
最近、親の物忘れや動きの変化に、ふと胸がざわつくことはありませんか?
大きな異変ではないけれど、「この先、大丈夫かな」とふと不安になる瞬間。
そんな40代・50代の女性に知ってほしいのが、「家事」という身近な認知予防です。
この記事では、家事がなぜ認知予防につながるのか、そして親にもすすめやすい理由をお届けします。

親の“ちょっとした変化”
「さっきも同じ話をしていたな」「前はもっとテキパキしていた気がする」「外に出る回数が減ってきたかも」大きな異変ではないけれど、ふとした瞬間に胸に引っかかる、親の小さな変化。
40代・50代になると、実家の両親や義両親の様子がこれまでとは違う意味で気になり始めます。
とはいえ、「病院に行こう」と言うほどでもない。「何か始めさせる」のも、角が立ちそう・・
そんなグレーゾーンの不安を抱える今だからこそ、無理なく、自然に取り入れられる認知予防を知っておきたいところです。

認知予防=日常を活かす
認知予防と聞くと、「脳トレ」「計算ドリル」「パズル」「習い事」といった「特別な対策」を思い浮かべる人が多いかもしれません。
もちろん、これらも意味はあります。
実際には?
✔面倒で続かない
✔ 興味を持ってもらえない
✔「まだ大丈夫」と拒否される
そんなケースも少なくありません。
そこで注目したいのが、新しいことを足すのではなく、今ある日常を“活かす”という考え方です。

「家事」は、最高の脳トレ
家事は、単なる作業ではありません。
ひとつひとつの動作の中に、認知機能を刺激する要素が自然に含まれています。
料理
・冷蔵庫を見て献立を考える
・手順を思い出す
・味を調整する
・同時進行で段取りを組む
洗濯や掃除
・どこから手をつけるか考える
・体を動かす
・空間や順序を把握する
これらはすべて、「考える・記憶する・判断する・動く」脳の総合トレーニング。
しかも、毎日の生活の中で無理なく、自然に行えるのが家事のいちばんの強みです。

認知予防おすすめの家事
すべてを任せる必要はありません。大切なのは、「少し考える工程」が含まれていることです。
とくにおすすめ
●献立を考える
●味付け・盛り付け
●買い物リストを作る
●必要な物を選んで買う
●掃除の順番を考える
●洗濯物を種類別に分ける
サポート的におすすめ
●洗濯物を干す・たたむ
●食器を片づける
●テーブルを拭く
●ゴミ分別をする
させすぎに注意
認知予防としての家事は、多ければいいわけではありません。
「疲れた様子」「ミスが増えて自信をなくしている」このように、家事をすることが負担になると逆効果になります。
週に数回、得意・慣れている家事を短時間(10〜30分)でできるものにしましょう。

親への声かけ例
認知予防の話題は、伝え方ひとつで受け取られ方が変わります。
OK
「これお願いできる?助かるんだ」
「一緒にやってくれると心強いな」
「昔のやり方、教えてほしい」
「やっぱり〇〇は任せると安心する」
NG
「ボケ防止のためにやったほうがいいよ」
「最近ちょっと心配だから、家事して」
「何もしないとよくないらしいよ」
「テレビで言ってたから」
不安・否定・命令に聞こえやすく、防衛反応や反発が出やすいので要注意です!
コツ
「健康のため」というより「あなたが必要」「あなたにお願いしたい」という思いを伝えましょう。
家事を通して生まれるのは
✔ 誰かの役に立っている実感
✔ 家族の一員としての居場所
✔ 自分はまだ必要とされているという自信
これらは、認知機能だけでなく、心の健康にも深く関わります。

あなた自身にも大切な理由
この話は、親世代だけのものではありません。
40代・50代は、仕事や家庭で忙しく、気づかないうちに「考えずに動く」「ルーティンだけの生活」になりがちな年代。
家事を「考えながら」「体を動かし」「役割として行う」ことは、自分自身の認知予防にもなります。
家事を「義務」ではなく、「未来の自分を守る習慣」と捉え直してみましょう

さいごに
毎日の家事の中には、考える・動く・誰かの役に立つという、脳にとって大切な要素が自然に詰まっています。
親にとっても、あなたにとっても、無理なく、自然に、続けられる認知予防。
今日の暮らしが、未来の安心につながっていきます。
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