
体の中から元気をチャージできる食材「ゴーヤ」。
独特の苦味に抵抗がある方もいるかもしれませんが、実は美容や健康にうれしい栄養がたっぷり詰まっているんです。
今回は、40代・50代の女性にこそ取り入れてほしい、ゴーヤの魅力と効果的な食べ方を解説していきます。

ゴーヤってどんな野菜?
ゴーヤは、沖縄の定番野菜として知られる夏の代表格。
6月〜8月にかけて旬を迎え、暑さによる体のだるさや食欲不振をやさしく整えてくれる“食べるおくすり”のような存在です。
独特の苦味のもとである「モモルデシン」には、胃の働きを助けて食欲を引き出す作用があり、夏バテ予防にもぴったり。
また、抗酸化力のあるポリフェノールや、ビタミン・ミネラルがバランスよく含まれていて、加齢とともに感じやすい不調のケアにも期待できるんです。

ゴーヤの美容健康効果
ゴーヤには、女性にうれしい栄養がたっぷり詰まっています。
紫外線や肌のくすみにアプローチ
ゴーヤは、レモンに負けないほどのビタミンCを含み、美白や紫外線によるダメージ対策に◎。
しかも、ゴーヤのビタミンCは「加熱に強い」ため、炒め物やスープでもしっかり補えます。
血糖値ケア&ダイエットに
苦味成分の「モモルデシン」や「チャランチン」は、血糖値を緩やかに保つ働きがあるとされ、糖質オーバーが気になる方にもうれしい味方。
腸内環境のサポート
ゴーヤには不溶性食物繊維が多く含まれ、腸のぜん動運動を活性化し、便秘対策にも効果的。またカリウムが豊富で、塩分の排出をサポートし、むくみや高血圧のケアにも。
疲労感・イライラの軽減にも
ビタミンB1・B2などの代謝を助けるビタミン群や、カルシウムも含まれ、ホルモンバランスの乱れやメンタルの揺らぎが気になる時にもおすすめです。

効果的な食べ方とは?
美容と健康のために、せっかく食べるなら、栄養を逃さず取り入れたいですよね?
栄養を無駄なくとる調理法
ビタミンCを守りたいなら、油と一緒に炒める・サッと加熱がおすすめ。
オリーブオイルでの炒め物、鶏むね肉とゴーヤのオイスター炒めなども美味しく、タンパク質と組み合わせると満足感もアップします。
苦味が苦手な方には下ごしらえを
1. ゴーヤを縦半分に切って、ワタと種をスプーンでしっかり取り除く
2. 薄くスライスし、塩をふって軽くもむ
3. 沸騰したお湯で10〜20秒さっとゆでる
→ この3ステップで、かなり食べやすくなります。

ゴーヤの上手な保存法
ゴーヤは、鮮度が落ちやすい野菜。なるべく早めに使いきるのが理想ですが、ちょっとした工夫で長持ちさせることもできます
冷蔵保存(短期保存向け)
✔丸ごとの場合:新聞紙で包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。3〜5日以内に使いましょう
✔カット後の場合:ワタと種を取ったうえで、密閉容器+キッチンペーパーで包んで冷蔵。2〜3日が目安
冷凍保存(長期保存向け)
✔スライス→塩もみ→軽くゆでる→水気をよく切って冷凍保存
凍ったまま炒めたりスープに使えて便利です。

食べる前に注意!!
体にいいとはいえ、注意点もあります。
食べすぎると胃腸に負担に
特に胃が弱い人・冷え性の方は、過剰摂取でお腹がゆるくなることも。1日に食べる量の目安は1/2本程度。
生での摂取は様子を見ながら
ゴーヤは生でも食べられますが、強い苦味や酵素によって消化に負担を感じる人も。体調にあわせて加減を。

ゴーヤに合う食材7選
豆腐(木綿)
イソフラボン+たんぱく質+ビタミンCで、美肌&ホルモンバランスに◎。
木綿豆腐を使うと、水分が出にくく炒め物がベチャッとなりにくいです!
鶏むね肉
高たんぱく・低脂質で、ダイエット&疲労回復サポート。鶏むねはそぎ切り&酒で下味をつけるとしっとりやわらかくなります。
ツナ缶
手軽な良質たんぱく+油分でゴーヤの脂溶性ビタミンの吸収UP。
卵
たんぱく質とビタミンCの相性が◎。免疫力アップや髪・肌に。卵がゴーヤの苦味をやわらげ、まろやかな味わいに仕上げてくれます。
豚肉(薄切り)
ビタミンB1で疲労回復、ゴーヤのビタミンCとのW効果で夏バテ予防に。脂身の少ない部位(ロースやもも)を選ぶとヘルシー!
しらす
カルシウム補給+苦味とのバランスがよく、おつまみにも◎ゴーヤを薄切りにして軽くゆでると食べやすくなります。
ナッツ(くるみ・アーモンド)
ビタミンEや良質脂質をプラスして、アンチエイジング効果UP

さいごに
ゴーヤは、夏の不調を整えてくれる心強い味方。
苦味の奥には、女性にうれしい力が詰まっています。
この夏は、ゴーヤを味方に、内側から“美”を育てていきましょう♡
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