
なんとなく肌の調子がすぐれない日が続く…。
その影に、知らないうちにとりすぎている“トランス脂肪酸”が潜んでいるかもしれません。
パンやスイーツ、揚げ物など身近な食品に多いこの油は、40代・50代の肌や体調にかなりの大ダメージ。
今回は、なぜ良くないのか、無理なく減らすコツをお届けします。

トランス脂肪酸とは?
スーパーの棚に並ぶパンやクッキー、ふわっと香るデニッシュ、手軽に食べられる揚げ物…。
私たちの毎日に溶け込む食品の中には、じつは「トランス脂肪酸」という油が使われているものがあります。
トランス脂肪酸は、マーガリンやショートニングに多く含まれ、サクサク・しっとりとした食感を出したり、食品の保存性を高めたりするために、世界中で長く使われてきました。

どうして体に良くないの?
トランス脂肪酸が“よくない油”といわれる一番の理由は、血管の健康バランスを乱してしまうこと にあります。
体の中には、血管の流れを良くする「善玉(HDL)」と、血管に負担をかける「悪玉(LDL)」という2種類のコレステロールがあります。
通常なら、この2つがうまくバランスを取り合うことで、血管はしなやかで健康な状態を保てます。
ところがトランス脂肪酸を多くとると、「悪玉(LDL)が増える」「善玉(HDL)が減る」という “ダブルの悪影響” が起きてしまいます。
その結果、血管が硬くなりやすくなったり、流れが悪くなったりと、じわじわと体の中で不調が進んでしまいます。

肌の老化が早まるって本当?
トランス脂肪酸は、美肌の大敵です。
● くすむ
● 乾燥が進む
● 小ジワが目立つ
● 肌がゆらぐ
これらは、肌内部で起きている小さな炎症や酸化によるダメージのサイン。
さらに、肌のハリを支えるコラーゲンやエラスチンにも影響が出やすく、たるみや弾力低下を加速させてしまうことも。

健康へのリスク
トレンス脂肪酸は、肌だけじゃなく健康へのリスクも伴います。
太りやすくなる
トランス脂肪酸を摂りすぎると内臓脂肪や脂肪肝の原因になり、太りやすい体質に・・
さらに、血糖値を不安定にし、甘いものが欲しくなる“食欲スイッチ”を押してしまうため、 つい食べすぎるリスクも高まります。
冷えが強くなる
血管に負担がかかると、血流が滞る → 手足が冷える → 代謝が落ちる → さらに体が重いと、40代・50代の冷えを深めます。
疲れやすくなる
トランス脂肪酸を取り続けると、体の中は“ずっと軽い炎症モード”で、自律神経にも負担がかかり、「だるさが抜けない」「朝スッキリ起きられない」「集中力が落ちる」といった「慢性疲労」の原因に。

危険!高トランス脂肪酸食品
トランス脂肪酸は私たちの生活の「よく食べるもの」に紛れています。
朝のパン、疲れた日のご褒美スイーツ、子どものおやつ…。
成分表を見ない限り気づけないほど自然に使われているため、まずは“どこに入っているか”を知ることが大切です。
市販パン・菓子パン・デニッシュ
トランス脂肪酸の代表格。パンの“あのサクふわ感”を作るために、マーガリン、ショートニング、植物性クリームが使われます。
特に、デニッシュ系やクリーム入りの菓子パンは要注意です。
クッキー・パイ・ケーキ・スイーツ
サクサクのクッキーやパイ生地、しっとりケーキは、ショートニングやマーガリンの力で食感を演出しています。
ファーストフードの揚げ物
衣がカリッと仕上がる理由のひとつが、繰り返し加熱された油に含まれるトランス脂肪酸。
揚げ油を使いまわすほど酸化が進んで含有量が増えるため、外食の揚げ物は要注意です。
スナック菓子
ポテトチップス、スナック、クラッカーなど、油を使っている食品は、加熱と酸化によってトランス脂肪酸が生成しやすい環境になります。
植物性ホイップクリーム
「植物性だからヘルシー」と思いがちですが、実はマーガリンの延長のような存在。コーヒーフレッシュも要注意です!

トランス脂肪酸を減らす習慣
「気になるけれど、全部を変えるのは大変…」そんな40代・50代の女性が無理なく取り入れられる対策を集めました。
朝パンの日を“週1日”に
パン=NGではありません。
ただ、市販のパンはトランス脂肪酸を含みやすいので、基本は、和食(おにぎり、具だくさん味噌汁、ヨーグルトなど) にしましょう。
マーガリンから“オリーブオイル”へ
マーガリンは、トーストだけでなく、お菓子づくり・パスタなどにも使ってしまうため、知らないうちに増えてしまいがち。
オリーブオイル・アボカドオイルなど“自然のままの油”にチェンジしましょう
揚げ物の頻度を下げる
外食・総菜の揚げ物は、「金曜日だけ」「月に数回」などといった“マイルール”を作りましょう。
原材料表示を見る
毎日食べる食品の中に入っていないかどうか、体のために知っておきたいです。
「菓子パン」「クッキー」「パイ生地」「スナック菓子」…これらを選ぶときに、「ショートニング」や「マーガリン」が入ってないかチェックしてみましょう。
間食はヘルシーに
クッキーやスナック菓子の代わりに、「素焼きナッツ」「高カカオチョコ(70%以上)」「りんご・バナナ」などの加工度の低いおやつに変えましょう。

さいごに
トランス脂肪酸は、私たちの毎日の中にひっそりと潜む油。
知らずに摂り続けてしまうと、血管・肌・ホルモンバランスに少しずつ負担が積み重なります。
少しだけ注意して、「原材料を見てみる」「揚げ物を食べる頻度をさげる」・・そんな小さな習慣の積み重ねが、未来の肌や体の調子をやさしく守ってくれます。
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