようにしましょう。

どうしても食欲がない日は?
更年期や疲れが重なると、「お腹が空かない・・」そんな日は、以下のような食品をおすすめいたします。
おすすめの“最低ライン”
• 味噌汁やスープ
• ヨーグルト
• ゆで卵
• 豆乳
• プロテイン
これだけでも、体は「エネルギーが来た」と安心します。
固形物がつらい日は?
• 野菜スープ
• ポタージュ
• スムージー(甘くしすぎない)
• 具なし味噌汁
噛むのがつらい、食べる気力がない日は、飲む形に変えましょう。

さいごに
40代・50代の体は、「食べないほど痩せる」仕組みではなくなっています。
1日1食で無理をするより、食事回数を整え、代謝や筋肉を守ることが、結果的に太りにくく、疲れにくい体につながります。
無理な食事制限より、“続けられる食べ方”を選んでいきましょう。
2025年12月17日のみんなのアンケート結果!
美容クリニック、通うなら?
回答人数:95190人でした!

