
口内炎ができると、いつもなら何ともない食事でも、「しみる!」「噛むと痛い」「食べたいのに箸が進まない」と、食事そのものがつらくなりますよね?
だからといって、食べやすいものだけで済ませていると栄養も偏りがちです。
大切なのは、口にやさしく、必要な栄養もとれること。
今回は、口内炎があるときでも食べやすく、回復をサポートしてくれるレシピをご紹介します。

食べやすくするポイント
口内炎がつらい日は、いつもの卵や豆腐、ご飯、魚も「やわらかく・薄味に・熱すぎない」を意識すれば、ぐっと食べやすくなります。
やわらかい
硬い食べ物は、噛んでいるときに口内炎へ触れて刺激になりやすくなります。
ご飯は雑炊にする、野菜はしっかり煮る、肉や魚は細かくするなど、少ない力で食べられるやわらかさを意識しましょう。
なめらか
ゴロゴロした具材やザラザラした食感より、茶碗蒸し、豆腐、スープなど、口当たりのなめらかな料理が食べやすくなります。
口の中で刺激になりにくい形にすることがポイントです。
熱すぎない
熱々の料理は刺激になります。
スープや雑炊も、できたてをすぐ食べるのではなく、人肌程度まで冷ましてから。
「痛くなく食べられる温度」を優先しましょう。
刺激が少ない
唐辛子やこしょうなどの香辛料、酸味の強い食品、塩味の濃い料理などは、口内炎にしみます。
いつもより薄味を意識しましょう。

茶碗蒸し
茶碗蒸しは、口当たりがなめらかで飲み込みやすく、口内炎があるときでも食べやすいです。
卵には、粘膜の材料となる良質なたんぱく質が豊富に含まれています。
材料(2人分)
卵…2個
だし汁…300ml
薄口しょうゆ…小さじ1
鶏ささみ…30g
絹ごし豆腐…50g
しいたけ…1枚
作り方
① 卵を溶きほぐし、だし汁と調味料を混ぜます。
② 小さく切った具材を器に入れ、卵液を注ぎます。
③ 蒸し器で約15分蒸し、卵が固まったら完成です。
※熱すぎると刺激になるため、少し冷ましてからいただきましょう。

豆腐雑炊
消化がよく、たんぱく質と水分を一緒に補給できます。食欲がない日にもおすすめです。
材料(1人分)
ご飯…100g
絹ごし豆腐…150g
だし汁…300ml
卵…1個
小ねぎ(お好みで)
作り方
① 鍋にだし汁とご飯を入れて軽く煮ます。
② 豆腐を加え、崩しながら温めます。
③ 溶き卵を流し入れ、ふんわり固まったら完成です。

鮭と野菜のおじや
鮭には良質なたんぱく質やビタミンB群が含まれ、にんじんやかぼちゃなどの野菜を加えることで栄養バランスも整います。
材料(2人分)
ご飯…150g
甘塩鮭…1切れ
にんじん…30g
かぼちゃ…50g
だし汁…500ml
作り方
① 鮭は骨と皮を取り除き、ほぐします。
② 野菜はやわらかくなるまで煮ます。
③ ご飯と鮭を加え、全体を5分ほど煮込めば完成です。

ふんわり卵スープ
のどごしがよく、水分補給にも役立ちます。短時間で作れるので、食欲がない日にもぴったりです。
材料(2人分)
卵…1個
だし汁…400ml
水溶き片栗粉…適量
小ねぎ(お好みで)
作り方
① だし汁を温め、水溶き片栗粉で軽くとろみをつけます。
② 溶き卵をゆっくり流し入れ、ふんわり固まったら完成です。
※とろみをつけることで口当たりがやさしくなり、口内炎への刺激も抑えられます。

やわらか鶏団子スープ
鶏ひき肉はやわらかく、たんぱく質をしっかり補給できます。
野菜も一緒に摂れる、栄養満点のスープです。
材料(2人分)
鶏ひき肉…150g
絹ごし豆腐…50g
おろししょうが…少々(痛みが強いときは省略)
片栗粉…小さじ1
白菜…100g
にんじん…30g
だし汁…500ml
作り方
① 鶏ひき肉、豆腐、片栗粉を混ぜ、小さく丸めます。
② だし汁で白菜とにんじんをやわらかく煮ます。
③ 鶏団子を加え、火が通るまで5〜6分煮たら完成です。

台無し?NGアレンジ
口内炎の日は、こんなアレンジに注意しましょう。
七味・ラー油を足す
「少しくらいなら」と入れたくなりますが、唐辛子などの辛味は口内炎への刺激になります。
口内炎が落ち着くまでは、食べやすさを優先しましょう。
こしょうをたっぷり
スープや卵料理に使いたくなるこしょうも、刺激を感じるなら控えめに。
レモン・お酢でさっぱり
酸味の強いものは、口内炎に触れるとしみやすくなります。
熱々のまま食べる
雑炊やスープは熱々がおいしい料理ですが、口内炎の日は少し冷ましてから。
硬いトッピングを追加
ナッツ、硬めのクルトンなど、食感の硬いものは口の中を刺激しやすくなります。
具材も小さく、やわらかくして食べやすさを優先しましょう。
味を濃くする
「薄味だと物足りない」と調味料を追加すると、口内炎にしみる原因になります。
治るまでは、いつもより薄めを意識しましょう。

さいごに
口内炎が痛む日は、無理をせず、やわらかくする、薄味にする、少し冷ますなど、“今日の口が食べやすい形”に変えてあげることが大切です。
茶碗蒸しや雑炊、スープなどを上手に取り入れながら、痛みが落ち着くまでは口にやさしい食事を選びましょう。
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