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骨粗鬆症を防ぐ!40代50代の骨ケア習慣

2025年4月24日
チュアプレス
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美容と健康のナチュアプレス


「骨粗鬆症はもっと年配の人の話」…そう思っていませんか?

実は、骨が弱くなる準備は40代・50代からすでに始まっています。

でも大丈夫。骨は、今からの小さな習慣でしっかり守ることができます。

未来の私が「ありがとう」と言ってくれる、そのための骨ケア。

まずは、自分の骨とやさしく向き合うことからはじめてみませんか?


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骨粗鬆症とは?


骨粗鬆症とは、骨の密度や強度が低下して、骨がもろくなる病気のこと。

ちょっとつまずいただけで骨折してしまう、転んだだけで背骨がつぶれてしまう…。

そんな“骨の脆さ”が特徴で、知らないうちに骨折していたということもある、とても怖い病気です。


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骨のピークは20代!


女性の骨密度は、20代がピーク。その後は、少しずつ減っていきます。

特に、40代後半から50代にかけては、閉経を境に女性ホルモン(エストロゲン)が急激に減少することで、骨を守る力がぐんと落ちる時期。

つまり、「骨粗鬆症は高齢になってからの病気」ではなく、“今この時期”こそ向き合う大切なタイミングなんです。

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女性が骨粗鬆症になりやすい訳


実は、骨粗鬆症は男性よりも女性に多い病気だと言われています。

その大きな理由は、「女性ホルモン(エストロゲン)」の変化にあります。


女性ホルモンが骨を守ってくれている?

エストロゲンは、女性らしさをつくるホルモン…というイメージが強いですが、実はそれだけではなく、骨を健康に保つ大切な役割も担っています。

私たちの骨は、日々少しずつ「壊す」「つくる」というサイクルをくり返しています。このバランスが保たれている間は、骨はしっかりと丈夫なまま。

ところが、閉経を迎えてエストロゲンが減ってしまうと、骨密度が急激に低下してしまうのです。


40代・50代は“骨貯金”の減りはじめの時期

閉経前後の40代〜50代は、まさに骨密度がガクンと落ちはじめる時期。

自覚症状がないまま進んでしまうからこそ、「まだ大丈夫」と思っている間にも、骨の中では静かに貯金が減っている…そんな状態になりがちです。

しかもこの年代は、

ダイエットでカルシウム不足

忙しさで運動不足

日焼けを避けて太陽不足(ビタミンD不足)

と、骨に必要な条件がそろいにくい時期でもあります。


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骨粗鬆症チェック!あなたは大丈夫?


「私はまだ大丈夫」と思っていても、知らず知らずのうちに骨密度が下がっていることも。

特に40代・50代は、骨の減りはじめを自覚しにくい時期だからこそ、早めの気づきが大切です。

以下の項目、あなたはいくつ当てはまりますか?


✔ 家族に骨粗鬆症の人がいる

骨の弱さは遺伝的な体質も影響します。親や祖父母に骨折経験が多い方は要チェック。

✔  生理が不規則だった・閉経が早い(45歳未満)

女性ホルモンの減少は骨密度に直結。閉経が早い方は骨が弱くなりやすい傾向に。

✔  やせ型(BMI18以下)、極端なダイエット経験がある

骨を守るには適度な体重と筋肉が必要。痩せすぎは骨密度低下のリスクに。

✔  牛乳や乳製品が苦手、カルシウムが不足しがち

カルシウムは骨の材料。日頃の食事で足りていないと、骨の貯金が減る一方。

✔  外に出ることが少ない(日光を浴びない)

ビタミンDは、カルシウムをしっかり吸収するために必要。日光を浴びる時間が少ないと不足しやすい。

✔  運動習慣がない・座りっぱなしが多い

骨は刺激を受けることで強くなるため、動かない生活は骨にとってマイナス。

✔  喫煙している、またはお酒をよく飲む

たばこやアルコールの摂りすぎは、骨をもろくする原因に。


当てはまる数が多いほど、骨粗鬆症のリスクが高め!今の生活を少しだけ見直すサインかもしれません。

骨粗鬆症は、薬に頼る前にできる「毎日の積み重ね」で、大きく予防できる病気。

特に40代・50代の女性は、閉経による女性ホルモンの減少で骨が弱くなりはじめる時期だからこそ、「今からできること」が未来の骨折予防につながります。

では、どんなことを意識すればいいのでしょうか?


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骨を育てる栄養はカルシウム+D+K


「カルシウム=骨の栄養」というイメージは浸透していますが、実は カルシウム単体だけ摂っても、体にはうまく吸収されないことがわかっています。


摂取したい栄養素

ビタミンD(腸からのカルシウム吸収を助ける)

ビタミンK(カルシウムを骨に届け、定着させる)



特に大人女子は要注意

ダイエットで乳製品や油を控えている

日焼けを避けて外に出ない(ビタミンD不足)

納豆が苦手(ビタミンK不足)

こうした日常のちょっとしたことが、実は骨の栄養不足につながっています。


こんな食べ合わせがGOOD!

鮭のホイル焼き+ほうれん草のおひたし+納豆ごはん

牛乳+干ししいたけの味噌汁

豆腐と小松菜の煮びたし+サバの塩焼き


POINT

✔脂溶性ビタミン(D・K)は 油と一緒に摂ると吸収率UP!

✔炒め物やドレッシングと組み合わせるのも◎。


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骨と筋肉はセット!たんぱく質強化


骨そのものを強くするだけでなく、骨を支える筋肉がしっかりあることも、骨折予防には欠かせないポイントです。

筋肉があると、転びにくくなり、もし転んでも骨折しにくい体になります。

さらに、筋肉が動くことで骨に“良い刺激”が加わり、骨を強くするホルモンの分泌もアップ。

1日のたんぱく質の目安

体重1kgあたり 1g程度(50kgなら50g) が目安。

(例:鶏むね肉100gで約20g、納豆1パックで約8g)


たんぱく質を効率よくとるコツ

毎食、たんぱく質を意識する(朝・昼・夜)

肉・魚・卵・大豆製品をバランスよく

ヨーグルトやプロテインも上手に活用


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骨を強くする運動!負荷を味方に


骨は “適度な衝撃”を受けると強くなる性質 があります。

寝たきりの人が骨折しやすいのは、動かないことで骨への刺激が減ってしまうから。


おすすめの骨ケア運動

かかと落とし(1日30回を目安に。電車待ちの間にもできる!)

スクワット(膝に負担がない範囲で。深くしゃがまなくてもOK)

ウォーキング(速足で20〜30分。骨だけでなく心肺機能も◎)


POINT

運動は「強度」より「継続」が大切。1日10分からでもOK!

ラジオ体操も意外と骨にいい運動です。


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ビタミンDは太陽から!


カルシウムの吸収に必要不可欠な「ビタミンD」。実は 日光(紫外線)を浴びることで、私たちの体の中でも作ることができる のです。


どれくらい浴びればいい?

春〜秋:15分〜30分(手のひらや腕など)

冬はもう少し長めに。

 「散歩ついでに」「ベランダで朝のコーヒーを飲みながら」など、無理のない範囲で。


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骨に悪い習慣?


タバコのニコチンは骨の血流を悪化させ、骨を壊す細胞(破骨細胞)を活性化させます。

また、アルコールのとりすぎは カルシウムの吸収を妨げ、骨の形成を邪魔します。

ポイント

タバコ → 本数を少しずつ減らす

お酒 → 「休肝日」を週2〜3日つくる

「おつまみはカルシウム多め」にチェンジ(チーズ、しらす、枝豆)


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骨密度、今チェックすべき理由


「骨粗鬆症って、症状が出てから気づくものだと思っていた」そんな声、実はとても多いんです。

でも、骨粗鬆症は骨がもろくなっていても痛みがないまま進行するのが特徴。

だからこそ、症状が出る前の「今」、自分の骨の状態を知っておくことが大切なんです。


「骨密度」ってなに?

骨密度とは、骨の中にどれくらいカルシウムやミネラルが詰まっているかを表す指標。イメージとしては、骨の“すき間”がスカスカなのか、ぎゅっと詰まっているのか…その密度を数値で測ったものです。骨密度が低いほど、骨は折れやすい状態にあります。


いつ測ればいい?

40代後半〜50代になったら、一度は骨密度チェックを

閉経が早かった人(45歳未満)

家族に骨粗鬆症や骨折経験がある人

やせ型で食事に偏りがある人

→ このような方は、より早めのチェックがおすすめです。


測定できる場所

内科・整形外科

市区町村の健康診断(無料や低価格で実施している場合も)


ポイント


「検査」と聞くと少し身構えるかもしれませんが、健康診断の延長のような感覚で受けられます。

自分の骨の今の状態を知ることが、将来の安心につながります。

また、もし数値が低めでも、落ち込む必要はありません。早めに知って、今からできるケアを始めれば、骨折リスクをしっかり減らすことができるんです。

何も知らずに過ごすより、「ちょっと見ておこうかな」「今の自分を知っておこうかな」と思えたあなたは、もうしっかり自分を大切にできています♡


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さいごに


骨は見えないからこそ、気づかないうちに弱っていることも。

でも、今始める小さなケアが、未来の自分の“動ける力”を守ってくれます。

がんばりすぎなくて大丈夫。できることから、ゆっくり、やさしく。

10年後のあなたが「ありがとう」と言ってくれる、“骨ケア貯金”を今日からはじめてみませんか?



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