
がんばって糖質制限しているのに、思うように痩せない…。
そんなジレンマ、感じていませんか?
実はその原因、あなたの努力不足ではなく、やり方の落とし穴にあるのかもしれません。
今回は、間違った糖質制限で起こりやすい不調と、「正しい糖質の整え方」を解説します。

あなたは大丈夫?
以下の項目にいくつ当てはまりますか?
□ ご飯・パンは控えているのに、体重が減らない
□ 糖質ゼロ食品をよく選んでいる
□ 食物繊維をあまり意識してとっていない
□ 最近、お通じのリズムが乱れている
□ 肌の調子がなんとなく悪い・くすみが気になる
□ 甘いものを我慢しすぎて、ストレスがたまる
□ 食後に強い眠気やだるさを感じることがある
□ 「糖質=悪」と思っている
2つ以上チェックがついた方は、もしかすると「間違った糖質制限」を行っているかもしれません。

糖質抜きで代謝低下?
糖質=太る、と決めつけていませんか?
たしかに糖質のとりすぎは肥満につながりますが、糖質は本来、私たちの体や脳を動かすための大切なエネルギー源です。
極端に糖質を減らすと、体は「栄養が足りていない」と判断し、脂肪を燃やすどころか、省エネモードに切り替わってしまいます。
特に40代・50代は、筋肉量が自然と減っていく年代。筋肉が減ることで、基礎代謝もさらに低下し、やせにくくなります。
つまり、「糖質を減らす=代謝ダウンでやせにくくなる」負のスパイラルに陥ってしまうのです。

糖質オフ=ヘルシーとは限らない
「糖質ゼロ」「低糖質」と書かれていると、つい安心して食べてしまいがち。
ですが、ちょっと待ってください!!
市販の糖質オフ食品の中には、糖質を減らす代わりに「植物油脂」を多く加えていたり、「人工甘味料」「保存料」「添加物」などがたっぷり使われているものも多く存在します。
「糖質が少ない=太らない」と思い込んで食べすぎると、かえって太りやすくなってしまいます。
商品の“裏面表示”で原材料や栄養成分をしっかりチェックする習慣をつけましょう。

糖質制限で不調に!?
「糖質を減らしてから、便秘気味になった」「肌のハリがなくなってきた」そんな変化、感じたことはありませんか?
極端な糖質制限は、腸内環境の悪化・肌トラブル・筋肉量の減少・倦怠感・疲労感・集中力の低下につながります。
さらに、腸内環境が乱れると、セロトニン(幸せホルモン)も減少し、メンタルにも影響が・・

糖質の正しいつきあい方
「糖質=悪」と、すべてカットするのではなく、「良質な糖質」を上手に取り入れていくことが大切です。
✔ 白米→玄米や雑穀米に置き換える
✔パン→全粒粉パンやライ麦パンを選ぶ
✔ おやつ→果物や甘酒、ナッツ類に変える
✔ 夜遅くの糖質は控える(夕食を19時までに済ませる など)

無理なく食べて痩せる
無理なく続けるために、以下のポイントを取り入れてみましょう。
主食を抜かない
ご飯は「小盛り」にして、満足感をキープ。ゼロにするより、続けやすくなります。
食べる順番で血糖値対策
「野菜→たんぱく質→糖質」の順で食べるだけで、血糖値の上昇がゆるやかに。空腹でいきなり糖質を食べないように注意しましょう。
甘いものは「完全禁止」にしない
甘いものが大好きな人ほど、我慢しすぎると反動が出やすくなります。
「週末に少しだけ」「フルーツで満たす」など、自分なりのルールを決めるとストレスが軽減されます。

安心!おすすめ食品リスト
では、糖質を控えながらも安心して食べられる“腸も肌もよろこぶ”食品は、どんなものがあるのでしょうか?
日常に取り入れやすいおすすめ食材をピックアップしました。
玄米・雑穀米
白米よりも食物繊維が豊富で、血糖値の上昇もゆるやか。腹持ちもよく、満足感を得やすい主食です。
ブロッコリー・キャベツなどの野菜
低糖質でビタミン・ミネラルも豊富。かさ増しにも使え、食事のボリュームアップにぴったりです。
大豆製品(豆腐・納豆・おからなど)
良質なたんぱく質と食物繊維を含み、腸活にも効果的。お腹の中からキレイを育てます。
たんぱく質(鶏むね肉・ささみ・卵など)
低脂質・高たんぱくでダイエットの味方。代謝アップや筋肉の維持にも役立ちます。
ギリシャヨーグルト(無糖)
糖質控えめでたんぱく質たっぷり。腸内環境のサポートにもおすすめです。
アボカドや海藻類
脂質が多いアボカドも、良質な脂として適量ならOK。ミネラルが豊富な海藻も取り入れて◎。
りんごやベリー類
果糖が気になるフルーツですが、少量ならOK。食物繊維や抗酸化成分が豊富です。

さいごに
糖質オフで大事なことは「我慢」ではなく「選び方」。
抜きすぎず、良質な糖質を味方にしながら整えることで、体も心もラクになります。
あなたの体に合った“やさしい糖質コントロール”で、これからの毎日をもっと軽やかに過ごしていきましょう♡
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