
朝起きると顎がだるい、肩がこる、フェイスラインが張ってきた…。
その不調、もしかすると「歯ぎしり」や「食いしばり」が原因かもしれません。
40代・50代はストレスやホルモン変化の影響で、無意識に顎へ力が入りやすい世代。
放っておくと歯だけでなく、顔の印象や全身の不調にもつながることがあります。
この記事では、今日からできる予防法をお届けします。

歯ぎしりチェック
あなたはいくつ当てはまりますか?
▢朝起きたとき、顎がだるい・重い
▢こめかみが痛くなることがある・締めつけられるような頭痛
▢首や肩こりが慢性的にある・マッサージしてもすぐ戻る。
▢舌のふちがギザギザしている・鏡で舌を見ると、歯の跡がついている。
▢頬の内側に白い線がある
▢集中すると奥歯に力が入る・パソコン作業・家事中・考えごとしてる時に無意識に噛んでいる。
▢日中、上下の歯が触れていることが多い
▢詰め物や被せ物がよく取れる
▢フェイスラインが張ってきた・エラが目立つ・顔が四角く見える。
▢ストレスを感じやすい・我慢することが多い・緊張しやすい。
結果
▶0〜2個
今のところ大きな心配は少なめ。
ただし、歯を離す意識は続けましょう。
▶3〜5個
軽い食いしばりの可能性あり。
日中の予防習慣を始めるタイミング。
▶6個以上
歯ぎしりの可能性が高め。
セルフケア+歯科相談も視野にいれましょう。

歯ぎしりのタイプ
歯ぎしりは、以下の3つのタイプがあります。
✔ ギリギリと音がするタイプ
✔ 音はしないが強く噛みしめるタイプ
✔ 日中の無意識な食いしばり
実は大人女性に多いのは、「音が出ない食いしばり型」です。
だから家族にも気づかれず、自分でも気づきにくいのです。
本来、リラックスしているときは上下の歯は触れていません。軽く口を閉じていても、歯と歯の間にはわずかな隙間があります。
それが常に接触している状態は、顎にとって大きな負担です。

なぜ40代・50代に増える?
40代・50代は、身体も心も“変化の真っ最中”です。
ストレス
仕事・家庭・親の介護・子どものこと…。
責任の多い世代だからこそ、無意識に力が入りやすくなります。
更年期の影響
女性ホルモンの変化により、自律神経が乱れやすくなります。
交感神経が優位になると、体は緊張モードに。
その緊張が顎に出ることがあります。
睡眠の質の低下
眠りが浅いと、夜間の歯ぎしりが起こりやすくなります。
姿勢の崩れ
スマホ首や猫背は、顎に負担をかけやすい姿勢。
頭が前に出るほど、噛みしめやすくなります。

歯ぎしりでエラが張る!?
顎の筋肉(咬筋)が常に緊張していると、以下のような変化が出てきます。
歯ぎしりが顔に与える影響
✔ エラが張る
✔ フェイスラインが四角く見える
✔ ほうれい線が深くなる
✔ 口角が下がる
✔ 顔が疲れて見える
筋肉は使いすぎると発達します。
その結果、「頑張っている顔」になりやすいのです。

歯ぎしりは体にも影響が!?
歯ぎしりや食いしばりは、顔だけの問題ではありません。
顎は頭・首・肩・背中と筋肉でつながっているため、全身に影響が広がります。
頭痛(特にこめかみ)
顎の筋肉(咬筋・側頭筋)は、こめかみまでつながっています。
噛みしめが続くと側頭筋が緊張し、締めつけられるような頭痛が起こりやすくなります。
首・肩こり
顎の緊張は首へ、首の緊張は肩へ。
慢性的な肩こりが改善しない場合、原因が“顎”ということも少なくありません。
めまい・耳の違和感
顎関節は耳の近くにあります。
顎の緊張が続くと、耳鳴りや軽いめまい感を引き起こすケースも。
歯のトラブル
寝ている間の噛む力は、体重以上になることもあると言われています。歯がしみる・すり減る・詰め物が取れる・歯にヒビが入るなど、歯には相当な負担がかかっています。
睡眠の質の低下
夜間の歯ぎしりは体を緊張状態にします。
朝起きたときにスッキリしない、疲れが抜けないのもサインのひとつ。

要注意!悪化させるNG習慣
スマホ首・猫背
頭が前に出る姿勢は、顎に常に力が入りやすい状態。
スマホ時間が長い人ほど要注意。
寝る直前のスマホ
ブルーライトだけでなく、情報刺激そのものが交感神経を高め、
夜の歯ぎしりを助長します。
ガムの噛みすぎ
咬筋を鍛えすぎることに。
“健康のため”が逆効果になる場合も。
ストレスをため込む
怒りや不安を我慢する人ほど、顎に力が入りやすい傾向があります。
頬杖・片側噛み
顎関節に左右差が生まれ、負担が増します。

日中の食いしばり対策
日中の対策は、意識づけがカギになります。
歯を離す意識を
デスクやスマホに「歯を離す」とメモを貼ったり、1時間に1回のアラームで歯が離れているかチェックしましょう
リセット呼吸
鼻から4秒吸う→口から8秒ゆっくり吐く
呼吸は自律神経を整える最強ツール。
姿勢チェック
耳・肩・腰が一直線になる意識しましょう。
スマホは目の高さ・肩をすくめない
咬筋マッサージ(やさしく)
頬骨の下あたりを円を描くように軽くほぐす。
強く押さないのがポイント。

夜の食いしばり対策
夜は無意識の時間。だから“環境”を整えることが大切です。
寝る30分前はデジタルオフ
脳を興奮状態から落ち着かせる。
ぬるめ入浴(38〜40度)
副交感神経を優位に。
首元を温める
蒸しタオルでもOK。
首の緊張が抜けると顎もゆるみやすい。
就寝前の顎ストレッチ
ゆっくり口を開け閉め5回。
左右に軽く動かす。
マウスピース(歯科相談)
根本解決ではないものの、歯を守る意味で非常に大切です。歯の摩耗や破折を防ぎます。

さいごに
歯ぎしりは、頑張りすぎている体からのサインかもしれません。
40代・50代は、力を入れるよりも“ゆるめる”ことが大切。
まずは今日、上下の歯をそっと離すことから始めてみましょう。
小さな習慣が、顔も体もやさしく整えてくれます。
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